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インディカー

いんでぃかー

インディカーとは、北米ローカルにして最大規模のフォーミュラカーレース。

紆余曲折あった概要


かつてはCART(Championship Auto Racing Teams)と呼ばれていたが、インディアナポリス500マイルレースを主催していたインディアナポリスモータースピードウェイ運営会社が新しいレース機構・インディ・レーシング・リーグを立ち上げ、弱体化したCART機構を最終的に吸収合併する形で現在の形となった。

特徴

  • シャシー

一番の特徴は、グループCと同じく車体のアンダーフロアも空力パーツとして設計するウイングカー形式の車体が使われること(ただし、ディフューザーに電動ファンやエンジン排気管出口を仕込みより多くの気流を流してダウンフォースを増やす仕組みは禁止されている)。競合いになった時に発生する乱気流により事故が多発しているが、乱気流に対する影響を少なくする設計と万が一事故が起きてもドライバーと観客の命を守るための各種安全対策で対処している。
現在はダラーラ社作成のDW12によるワンメイク。2017年まではエンジンサプライヤーでもあるシボレー・ホンダ両社による各種空力パーツの装着が認められていたが、チームごとの参戦資金上限が30万9000ドルまでと規定されていることもあり、2018年シーズンからは同じくダラーラ社が開発したユニバーサルエアロキットを全チームが使用する形となっている。

  • エンジン
前述したとおり現在は規定により「2.2L以下6気筒以下の直噴ツインターボエンジン」をシボレーとホンダの2社が供給。エンジンコントロールユニットはマクラーレン製。回転上限は12000rpmと定められているが、ストリート及びロードコースでは回転上限向上(+200rpm)とブーストアップ(+11kPa)により一定時間のパワーアップを行う「プッシュ・トゥ・パス(いわゆるオーバーテイクボタンの使用)」が認められている。最高出力はオーバルトラック用で約550馬力、プッシュ・トゥ・パスが使用可能なロード/ストリートコース用で約700馬力。
両社とも供給全チームに全く同仕様のエンジンを供給すること、仕様変更したエンジンを使うのには他チームの許可を必要とすることが義務付けられている。

なお、2021年シリーズから排気量を200cc引き上げ2.4Lにすることが決定している。

  • 燃料
CART時代から伝統的にメタノールが使われてきた。燃焼熱量がガソリンより少ないため過剰になりがちなエンジンパワーを抑制できる、爆発の危険が少なく引火しても水で消せるといったメリットがある反面、炎が透明で出火が分かりにくいというデメリットもあった。現在は環境に配慮してトウモロコシから作るバイオマスエタノールにガソリンを15%混ぜた混合燃料が使われる(ガソリンを混ぜることで炎が見えるようになり、火災に対するより迅速な対応が可能になった)。
  • コースレイアウト
シリーズ戦の約1/3が左周りのオーバルトラックにより行われる。伝統のインディ500マイルレースではレースの平均速度は370km/hオーバー、最高速は380km/hを優に超える。これを揶揄してよく「インディカーは左にしか曲がらない」と言われることもあるがロード/ストリートコースではちゃんと右にも曲がりますよ。

このように、イコールコンディションを徹底させたレギュレーションにより、シリーズ戦はドライバーの技量とチームのマネジメント能力が純粋に問われるスリリングな展開が見られることとなった。

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