概要
A-10サンダーボルトⅡ対地攻撃機に変形するミニボット部隊所属の空中戦士。
日本語版担当者はスタースクリームを担当する鈴置洋孝で、担当順的にはパワーグライドが兼役である。(日本版の初登場のみ堀内賢雄)
エアーボット部隊が登場するまではサイバトロン軍の貴重な航空戦力として活躍した。
同軍の好戦的なメンバーの象徴ともいうべき赤いボディではあるが、性格は比較的穏やかで人懐っこい一面もある。少しお調子者なところもあるが任務には忠実。
地球で出会ったアストリアという女性にお熱な一面も。
セイバートロン星にムーンレーサーという恋人がいるのだが、浮気になるのでは…。
当初、パワーグライドの声は担当する鈴置の得意とする陽気なイケメン系統の声で演じていた。
が、どういうわけか回を重ねるごとにどんどんへたれ声に変貌していき、お調子者のキャラが定着していく。
この声質はスタースクリームと共に他作品では滅多に聞けない鈴置洋孝の隠れたレパートリーである。ただ声はへたれっぽいわりに、小さい身体とは打って変わって肝は座っている。
ユニクロン戦争にて仲間が次々戦死する中で生き延びており、続編の2010では鈴置がレギュラー担当から外れたことから江原正士に変更された。
ただし16話のみスタースクリームとの兼役で鈴置が担当している。
ちなみにこの後、アストリアやムーンレーサーとはどうなったか不明。
Pixivではアストリアとのカップリングイラストが多い。
漫画版
放送当時、児童誌『テレビマガジン』で連載されていた漫画版では、初代シリーズの最終回において主役級の活躍を見せる。
このエピソードは唯一原作者ではなく作画担当者がストーリーも考えた回であり、同氏がパワーグライドの玩具を「ユニークな形だから」という理由で気に入っていた為に生まれたとのこと。