曖昧さ回避
- Call of Duty 4 MODERN WARFAREの略称。→
【COD4】
- モンスターワールドシリーズの略称→【モンスターワールド】
- オリジナル作品『鋼兵記メタルウォリアー』の略称。
- ウルフウッドの略称。
- 手塚治虫の漫画、及びそれを原作とした映画。本項で解説。
概要
鉄腕アトムやブラック・ジャックなどで有名な手塚治虫が1976年から1978年にかけてビッグコミックで連載されていた作品。
本作では同性愛と猟奇殺人を取り扱っており、主人公が絶対悪で善の心が一かけらもないという点でも手塚治虫の作品の中で異彩を放つ。
2009年には手塚治虫生誕80周年を記念して玉木宏、山田孝之を主演に映画化された。
pixiv内では、この映画版のファンアートが多数を占める。
ストーリー
沖縄近くに沖ノ真船島という小島があり、そこに隠されていた某国軍の化学兵器ガスMW(ムウ)が漏出する。島民は全滅するのだが、難を逃れた二人の少年がいた。
日本と某国の政府により事件は闇へと葬られ、15年の歳月が流れる。
少年のうち一人である結城美知夫はMWの後遺症によって精神を病んだ稀代の殺人鬼になってしまう。
しかし昼間の彼は真面目なエリートな銀行員……彼の正体と企みを知っているのはただ一人、当時島で一緒になったもう一人の少年賀来巌神父だけだった。
MWに体を冒されて死期の近い美知夫は、事件を闇に葬った犯人に次々と復讐しながら、MWを手に入れて、自分が死ぬ時、世界中にMWをばらまき、全人類を道連れにしようと企んでいた……。
男色関係にもある主人公二人の、MWをめぐる世にもおぞましい事件の火蓋が切られる…。
登場人物
殺人、強姦、誘拐…と平然と重ねる「悪の化身」。
表の顔は関都銀行新宿支店貸付主任。
少年時代に沖ノ真船島のMWガス禍を生き延びたが倫理感覚を喪失。後遺症でしばしば発作を起こし自らの短命を悟っていた。
美貌と性的魅力を武器に女たちや賀来を操り変装術を駆使。女性になりすますこともある。
聖職者として美知夫の中の悪魔と戦いながらも彼との断ち切れぬ「関係」に苦悩する。
昔は非行少年で、惨劇の日に仲間と訪れた沖ノ真船島で当時小学生だった美知夫と出会う。
洞窟内で彼を犯し、2人のみがガスの直撃を免れた。