「今時神羅に逆らおうなんてバカ野郎のクソッタレだ。気に入ったぜ!」
プロフィール
概要
過去に神羅カンパニーの宇宙進出計画に当たっており、宇宙ロケット・神羅26号の搭乗員を務める予定だったが、緊急トラブルで打ち上げに失敗。ロケット発射が失敗に終わった後も宇宙への思いをはせ、ロケット村で暮らしながら日々神羅26号の整備を行っている。部下のシエラと共に生活し、身の回りの世話をさせている。
長らく神羅カンパニーの下でパイロットとして宇宙開発に携わっていたが、ルーファウス神羅による計画凍結の指示を受けて反旗を翻し、クラウド一行に加わる。
豪気でデリカシーがなく口が悪い(ユフィほどではない)が、強い信念を持っている。べらんめえ口調の上、人情もろく短気で江戸っ子のような性格である。
ヘビースモーカーで戦闘中もタバコをくわえている。
ロケット村民や飛空艇乗組員からは大いに慕われており、そのカリスマ性からか、クラウドさらにはティファが不在の折には、バレットに頼まれてパーティーでのリーダーの代役を務めた。つまり、一時的とはいえ、主人公がシドになっていたのである。シリーズでは他にシドの名前を持つ人物が正規パーティキャラになった例はIVのシド・ポレンディーナとXVIのシドルファス・テラモーンだけである。XVIが出るまでは一時的とはいえ唯一の事例であった。しかしXVIで、シドルファスが中盤入口で死亡し、その跡を主人公のクライヴ・ロズフィールドが「シド」の名とともに引き継いだため、組織の長という間接的なものとはいえ「2例目」かつ本物の「主人公シド」が誕生し、本項の人物が唯一の事例ではなくなっている。
戦闘における武器は槍。リミット技では空高くジャンプするものが複数あり、概ね過去のシリーズにおける竜騎士のようなポジション。
年齢の割に老け顔で、性格や仕草など、とても32歳とは思えない親父臭さがある。走り方は、腹を突き出して走るいわゆる「おっさん走り」。
メインキャラクターの中でも、年齢は上から4番目(1位はヴィンセント(50代)、2位はレッドXIII(48歳)、3位はバレット(35歳))で真ん中あたりである。
ただし、最年長のヴィンセントは宝条の改造によって、27歳で老化が止まっていて、オッサンのイメージがあまりない。2番目に年長のレッドXIIIも、一族がたいへん長寿であり、人間年齢では15、6歳となるので年上感はない。
よって、最も顔の老けているシドとバレットの二人がよくオッサン扱いされている(心は少年だそうだが)。
『CC FFVII』では名前のみ登場している。
『FFVII AC』では新型飛空艇シエラ号と共に登場する。
なお、検索は「FF7 シド」とした方が、多くのイラストにヒットしやすい。または「シド(FFシリーズ)」と検索すること。
『キングダムハーツ』シリーズ
ディズニーとのコラボタイトルである『キングダムハーツ』シリーズにもゲストキャラクターとして登場。
本作での年齢設定は42歳。衣装もラクダシャツ・ステテコ・腹巻・高楊枝と、よりオッサン臭さを強調した姿になっている(スタッフ曰く、ディズニーが絶対にやらないデザインにしたとのこと)。
トラヴァースタウンにて「グミ屋」を営んでいる。消えた友人たちを追い街に迷い込んだソラと出会い、ぶっきらぼうながらも面倒見よく彼に助言を与える。本作でも技師・パイロットとして手腕を振るっており、中でも各ワールドを行き来する乗り物「グミシップ」に精通している。
かつて、故郷であるレイディアントガーデンが襲撃された際にレオンやユフィ、エアリスらを連れて避難してきた。『2』では仲間とともに帰郷し、街の復興に尽力している。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
セフィロス配信と共にスピリッツとして登場。ただランクはNOVICEとFFシリーズのマスコットキャラクターと同じくFF伝統の名跡の持ち主としてはあまり扱いは良くない?憑依ファイターはリンク。
余談
名前について
正→シド・ハイウインド(大きいほうの「イ」)
誤→シド・ハイウィンド(小さいほうの「ィ」)
…である。実はこの間違いは、関係イラストにタグをつける場合にもよく起きていることである。
同姓のキャラクター
FFシリーズにおいて、彼と同姓で槍使い、ジャンプや飛空艇と縁の深い人物として『FF4』に「カイン・ハイウインド」が登場している。但し、シリーズタイトルそれぞれが独立した世界観を持っているため、あくまでファンサービスの一環であるとおもわれる。
さらにFF15ではアラネア・ハイウィンドという女性竜騎士が登場している。