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概要

『GUILTY GEAR XX(ギルティギアイグゼクス)』とはアークシステムワークスより発売された対戦格闘ゲーム。

ギルティギアシリーズ第3作にあたり、前作ギルティギアXの続編。

略称はGGXX。Pixivでもこちらのほうがタグ使用率が高い。


GGXから受け継いだスタイリッシュなバトルシステムや個性的なキャラクター達を更に発展させ、ギルティギアを格闘ゲームを代表する人気コンテンツに成長させた立役者的なタイトル。

シリーズ中、最長のロングタイトルでギルティギアと言えばXXを挙げる人も多いだろう。

システム以外でもBGMのために専用バンドA.S.H.を結成するなど、当時の格闘ゲーム業界にとって革新的な構想を打ち出し周囲を驚かせた。


非常に人気が高くロングランタイトルだったこともあり、GGXXを元とした「ギルティギア イスカ」「ギルティギア ジャッジメント」「ギルティギア DustStrikers」といった多彩な派生作品も生み出されている。


シリーズタイトル

GUILTY GEAR XX

『GUILTY GEAR XX The Midnight Carnival(ギルティギアイグゼクス ザ・ミッドナイト・カーニバル)』

アーケード版が2002年5月稼働。PS2版は2002年12月12日発売。通称は「無印」。

前作ギルティギアXのシステムを更に向上させた続編で、ゼクスで人気が急上昇したギルティギアシリーズの地位を不動の物とした作品。新システムとしてサイクバーストが登場。

今作から格ゲーの大規模大会である「闘劇」の作品に選ばれたことで一層プレイヤーの熱は過熱していった。

新キャラとしてイノスレイヤーザッパブリジットが参戦。

家庭用PS2版ではクリフジャスティスロボカイ(GGモードカイを固有キャラとして独立させたバージョン)が使用可能。

ただし、新要素を入れた結果甘い部分が目立ち、ゼクスの反省点を生かして読み合いをメインとしたゲームに変化したものの、吸血ループや特定キャラの即死コンボが残っている部分がある。


GUILTY GEAR XX #RELOAD

『GUILTY GEAR XX #RELOAD(ギルティギアイグゼクス シャープリロード)』

アーケード版が2003年稼働。家庭用は現在までにPS2、PSP、PC、Xbox、Steamなどに対応。

GGXXの調整版で、新たに独自キャラとしてリメイクされたロボカイが参戦。

しかし、多数のバグや調整不足など多くの問題が発覚しファンによる改善を求める著名活動にまで発展し再度の調整が行われた。

タイトルの#RELOADの文字が調整後に赤から青に変更されたことから、調整前を「赤リロ」

調整後を「青リロ」と呼ぶ。

特に調整された青リロ版はファンの間でも評価が高く、公式からも後々の作品の元となった作品であると言及されている。

その一方で赤リロは一部の交換を行っていないゲームセンターにしか残されておらず、現在でも情報がかなり少ない。

韓国語版

韓国で発売されたバージョンでゲームそのものは変わっていないが、キャラクターのボイスは全て韓国語吹替がなされ、BGMも石渡太輔氏の曲だけでなく韓国のカリスマ的ロックミュージシャンであるシン・ヘチョル氏のバンド「N.EX.T」が手掛けた完全新規の楽曲が40曲追加されており、マップも完全新規の物が一つ追加されている。

それを日本語版仕様とそれをいつでも切り替えることができるシステムや吹き替えのクオリティの高さも功を奏し、現在でも「韓国史上最高のゲームローカライズ」として有名である。

また、日本、英語版の家庭用#RELОADではストーリーモードが存在していなかったが、こちらはXXの物を翻訳したものが追加されている。(後の日本語移植版でも流用した物が追加されている。)

当時としてはどの言語のギルティギアも音声は日本語というのが当たり前であったため、英語ですら初めて収録されたのはギルティギア2、格闘ゲームとしてはXrdになるまで収録されていなかったため、かなり豪華な特別仕様になっている。

ただし、これ以降韓国語音声が収録されることは無く、次の収録は18年後のSTRIVEを待つこととなる。

また、初回限定版としてスチールブックに韓国版OSTが封入されたロボカイエディションも発売されていた。

XBОX版の#RELOADでは本体の設定言語を韓国語に変更することで韓国バージョンで起動可能だった。


日本向けに楽曲を収録したОSTも発売されていたが楽曲のクオリティの高さから日本語版ゲームに逆輸入を望まれており、十数年後に発売されたSwitch用のAC+Rにて遂に切り替え式で逆輸入されることとなった。

GUILTY GEAR XX / -SLASH-

『GUILTY GEAR XX / -SLASH-(ギルティギアイグゼクス スラッシュ)』

アーケード版が2005年9月稼働。家庭用はPS2版が2006年4月13日に発売。

#RELOADを更に調整し、一部キャラに新技などを追加。

新たに聖騎士団ソル、イスカで初登場したA.B.Aが参戦した。


GUILTY GEAR XX Λ CORE -ACCENT CORE-

『GUILTY GEAR XX Λ CORE -ACCENT CORE-(ギルティギアイグゼクス アクセントコア)』

アーケード版が2006年12月稼働。家庭用はPS2、Wiiから発売された。

新規参戦キャラはいないものの、「フォースブレイク」「スラッシュバック」「投げ抜け」といった新たなシステムが追加され、グラフィックデザイン、イラストやステージなどを一新、キャラクターボイスも新規収録するなど殆ど新作同様の制作が為されている。

ただしPS2版では大量のバグやPS2本体の故障に繋がる重大な欠陥が発覚し、#RELOAD以来となる署名活動に再び発展。その後事態を重く見たアークは自主回収と製造の中止を決定した。


GUILTY GEAR XX Λ CORE PLUS

『GUILTY GEAR XX Λ CORE PLUS(ギルティギアイグゼクス アクセントコアプラス)』

2008年3月27日にPS2で発売。その後PS3、PSP、Wii、Xboxなどに対応。

家庭用版のみでアーケードでは稼働していない。

主に家庭用のみに搭載されていたシステムが調整され、特にストーリーモードはシナリオ担当を変更し内容が刷新。ギルティギア2の内容も踏まえ後の作品へと続くシナリオが出来上がった。


GUILTY GEAR XX Λ CORE PLUS R

『GUILTY GEAR XX Λ CORE PLUS R(ギルティギアイグゼクス アクセントコアプラスアール)』

アーケード版が2012年9月20日稼働。家庭用版は現在までにPSVとSteamが対応。

XXシリーズ最終タイトル。ゲームバランスを再調整した他、今まで家庭用限定だったクリフとジャスティスがアーケード版に正式に参戦した。


登場キャラ


関連タグ

ゲーム 格闘ゲーム 格ゲー

ギルティギア ギルティギアのキャラクター一覧 アークシステムワークス

チェイサー:韓国映画。#RELOADでのキャラクターセレクト画面を東方Projectのキャラに差し替えたパロディコラのポスターが1シーン登場し、そちらのオタク方面で話題となった。

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