沿革
『シェヴィー』(Chevy)とも呼ばれ、アメ車の代表格のひとつ。
1911年にゼネラルモーターズ創業者の一人ウィリアム・C・デュラントが、ビュイックレースチームのレーサー、ルイス・シボレーをコンサルタントとして起業したメーカーで、低価格大衆車を販売して短期間に人気となった。
当時銀行にGMの経営権を剥奪されていたデュラントは、GMをシボレー・モーター・カンパニーの子会社とすることで1915年にGMの経営者に復帰し、シボレーはGMの一部門となった。
その後もアメリカNo.1ブランドの地位を保ち続けたが、1973年のオイル・ショック以降はシボレー車も小型化・省エネ化が必須となり、いすゞ、スズキ、トヨタ、セナラ(GMコリア→世韓→大宇→韓国GM)と連携し、グローバルなブランドとなっていった。
2014-2015シーズンよりマンチェスター・ユナイテッドのスポンサーを務める。
でもGMですから
上記の理由でSUZUKIのワゴンRソリオにシボレーのエンブレムをつけただけのMWや、TOYOTAにゴリ押しで販売させたキャバリエなど、単なるリバッジも多い。
韓国GM(GM Korea)
北米以外では主にオペルやホールデンの車種をリバッジしてシボレー・ブランドで販売しているが、近年は2000年に子会社化した韓国・大宇自動車の車種をリバッジして新興国市場向けにシボレー・ブランドで売るようになった。2011年には同社を「韓国GM(GM Korea)」に改名させている。この会社は以前にも「GMコリア」だった時期があった(1972~76年)。
過去に日本で販売されていたソニック(ジェントラ)、キャプティバ(ウィンストーム)、オプトラ(ラセッティ)は韓国GM製である。
現在の販売車種
北米で販売されていない車種は斜体字で示した。
スポーツカー
SUV
トレイルブレイザー・・・北米向けと南米向けが存在する。