概要
トランスフォーマー2010の続編にあたる作品で、1987年11月9日から11日までに放送された全3話のミニアニメ。『ザ・リバース』とはタイトルではなく、サブタイトルに当たる。
アニメーションの製作担当は前作でメインだったAKOM。
同じ時期に日本でも2010の続編であるザ☆ヘッドマスターズが放送されていたが、一部の登場人物が共通している以外にストーリーの繋がりは無く、互いにパラレルワールドの関係にある。
また、日本語吹替版に於いてはコンボイ、ガルバトロン、ナレーション以外の登場人物の声優が総入れ替えになっている他、一部の名称が原語版と共通になっている(例:セイバートロン星がサイバトロン星に、ホットロディマスがホットロッドの名称になっている等)。
日本では放送されておらず、長らく見ることが出来なかったが1996年に発売されたヘッドマスターズのLDボックスに映像特典として収録され、そこで吹き替えも行われた。2001年に発売された2010のDVDボックスにも収録されている。
後にカートゥーン・ネットワークの放送や動画サイトの配信によって知名度が上昇、一部の登場人物を元にした玩具が日本展開でも販売されることになった。
政宗一成のナレーションが本作にもあるが、「たあっぷりご覧頂こう!」「頑張れスパイク!」等異常にテンションが高い。
本作を最後にアメリカでは新規でのトランスフォーマーのアニメ展開は一旦終了し、1996年のビーストウォーズで復活するまではアメコミや玩具で展開されていくようになる。
登場キャラクター
サイバトロン
- コンボイ(CV:玄田哲章)
- ウルトラマグナス(CV:相沢正輝)
- アーシー(CV:湯屋敦子)
- フォートレスマキシマス(CV:安井邦彦)/セレブロス(CV:成田剣)
- クロームドーム(CV:安井邦彦)/スタイラー(CV:成田剣)
- ハードヘッド(CV:伊藤栄次)/デュロス(CV:宝亀克寿、堀川仁(第2話から))
- ブレインストーム(CV:中博史)/アルカナ(CV:坂口賢一)
- ハイブロウ(CV:柳沢栄治)/ゴート(CV:安井邦彦)
- ポイントブランク(ブランカー)(CV:坂口賢一)/ピースメーカー(CV:相沢正輝)
- シュアショット(サーショット)(CV:成田剣)/スポイルスポート(CV:坂口賢一)
- クロスヘアーズ(CV:堀川仁)/ピンポインター(CV:相沢正輝)
- ホットロッド(CV:高瀬右光)/ファイアーボルト(CV:柳沢栄次)
- カップ(CV:石井隆夫)/リコイル(CV:柳沢栄次)
- ブラー(CV:伊藤栄次)/ヘイワイヤー(CV:堀川仁)
- パンチ(スペースパンチ)(CV:宝亀克寿 柳沢栄次)
- エアーボット
- テクノボット
- プロテクトボット
- スロットルボット
- クローンボット
- アルファ・トライオン(CV:中博史)
デストロン
- ガルバトロン(CV:加藤精三)
- スコーピオン(CV:伊藤栄次)/ロード・ザラック(CV:宝亀克寿)
- ウィアードウルフ/モンゾ(CV:高瀬右光)
- スカルクランチャー(スカル)/グラックス(CV:伊藤栄次)
- マインドワイプ(ワイプ)(CV:伊藤栄次)/ボラス(CV:伊藤栄次)
- エイプフェイス(CV:相沢正輝)/スパズマ(CV:立木文彦)
- スナップドラゴン(CV:石井隆夫)/クランク(CV:落合弘治)
- スラッグスリンガー(CV:坂口賢一)/カリバースト(CV:成田剣)
- トリガーハッピー(トリガーハービー)(CV:成田剣)/ブロウパイプ(CV:高瀬右光)
- ミスファイヤー(CV:中博史)/エイムレス(CV:石井隆夫)
- サイクロナス(CV:立木文彦)/ナイトスティック(CV:柳沢栄次)
- スカージ(CV:広瀬正志)/フレイカス(CV:堀川仁)
- シックスショット(CV:柳沢栄次)
- クローントロン
- コンバットロン
- テラートロン
- フライホイール
地球人
- ナレーター:政宗一成
余談
初期のアニメ版は本作が最後になっているが、翌年に展開されるプリテンダーをメインとしたテレビスペシャルを制作する予定だった。もしそれが実現すれば以降はミニシリーズとして続く可能性があったかもしれない。