「サイバトロンの総司令官ビクトリーセイバーは宇宙の塵と消え去った。わしはこの大宇宙を征服しデストロンゾーンを作る」
「それに必要な超エネルギー……」
「必ず奪い集めるのだ!!」
概要
CV:郷里大輔
デスザラス亡き後、太陽系の外れにある第10番惑星に現れたデストロンの新破壊大帝。その目的は宇宙を征服し、デストロンゾーンを造ること。
その実現のために九大魔将軍を操り超エネルギーをかき集めさせ、王子カインの故郷である惑星フェミニアを消滅させた。
全身を黒いローブのようなもので覆っており、トランスフォーマーなのかは不明だが、クインテッサ星人よろしく3つの顔を持ち、それぞれ喋り方も性格も違う。
・・・なのだが、OVAでは冒頭にしか登場しないうえ、戦っている描写も皆無、さらにダイアトラスのインパクトが強すぎるせいで、空気と化している。
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以下、ネタバレ注意!
OVAでは冒頭でしか登場しなかったものの、講談社「テレビマガジン」の連載でその正体が明らかになる。
バイオレンジャイガーは、これまでサイバトロンに倒されたデストロン兵士の怨念の集合体だったのだ。
ギャラクシーシャトルとその中にいたカインとアキラ少年ごと超エネルギー・ゾディアックを手に入れたバイオレンジャイガーは、彼らを救うため第10惑星に向かったダイアトラスらパワードマスターの前に立ちはだかる。
そして、クワガタムシにも似た顎を持つバイオン、歪な一本角を持つレンジャー、両手にカマキリのような大鎌を持つイガーンという三体の昆虫型メカに分離しパワードマスターに襲い掛かった。
パワードマスターの正義の力に圧倒された三体は火の鳥の姿へと変化。だが、ゾディアックの力で巨大戦艦ビッグパワードとなったパワードマスターのレインボーパワードアタックによって消滅した。