曖昧さ回避
G1
CV:フランク・ウェルカー/吹き替え:島香裕ほか
初代アニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』に登場するデストロンのビルドロン師団に所属する偽装兵。ミキサー車に変形し、デバスターに合体する際は左足に変形する。ハンドガン型の武器ビームボンバーとデバスターの携行武器となるビルドレーザー砲が主な武器で、ビークルモードの車体にこれらの武器を取り付けることで「ビッグバズーカミキサー」となる。玩具に付属しているカードの解説によれば、この他にも8000℃の高熱を放つ赤外線砲や、物が歪んで見える斜光機も装備している。
特殊作業を担当するBC兵器の達人で、ドラムミキサーの中には酸と結合材が入っており、岩塊からロボットまで様々な物質を溶解・再構成して鉄骨や熔解液などを精製する事が可能。アニメではビークルモードではキャブの上部から大砲を出してミキサー内で調合した熔解液を発射するシーンもあった。
実写映画版
実写映画第2作目『トランスフォーマーリベンジ』から登場。マックトラックス社製のミキサー車から変形し、デバステーターに合体する際は頭部に変形する。ドラムシェル部分と、ボンネットに飾られた犬の小像のマスコットにはディセプティコンマークがあしらわれている。
ドラムシェルを分割してボディ前面に配置し盾として使用可能なほか、背中のキャノン砲を展開した「バトルモード」と呼ばれる姿にも変形できる。テックスペックでは他のコンストランクティコン(実写映画版のビルドロン)よりも頭脳のランクが一つ上。
薬品の調合や毒物など兵器には欠かせない物を作る事が出来るため、他のディセプティコンからは頼りにされているらしい。
トランスフォーマーリベンジ
メガトロン復活のシーンから登場。ミキサー車として船に紛れ込み、他のコンストラクティコンと共にメガトロンが沈む海底へと向かっている。ドクター(スカルペル)の「(メガトロンが復活する為の)パーツが足りない」という言葉を聞き、ロングハウルと共にスクラップメタルを部品取りの為に殺害した。後にブルックリン橋に登り、国旗を叩き落していたのもミックスマスターである。
終盤でのエジプトでの戦いでは他のコンストラクティコンズと共にビークルモードのままでシモンズらの前に現れ、直後にデバステーターへと合体。更に別個体がアメリカの特殊部隊と戦っていたが、そちらは最終的にジェットファイアーと交戦し、破壊されている。
ダークサイド・ムーン
映画本編に登場はしなかったが、その前日談となるゲーム(日本未発売)にてアイアンハイド編のステージボスとして登場。メガトロンから指示を受けてディセプティコンを率い、デトロイトを攻撃、オートボットとNEST部隊が出動する事態になる。
廃工場ではラチェットを急襲して重傷を負わせ、助けにやって来たアイアンハイドに対しても四肢に装備したシールドと持ち前の機動力を生かした突進により翻弄するも、最期はホイルジャック製の新兵器、ヘビーアイアン2.0を装備したアイアンハイドにより自慢のシールドを破壊され、力尽きた所をトドメの一撃で頭を撃たれ斃された。
アニメイテッド
CV:ジェフ・グレン・ベネット/吹:中村大樹
『アニメイテッド』では、オールスパークの欠片による影響で後輪がキャタピラかつブルドーザー状のバケットを持つミキサー車から生まれたミックスマスターが登場。髭の濃い中年男性のような外見。
誕生当初は相棒のスクラッパーと同様、オートボット・ディセプティコン双方付かず離れずの状態だったが、誘惑に弱いためオイルに釣られてディセプティコンに正式加入する。スクラッパーよりも大胆な性格で、バンブルビーからは「オッチャン」呼ばわりされていた。
腕からセメントを打ち出すことが出来る。
日本語の吹替えを担当した中村氏は『ビーストウォーズ』シリーズでライノックスを演じている。