概要
その人気から、長らくリメイクが期待されてきたFF7であるが、「出せば確実に売れる」がゆえに、スクエニの切り札として温存され、「FF7のリメイクを出したらスクエニが追い詰められている証拠」とまで言われてきた。
そして2015年6月、スクウェア・エニックスより本作のPS4向けフルリメイク版が開発・発売予定である事が発表された。
戦闘システムなどは一新されており、キングダムハーツシリーズに見られるアクションRPGとなっている。
2019年のE3にて新たなPVの公開とともに、2020年3月3日に全世界同時発売となることが明らかとなった。
開発スタッフによると開発の段階で分作となることが決定しており(2022年6月17日に、3部作になると発表)、今回発売となる第1作では原作におけるミッドガル脱出までのストーリーがBlu-ray2枚組のボリュームで描かれるとのこと。
ストーリーも原作をベースにしつつも、多数の新キャラクターや新たなストーリーも加えられており、またこれまでの『クライシスコア』等の外伝作品の要素もしっかり散りばめられている。
例として…一番街に、ジェネシスが愛読していた『LOVE LESS』の広告がある。エアリスがクラウドの瞳を覗き見て『綺麗』と褒める場面等…他にもあると思われるので、実際にプレイして探してみるのもいいだろう。
※上述の事情もあって、FF7のリメイクシリーズは単なるリメイク作品としてだけでなく、『新たなFF7シリーズの新作』としての要素も強く、結果としてオリジナル版FF7や他外伝作品のネタバレ的な要素も大胆に振り込まれているため、オリジナル版やクライシスコアをクリアしてから本作をプレイするのも一つの手かもしれない。
2020年1月に公式よりアナウンスがあり、発売日が2020年4月10日に延期されることが発表され、当日無事に発売された。
実際にミッドガル脱出までのみが描かれており、非常に大ボリュームなミッドガル編を堪能できる。当然ミッドガル脱出までのみのため、ユフィ、ケット・シー、シド、ヴィンセントは登場しない。
大幅な加筆が行われており、ソルジャー含め新キャラも多数登場する。原作ではこの時点でほぼ出番のないセフィロスもたびたび登場し、クラウドを困惑させる。
クラウドがフラッシュバックのような現象を起こし、たびたび頭痛を引き起こしているなど、たんなる焼き直し作品ではないようだが…?
多分これを見れば、なんとなくわかるかもしれない。
アップグレード作品 ~インターグレード
2021年6月10日にはPS5対応ソフトである『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード(FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE)』が発売された(後にEPIC GAMES、STEAMでも展開)。実質上位互換となった。
グラフィックがさらに向上し、新たにフォトモードなどが追加された。
DLCでユフィを主人公に、ウータイと関係を持つ本家アバランチの戦いを描く新規エピソード「FF7R EPISODE INTERmission」が追加。さらに、メイン・追加ストーリーにDCFF7よりヴァイス&ネロが敵、ボスとして参戦。
REMAKE PS4版から追加料金を支払うことでアップグレードも可能。しかしその場合は「FF7R EPISODE INTERmission」は有料DLCとして別途購入が必要になるため注意。
続編はファイナルファンタジー7リバース。
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