悪夢にうなされる長き眠りこそ私に与えられたつぐないの時間
プロフィール
人物
元タークスのメンバーで、ニブルヘイムの神羅屋敷の隠された地下室にある棺桶の中で長い眠りについていた。
ユフィと同じく、仲間にしなくてもストーリーは進められるが、ある意味パーティの誰よりもストーリーの根幹に関わっているキャラだったりする。
何事にも関心がないように見えるが、決して冷徹な人間ではなく、内には熱い感情を秘め、また数十年の時を経ても一途にルクレツィア・クレシェントを想い続けている。彼女や宝条との間に起こったある事件がきっかけで罪の意識を背負っている。
本編では神羅屋敷の地下を訪れてきたクラウドたちに出会い、彼らがルクレツィアの息子セフィロスを追っていると聞いて興味を抱き、同行するようになる。
タークスの制服ではなくこの服を着ているかは不明だが、差別化を図るためと考えられる。
外見年齢は27歳だが、後述の人体実験を受けた結果、身体の老化が止まっており、実年齢は50代半ばとなる(明確な数字は明かされてはいない)。
若い外見に反し、モバイルショップのことを『電話屋』と呼ぶなど、ときおり中身がおじさんである事が垣間見えてしまうのも、また彼の魅力である。リメイク版では機械の扱いも(27歳の頃で止まっているからか)下手。
後日談のダージュオブケルベロスでは主人公を務め、忌まわしき過去や因縁に終止符を打つために立ち向かっていく。
変身能力
人体実験によってヴィンセントは様々な「怪物」に変身できる身体を得た。
そのために人間時でも驚異的な回復力と身体能力を持つ。怪物らしく命令は聞かず、相手が戦闘不能になるまで攻撃し続ける。
- 二足歩行でベヒーモスのような姿の「ガリアンビースト」
- 大柄なフランケンシュタインの怪物風の「デスギガス」
- チェーンソーを持ったジェイソン風ゾンビ「ヘルマスカー」
- 赤い翼を持った悪魔「カオス」
タークス在籍時代
神羅製作所(後の神羅カンパニー)の総務調査課に所属していた頃は、髪を短かく切り揃えていた。 ※この当時は、家族に科学者の父「グリモア」がいるが 母は不明。
タークスの銃撃者(ガンスリンガー)として活躍しており、【ジェノバ・プロジェクトチームの警護】と【機密の保持】を担当した。
この頃にルクレツィアと出会い、彼女に恋心を抱きプロポーズをするのだが断られてしまった(実はルクレツィアの方もヴィンセントに好意を抱いていたが、とある理由から諦めざるをえない事情があった)。
後にルクレツィアは、同じく科学者である宝条と結婚するのだが、
『ルクレツィアが幸せになれるのなら……』と自分の正直な感情を押し殺して任務に就いていた。
月日が経過し、【ルクレツィアに子が生まれたこと】と【その子をジェノバ・プロジェクトの実験に使う事】を知る。
実験を進める宝条とルクレツィアを説得するのだが、奮闘空しく聞き入れてもらえず実験を見守る事しかできなかった。
無事に子を出産したルクレツィアの身体がジェノバ細胞の影響により異常が発生した。
宝条の策略であることを知ると彼を責めたてたが、逆上した宝条から銃弾を受けて瀕死の状態になってしまい人体実験を施されてしまった。
BCに登場する主人公たちの上司であるタークス主任、ヴェルドと元同僚だったらしい。
BCでは多くは語らないものの再開したかつての同僚であるヴェルドは彼の容姿に変化がないことを宝条が原因と見抜いた模様(こんなことする奴は宝条くらいしか思いつかないが…)。
小話
- タークス在籍時代、訓練所での成績の最高記録を叩きだした超凄腕。その成績は未だに破る人間は現れておらず、【タークス・オブ・タークス】と呼ばれていた。
- 格闘ゲーム「エアガイツ」にて、隠しキャラとして登場。ノーマル状態とスーツ状態の二種類が用意されている。※前者は1P、後者は2Pの仕様となる
- セフィロスが神羅屋敷で資料を漁っていた頃に彼が何らかの形で起きてセフィロスに真相を語れば彼の運命を含め物語は大きく変わったであろうことがよく言われる。
関連イラスト
関連タグ
ファイナルファンタジー7 FF7 FFVII ダージュオブケルベロス
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自宅警備員…リバースにて神羅屋敷の警備員を名乗り、すぐ棺桶に帰ったことから来たネタ。