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ビルドロン

びるどろん

『トランスフォーマー』シリーズに登場する部隊・グループの一つ。
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概要

建設車両に変形するデストロンディセプティコン)の陸上部隊で、彼らを総称して「ビルドロン師団」と呼ばれる事もある。6体が合体すると巨人兵デバスターとなる(デバスターについては該当記事を参照)。なお、北米を中心とした英語圏での呼称はコンストラクティコンズ(Constructicons)であり、合体形態がデバステーターという呼称。

初登場はシーズン1の最終回で、「地球のデストロン臨時基地で開発した」とメガトロンは発言しており、実際に地球の大気の影響でセイバートロン星生まれのTFが皆行動不能になった時には同じく地球で作られたダイノボットと共に影響を受けていなかった。しかし、シーズン2では「元はオメガスプリームの友人で善良な性格だったが、メガトロンに洗脳された」というエピソードが描かれた。海外ではこれを根拠に「シーズン1と2はパラレルワールド」と主張するファンも存在する。

主な任務は秘密基地や新兵器の開発。パワーと機動力を兼ね備えた部隊であり、基地建設、破壊活動ともに優れ、共同作業も多いため結束も固いのだが、『トランスフォーマー2010』では惑星ジャールで軍団一斉に落ちぶれて暮らしていた時はエネルゴンキューブを奪い合い、アストロトレイン が食べようとするとデバスターに合体して仲間同士での醜い争いを起こした。サウンドウェーブが「ビルドロン皆、馬鹿バカリ」と言ったのもむべなるかなか。

第2シーズンで描かれた過去とオメガスプリームとの関係

ビルドロンは所属こそデストロンだが、セイバートロン星の優秀な都市建設技術者であり、彼らの築いた都市の一つに「クリスタルシティ」がある。このクリスタルシティはオメガスプリームによって警備されており、彼とビルドロン達は親友同士であった。

しかし、彼らの友情はメガトロンが製作した自律洗脳装置「ロボスマッシャー」によって引き裂かれた。ロボスマッシャーによって洗脳されたビルドロンはメガトロンに忠実な破壊者となり、デバスターへの合体も可能となった。彼らは自分達が築いたクリスタルシティを廃墟に変えてしまい、更にに合体しデバスターとなってオメガスプリームに襲い掛かり、ロボスマッシャーにかけようとした。抵抗の末にオメガスプリームは辛くも洗脳を免れたが、感情の欠損という後遺症が残ってしまった。

なお、続編の『2010』で描写されたマトリクスの記録では、8体のビルドロンらしきロボがメガトロンを開発しているシーンがある。数が違うことから別人と取ることもできるが、地球で開発したと言われた件も含めて説明がつかない矛盾が多く、出自がよくわからない存在となっている。

メンバー

輸送兵ロングハウル

TFツイログ


CV:グレッグ・バーガー/吹:江原正士 ほか
ダンプカーに変形。建設作業などでは荷物の運搬を担うが、自分のポジションが気に入らないらしく、ダンプカーに生まれてきた事を嘆いたり、不満を口にすることも。

ビークルモードのカーゴ部分にデバスターの腰アーマーを取り付ける事で「バトルミサイルダンプ」となり、デバスターに合体する際は胴体に変形する。

後年にハズブロより発売された『コンバイナーウォーズ』版では合体する際のポジションのせいで皺寄せが来たらしく、仲間達が痩せ気味になったと見紛うほどにふくよかでありながら、頭部と腕部は肥大化していないという中々に歪な体格になってしまった。

建築兵スクラッパー

TFLOG


CV:マイケル・ベル/吹:石井敏郎ほか
ホイールローダーに変形。一応部隊のリーダー格で設計に秀でているが、謙虚な性格でそれ以外にも頭脳労働に携わっている。

ビークルモード後部にデバスターの胸部ウイングを取り付ける事で「ジェットウイングドーザー」となり、デバスターに合体する際は右脚に変形する。

IDWパブリッシングのコミックではなんと途中で死亡してしまい、その後釜に関する大騒動が起きている。同じくホイールローダーに変形するオートボットスクープはその渦中に巻き込まれ、ビルドロンと同じカラーにリペイントされてしまった。

衛生兵グレン

ウォー・ウィズィン - ビルドロン ~ グレン ~


CV:ニール・ロス/吹:塩屋翼ほか
クレーン車に変形。精密作業が得意で、その腕前はあのホイルジャックも一目置くほど。トランスフォーマーに使われる回路だけでなく、それの千分の一のサイズの品も修理できる。メガトロンからも信頼があり、報告も彼の役である場合が多い。

ビークルモードの車体にデバスターの頭部ユニットを装着する事で「ダブルキャノンクレーン」となり、デバスターに合体する際は頭部から胸部にかけての部分に変形する。 ちなみに英語圏ではフック(Hook)という名前だった。

偽装兵ミックスマスター

未完成の絵をお互い投げつけて完成させよう企画


CV:フランク・ウェルカー/吹:島香裕ほか
ミキサー車に変形。特殊作業担当で、車を溶かして鉄を精製する事や酸の調合が可能。ビークルモードでデバスターのライフルを車体に取り付ける事で「ビッグバズーカミキサー車」となり、デバスターに合体する際は左脚に変形する。

採掘兵スカベンジャー

ビルドロン詰め合わセット1


CV:ドン・メシック/吹:喜多川拓郎ほか
装軌式ショベルカーに変形。ショベルモードでのバケット部にはセンサーが内蔵されており、採掘作業を担当する。不運の持ち主で、デバスターに合体する際にダイノボットに隙を突かれて集中攻撃を受けたり、メカの不調の為にミックスマスターから修理を受けていたところをサイバトロンに見つかりメガトロンに怒られるなど、災難に遇う事が多い。

その一方で『ザ・ムービー』では他のデストロンと共にサイバトロンの宇宙船に侵入し、プロールを射殺している(初期プロットでは溶かして殺す予定だった)。

デバスターの右腕部をドリルに換装し、ビークルモードの車体に装着する事で「ドリルミサイルショベル」となり、デバスターに合体する際は右腕に変形する。

破壊兵ボーンクラッシャー

昼食


CV:ニール・ロス/吹:難波圭一
ブルドーザーに変形。スカベンジャーと同じく採掘を担当。メンバーの中では好戦的な性格だが、泣き言を言うスカベンジャーを叱るなど他のメンバー同様仲間意識は強い。デバスターの左腕部をドリルに換装し、ビークルモードの車体に装着する事で「ドリルミサイルドーザー」となり、デバスターに合体する際は左腕に変形する。

G1版の玩具

1984年に旧タカラ(現:タカラトミー)より発売されていた『ダイアクロン』の「建設車ロボ」の仕様変更品で、放送当時は各メンバーの単品と6体セット仕様がそれぞれ発売されていたが、『ダイアクロン』版に付属していたジオラマセットは削除されている。

1992年の『トランスフォーマーG2』においてアメリカで発売された製品は成型色が従来の緑色からオレンジ色となり、更にヨーロッパでは黄色に変更されたものの、欧州版は合体ジョイントが省かれているため、デバスターへの合体は不可能。

2011年11月26日には、タカラトミーより『トランスフォーマーアンコール』名義で6体セット仕様のビルドロンが復刻販売され、2013年1月26日にはデバスター頭部の造型をゴーグル状に改修し、各メンバーのカラーリングをアニメの仕様に近づけたアニメカラーVer.も発売されている。

コンバイナーウォーズ

2015年には合体戦士を現在の技術でリメイクした『コンバイナーウォーズ』版デバステーターがハズブロより発売。合体後のサイズは45cm(このサイズは「タイタンクラス」と命名された)の大型商品となった。合体後のサイズが旧玩具に比べ一回り以上も大きくビルドロン部隊の各メンバーもボイジャークラス相当の大きさで、他の合体戦士(兵士)との互換性が皆無でもあるせいか、商品としても高価である。

後に日本では『ユナイトウォリアーズ』としてタカラトミーより発売され、全体に渡って細かい改善が施されており、カラーリングがよりアニメ版に近づけられた他、『コンバイナーウォーズ』版には付属しなかった新規造型のビルドロン各メンバーの銃が付属(合体後は背中に収納可能)し、これらの肘関節・膝関節の構造も見直され、従来品よりも可動範囲が向上している。アニメでは回によってたびたび変わっていたデバスターの目も差し替え無しでゴーグルとツインアイを切り替えることができるようになった。

G1版の余談

  • トランスフォーマーザ・ムービー』ではサイバトロンシティ攻略戦に参加。デバスターに合体してその圧倒的なパワーと基地の砲撃すら通じない防御力でサイバトロンを蹂躙、増援として駆けつけたダイノボット相手にも優勢に戦った。メガトロン亡き後のニューリーダー決定戦ではデバスター合体時は無敵と主張し、メンバー共同でリーダーになると言い出した。
  • 前述のオメガスプリームとは長きに渡る因縁があり、海外における商品展開では彼がライバルとして扱われていたが、日本では諸事情によりオメガスプリームの玩具が発売されなかったため、TVCM等では代役としてダイノボットがライバルとして扱われた。
  • トランスフォーマーZ』ではバイオレンジャイガー率いる九大魔将軍の一人・技術将軍デバスターとして登場。背中にはマントを羽織り、右肩に巨大なドリルを備えている。ビルドロンへの分離はせず、終始デバスターのままであった。劇中ではゾディアックを巡り、地中でダイアトラスと死闘を繰り広げるが、ダイアトラスの策略によりマグマに呑み込まれた末に溶かされてしまった。


スーパーリンク

CV:ドン・ブラウン/吹:飛田展男
名前こそビルドロンだが、こちらは部隊の名称ではなく建設合体兵士ビルドロンという名前の合体戦士。言うまでもなくかつてのデバスターに当たるキャラクターなのだが、その名前は前作の『マイクロン伝説』に登場する同名のサイバトロン戦士として既に使ってしまったのでこの名前になった。アメリカを中心とした英語圏での名称はコンストラクティコンマキシマス(Constructicon Maximus)である。ミックスマスターがいなくなった5体合体となっているが、各々が建築車両に変形し、手足を入れ替えたスクランブル合体が可能。

スカベンジャーは鉱山用パワーショベルに、スクラッパーとボーンクラッシャーはホイールローダーに、ロングハウルとグレンはクレーン車に変形する。ちなみにスカベンジャー以外の手足を構成するメンバーは意志の無いドローンという設定である。

アニメでは第40話「ガルバトロンの蘇る野望」にて相棒のブルーティカスと共にスーパーエネルゴンの泉で眠っていたところをガルバトロンによって復活させられ、彼の部下となる。最終決戦では、スペリオンに動きを封じられたところにアフターバーナーの攻撃を受け、中枢となるスカベンジャーが倒されたことで機能停止。残った四体は手足を失ったスペリオンに利用され、ブルーティカスを倒すきっかけとなった。

シャッタード・グラス

善悪が反転した世界を描いた『シャッタード・グラス』(以下:SG)では、冷酷無比なオートボットのリーダー・オプティマスプライム率いるオートボットに抵抗する正義のディセプティコンに所属。カラーリングは白と赤で、かつてのプロテクトボットを連想させる配色となっている。後方支援が主な任務で、修理や戦闘が少ない地域での捜索活動が多い。全員の名前こそ出ているものの、ボーンクラッシャーのみコミックの中で姿が描かれたことはなく、デバスターに合体できるかどうかは不明。

シャッタードグラス世界に転送され、敵と知らずに接触したオプティマスプライムに半殺しにされて投棄されたクリフジャンパーを、ロングハウルとスクラッパーが発見し回収。その後、基地に収容した後にスクラッパーとグレンが修理作業に入るのだが、様々な検査結果から回収してきたクリフが偶然生き返ったSG世界のクリフジャンパーでもそのクローンでもなく、もしかすると異なる次元から来たクリフかもしれないと推測することになる。いわばクリフがSG世界のディセプティコンに身を寄せるきっかけを作ったキャラクター達である。

実写映画

我らコンストラクティコンズ


実写映画第2作目『トランスフォーマーリベンジ』に登場。ただし、日本では部隊名が海外準拠のコンストラクティコンズ、さらに合体形態もデバステーターとなっている。

メンバーは2019年の玩具のラインナップによれば、ランページ、スクラップメタル、ロングハウル、ハイタワー、ミックスマスター、スクラッパー、オーバーロード、スカベンジャーの8体であるが、実のところハッキリしていない。

第5作目の『最後の騎士王』でもケイド・イェーガーがトランスフォーマー保護活動の根城としているスクラップ置き場にキャタピラー社製の当時最新機種のショベルカーに変形するコンストラクティコンズ風のトランスフォーマー(トレンチ)が一人在籍している。ただし、所属はオートボットで、キャタピラー社とのコラボレーションによって生まれたトランスフォーマーのようだ。

アニメイテッド

kria_TFA_Constructicons


かつてのビルドロンのメンバーの名を継いだキャラクターはスクラッパーとミックスマスターの2名のみだが、本作ではフォークリフトに変形するダートボスが新たに加わった。

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