G1(ウェーブ)
『2010』に登場したサイバトロンの鉱石技師であり、ミニボットの1人。4WDタイプのオフロードカーに変形。
英語圏ではスワーブという名前で、冶金学者となっている。スワーブ(逸脱)の名が示す通り、常に考え事をしている為に注意力が散漫であり、ビークルモードで道路を走行している時に関係無い事に気を取られて横道に逸れ、しばしば事故を起こしがちである。
両手には金属を分析するセンサーを内蔵。最高速度は時速192km/hで、最大走行可能距離は800km。
アニメでは第5話「クインテッサの星人の陰謀」で登場し、他のミニボット達と共にダイナザウラーに立ち向かうも踏み潰されて首だけを残した状態で地面に埋まってしまった。
玩具はギアーズの仕様変更品で、2008年には『2010』に登場した他のミニボットと共に若干の修正を加えて復刻販売されている。
プライム
『プライム』劇中には登場していないが、ウォーブレークダウンの玩具の仕様変更品として発売。
装甲車に変形し、サーキュラーソー(電動丸のこ)に変形するアームズマイクロン・ソウが付属している。
科学の理論に夢中になるあまり、注意力が散漫になりがちな点は元祖スワーブ(ウェーブ)と同じだが、オートボット・ディセプティコンを通じてアームズマイクロンの存在を認知している数少ないトランスフォーマーであり、彼らの秘めた力を悪用されない為にその秘密を他人に明かさない事を約束しているとの事。
IDW
IDW社より出版されているアメコミでは『More than Meets the Eye』から登場。ロストライト号船内でバーを担当しており、お喋りな性格。
戦争前はレーサーのブラーに憧れており、ブラーもまた彼の影響なのか、『Robots in Disguise』にてバーを開く事となる。
物語が進むなか、武器の扱いに慣れてない事が判明。その後、ブレインストームがスワーブの為に製作した「マイ・ファースト・ブラスター」を受け取る。
玩具シリーズの『ジェネレーションズ』の海外版では、このIDW版が製品化された。無人偵察機と銃に変形するフランカーというマイクロンが付属。
レジェンズ
『レジェンズ』にてジェネレーションズを仕様変更して、「LG08 スワーブ&テイルゲイト」の名前で発売された。
マイクロンはフェイサーに改名された。フェイサーのウェポンモードは、コミックで手にした武器「マイ・ファースト・ブラスター」を意識したカラーリングが施されている。
コミックでは、テイルゲイトやフェイサーと共にダイナザウラーに立ち向かう姿が描かれた。だが、また地面に埋まってしまった。
最後はラットルの夢オチとも取れる内容なものだった。