プロフィール
概要
マテリアを狙っている忍者の少女。「しゅしゅしゅ!」と言いながら拳で風を切るのがクセ。一人称は「アタシ」。
露出の高さはティファに負けず劣らず、アグレッシブさはエアリスにも引けを取らない。また『FINAL FANTASY Ⅶ』発売当時に女子高生の間で流行していたルーズソックスを着用している。
マテリアやギルをちょくちょく盗むので、手癖の悪いじゃじゃ馬娘のように見えるが、マテリアを盗むのは寂れた故郷ウータイを復興させたいという郷土愛によるもの。また、エアリスの死の際に泣き崩れたり、シスター・レイでの宝条戦後に優しいセリフをかけたり、歳相応の女の子らしい一面も持っている。
ヴィンセントと同じくパーティに加えなくともゲームクリアできる隠しキャラクター。
マップ上の森の中でのみ敵としてエンカウントし、これに勝利するとイベントが発生し仲間になる。ただし、この際の一連の会話で正しい選択肢を選び続けないとパーティのギルを盗んで逃げてしまうため、再びバトルを行う必要がある。ウータイに近い地点ほどエンカウントする確率が高くなるが、最速で仲間にできるのはミスリルマイン通過直後。
神羅嫌いという点では仲間に同調しているが、隙あらばクラウドらの持っているマテリアを失敬しようという下心がある。
パーティメンバーの中では唯一神羅関係者と関りがなかったが、後の作品ではザックスとの交流が描かれている。
サブイベントではウータイに行く道中に仲間からマテリアを盗んで逃走するも、神羅に追われてウータイに逃げ込んでいたドン・コルネオに捕まって人質にされる(空中で磔にされて、逆さ吊りにもされた)。
クラウドらとタークスによって無事救出された後は、「一緒にいればマテリアが手に入りそうだから」と半ば強引に仲間に戻った。
ラストダンジョンの分岐ルートに1人で向かわせると道中のアイテムすべてをネコババされるので必ず誰かと組ませるのが推奨される。
仲間になった経緯はかなり特殊だが、口は悪いものの天真爛漫な性格もあってか、仲間たち皆と仲良く打ち解けているようである。
特にクラウドの事は憎からず思っているようで、デートイベントでは(他の女性キャラ二人をさしおいて)クラウドの頬にキスをするという大胆な行動を見せる。リバースでもクラウドの頬にキスをし、好感度が高いとその後にお互い子供のようにじゃれ合う一幕もある(但しこちらでは他の女性キャラの内の一人にもキスシーンがある。それも唇と唇)。
また普段はツンデレめいた振る舞いが多いが、クラウドとは乗り物酔い体質という共通点があるため、乗り物酔いの話題となると互いに大いに共感しあっている。
乗り物酔いに関しては『ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーⅦ-』の時点ではある程度慣れている。
『クライシスコア ファイナルファンタジーⅦ』では幼い彼女が登場。ザックス・フェアと出会って意図せずしてザックスにある現実を突きつけることになる。
スリーサイズは不明で胸の大きさも作品によって異なっている。
初期の『FINAL FANTASY Ⅶ』の頃は、公式画は年齢相応で、「胸ボーン=ティファ、尻バーン=エアリス、どっちもない=ユフィ」と揶揄されるほどであった。
ゲーム画面のポリゴンユフィは歴代で1番胸が大きく、続編である『ダージュ オブ ケルベロス -ファイナルファンタジーⅦ-』でも現在のユフィより回想のユフィのほうが大きい謎の事態になっていた。
『FINAL FANTASY Ⅶ EVER CRISIS』ではいつもの服や一部の服装だと乳揺れする仕様になっていて、エアリス(Aカップよりはある)に公式で貧乳の設定が付け加えられたため、ますます混乱する羽目に。
デザイン案に、腕に「天上天下唯我独尊」と描かれた紅色の衣装があり、Vジャンプ用の挿絵も描かれていたがお蔵入りになり、後発の深緑色に落ち着いた。Vジャンプには、衣装が派手だと顔が目立ちづらくなるという逸話が載せられていた。
父親のゴドー・キサラギはウータイの指導者。顔を合わせるたびに喧嘩ばかりしているが頑固で融通が利かない辺り似た者親子。ウータイのサブイベントを進めることで登場し、ユフィと親子対決を演じる。
FINAL FANTASY Ⅶ REMAKE
時系列上の都合で本編には登場しないが、追加エピソードにて主人公を務める。
実は本編と同時期に故郷のウータイから本家アバランチと合流して活動していた(とは言ってもエピソードの期間がクラウドが伍番街魔晄炉爆破で行方不明から七番街プレート落下までの出来事のため、一日もない)。
本作では同郷であるソノンと共に神羅で開発されているという究極のマテリアを強奪すべく乗り込むが…?
FINAL FANTASY Ⅶ REBIRTH
アンダージュノンにて登場。魔物に襲われていたところをクラウド一行に助けられ、ルーファウス新社長暗殺作戦に誘う。しかし計画は失敗し、命からがら船に乗ってジュノンから脱出する。船で一悶着あった後、着いた先のコスタ・デル・ソルで宝条の罠にかかり窮地に陥ったクラウド達を救い出す。その後、旅立とうとしていたクラウドの前に現れ、半ば強引に仲間となった。
【キャラクター特性】
手裏剣による遠近両用のオールラウンダー。四属性に対応したアビリティを持ちどんな敵が相手だろうと有利に立ち回れる。移動力もくノ一なだけに速い方。2作目の『リバース』でもほぼ同じ性能だが、全キャラ中体力が低い。
外部出演
エアガイツ
ゲストキャラクターとして参戦。
接近戦では手裏剣で斬りかかったり足技を使い、必殺技では煙玉?を投げつけて強制的に気絶状態にするなどトリッキーな戦闘スタイルとなっている。
ちなみに必殺技ゲージがない状態で特殊アクションを使おうとすると、本編で見せた「しゅしゅしゅ!」を披露する。普通にダメージが入るので割と実用的だったりする。
キングダムハーツ
スコールと行動を共にしている。『FINAL FANTASY Ⅶ』時とは衣装が異なっている。
ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート Portable
Dランクと弱いがプレイヤーキャラとしても使えるので活躍させる事は可能。スライムをマテリアと思い込んで狙っている(ただしスライムをマテリアを思い込むのは大半のFFキャラと同じ)。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
追加ファイターのセフィロス入手時にスピリッツで登場。ランクはHOPE、能力は「アイテム引き寄せ」と彼女らしい。なお憑依ファイターはゲッコウガではなくシーク。
余談
キャラクター達に声が付いたのはエアガイツが初だが、いずれも声優が変更されている。ただしユフィだけは一貫してかかずゆみが演じている。
しかし22年9月に発表された「クライシスコア・リユニオン」では演者が境葵乃になっている。CC時のユフィは9歳であり、FF7Rではメインキャラの子供時代も含めて子供のキャラは全て現役子役の演者に担当させていたので本作もそれに倣ったのかもしれない。