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イノ

いの

アークシステムワークスの格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズに登場するキャラクター。
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「手短に死んでくれる?」

プロフィール編集

身長165cm
体重46kg
血液型AB
出身地不明
生年月日11月25日
アイタイプ角度によって七色に変わる
趣味楽しいことなら何でも、隠語しりとり、焦らすこと
大切なもの1番目は秘密、マレーネ、若さ
嫌いなもの自分を楽しませられない人間、牛乳
格闘スタイルおあそび
所属「あの男」の一味
CV井上喜久子

概要編集

ギルティギアシリーズに登場する女性キャラクター。

「あの男」の配下だが、あくまで利害が一致するだけの関係であり心の底から忠誠を誓っている訳ではない。


時の因果から外れており、すでに世界の終末を何度も経験している。それ故に自分以外の全ての人間を見下したかのような態度を取って、時に甘い声で囁いて挑発し、また時に口汚く罵る。その本性は非常に粗暴で排他的であり、追い詰められたり、腹立たしい出来事が起こると凄まじいまでに攻撃的になるという激情家である。このような性格になったことは精神的な渇きによるものだと客観的に自覚している。


エロスが基本パーソナリティであり、勝利ポーズでは胸をさらけ出したり、戦闘中には常に色気を感じさせる口調と言い回しをする。誘惑している訳ではなく、反応を見て笑っているだけである。しかも性別を問わずに行っている。

I-NO


あの男に協力したのは、これまでに体験した事のない結果を世界にもたらしてくれるからという理由による。ただし非常に気まぐれであり、興味があれば時と場所を選ばず介入するなど、予測できない行動を度々取っている。

『XX(イグゼクス)』では、あの男の進める計画(祭り)を推し進めるために、その障害を排除しようと各地を奔走するが、これはあの男の本意ではなかったため、ストーリーモードの結末ではあの男に封印されてしまったり、最悪殺されてしまう事もあった。


戦闘能力は相応に高く、『Xrd』のプロフィールでは通常時のソルを上回ると紹介されている。ソルとは犬猿の仲であり、『Xrd』のシステムボイスでは「クソゴリラ」と呼んで馬鹿にしている。


異なる世界線のラムレザル=ヴァレンタインを1000回近くも血祭りにあげており、「ラムレザルと戦うことは不毛」だと言っている。エルフェルト=ヴァレンタインベッドマンとは面識がなく、イレギュラーの存在に驚いていた。


アクセル=ロウとはXrdでの出会いをきっかけに比較的気安い関係となる。


勝利台詞では対戦した相手を音楽に例えて表現しており、ジャンルを問わず様々な音楽用語が飛び交っている。


外見編集

ショートヘア黒髪と角度によって色の変わる七色の瞳を持ち、抜群のスタイルを真っ赤なエナメルのジャケットとミニスカートに包んでいる。ノーブラ・ノーインナーだが、全く気にする素振りはなく、ジャンプをしてもバストトップが見えることはない。足にはサイハイブーツを履いている。

頭にはドクロを模したとんがり帽子を被り、「マレーネ」という愛用のエレキギターを抱えている。

これらの特徴から一部のキャラクターたちから「赤い楽師」と称されている。

XXの設定画では線のみのイラストで色気に欠けるがおっぱいが見えているものもある。

センシティブな作品


Xrd編集

特に変化はないが、ゲームが3Dになり顔のアップが増えたことで設定上の「角度によって七色に変わる瞳」が画面上でも再現されるようになった。

ストーリーモードでは黄色いレンズのサングラスにファーを付けた姿で登場している。

センシティブな作品


STRIVE編集

STRIVEでは初期実装の全15人の枠の中では、最後に参戦が決定した。

イメージカラーや基本的なイメージはそのままだが、帽子のつばが一回り大きくなるなど若干変更が加えられている。胸部には黒のインナーをしっかり着けており、ただかぶせただけの服ではなくなった。腰には大きな革ベルトを付けており、後ろ部分のみがロングスカートのように覆われている。

彼女の名前の語源ともなった女性(♀)のマークが服のいたるところに装飾されており、新たなシンボルとなっている。

ストーリーモードで付けていたサングラスは標準装備するようになったが、Xrdの黄色ではなく、水色となっている。

ギルティギア


能力・戦闘スタイル編集

本人曰く「おあそび」。

ギターの音を法術で増幅させた音波攻撃とを主体とする。ダッシュがほかのキャラと違い、自動的に低空ダッシュに移行するホバーダッシュとなっており、それを応用した空中戦を得意とする。

ケミ愛とか


また戦闘は直接的には関係ないが、時空間を移動したり肉体年齢を操作したりと時間に関する法術も自在に操れる。これらから相当な法術の使い手であることが窺い知れる。


武器編集

マレーネ編集

愛用しているエレキギター。音を鳴らすだけでなく、打撃武器として叩きつける・弦で相手を縛りあげるなど、愛用という割にはずいぶんと荒っぽい扱いをしている。だがこのギターもこんな荒い扱いに平然と耐えたり変形したりすることから、何かしらの法具のようなものかもしれない。

センシティブな作品


とんがり帽子編集

形状は魔女のとんがり帽子そのものであり、ドクロをモチーフとしたデザインをしている。自立した意志を持った生物で、開幕時にギターに被さった状態でしゃべってくることがある。

また帽子の中にはアンプが仕込まれてるらしく、口に当たる部分が開いてここから音波攻撃を発することが多い。

I-No/イノ(Guilty Gear)


このほかにもマイクスタンドなどの音楽器財も召喚して攻撃に使用してくる。

センシティブな作品


ボス状態編集

『XX』と『Xrd』の一部でボスとして登場する特殊性能のイノ。

追い詰められているせいか、先述した本性を露呈して口調を荒げながら全力で襲いかかってくる。


『XX』ではゴールドカラー並みの性能を発揮し、体力が25%減少するごとに『メガロマニア』という飛び道具を使用してくる。この攻撃は上昇・螺旋・放射の3パターンの軌道を描く多量のビット弾を放出する技で、一発当たっただけであとの全弾が命中する。さらにガードをしても削り効果は甚大、イノの背後にまわってやり過ごそうとした場合には軌道に関係なく全画面から弾が飛んでくる。よってパターンに応じた回避方法を取らなければならない。

技の見た目としては、ギターを構えた後に両肩から翼型のアンプが現れ、発射前に軌道を示すマーカーが出現、その後ギターを鳴らして発射となる。この軌道は発射するまでにフォースロマンキャンセルによってコロコロと変化する。

I-NO


『Xrd』では特定のキャラのアーケードモードでボスとして登場。「メガロマニア」は一撃必殺技になっており、体力が減少しても特定の行動を取ることもなくなっている。CPU性能も『XX』よりだいぶ抑えられている。ボス状態でなくても、キャラによっては本性を出している。


その他編集

  • キャラクターのモチーフは歌手の椎名林檎氏であり、石渡氏は「一番女性を感じる人をモデルにした」と語っている。当初は声優も依頼するつもりだった。『GG』のキャラクターの誕生日は声優と同じ日にするのが慣例だが、イノは椎名林檎氏と同じ11月25日である(井上喜久子氏は9月25日)。
  • 中の人を担当した井上はイノを「今まで私が演じたキャラクターの中で一番怖い女」と評しており、このイノと、本作とほぼ同時期発売の『サクラ大戦3』でロベリア・カルリーニを演じた事が転機となり、悪女悪役の割合を増やしていった。
  • 名前の由来はエスペラント語で「女の子」を意味する「I NO」から。当時のファンの間では椎名林檎氏の『RINGO』の子音抜きからの当て読みと推察されたが、これは公式webラジオの「ぎるらじ」で否定されている。
  • XX/~XXAC+Rのアーケードモードでは、一定の条件(一本もラウンドを落とさない、かつ、一定数以上の覚醒必殺技KO)を満たしてボス状態の彼女まで到達し勝利すると、戦闘で生じたエネルギーにより次元が歪んで聖騎士団ソルが出現する(一時的にその時代まで飛ばされる)。
  • XX~ACは全キャラボイスパターンが3種類用意されており、試合ごとにランダムでパターンが決まるのだがイノの場合、1/3の確率で非常に粗暴なセリフに変更される。また、対ソル戦とCPUのボスのイノは粗暴なボイスで固定となる。
  • 初登場のXXにおいて、前作までDはフォルトレスディフェンスでキャンセルできるというバグがあったのだが、イノのみ何故かジャンプDはその現象が残っていた。イノのジャンプDはちょっとだけ飛び上がって蹴り上げるというモーションなのだが、この飛び上がるモーション中にキャンセルが効いたためゲージが続く限り空中浮遊が出来るというバグがあった。
    • なお、ジャンプDは繰り出す時に「動かないでね?」というボイスが設定されていたため、この空中浮遊を実行すると「うごうごうごうごうううううご」とセリフ再生>キャンセル>セリフ再生が繰り返されかなりカオスな音声となる。

関連イラスト編集

无题センシティブな作品I-NOセンシティブな作品

センシティブな作品センシティブな作品I-NOセンシティブな作品


関連タグ編集

ギルティギア ノーブラ サディスト ギター

ソル=バッドガイ 「あの男」 レイヴン(ギルティギア) ジャック・オー


オルチーナ・ドミトレスク:中の人&帽子を被った悪役繋がり。こちらもイノと同様に感情の起伏が激しく思い通りに事が運ばなくなると逆上してしまう。

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