CV:緑川光
凶悪な改造を施された可動式ベッドで眠り続ける少年。
出自や目的、所属組織など一切が謎に包まれている。
戦闘能力は凄まじく高く、彼自身が創りだした悪夢の中に相手を誘い込み戦闘を行うことで、本領を発揮する。
ストーリー
ベッドマンはただ、障害を排除するだけの存在。
しかし、彼は必要なくして行動はしない。-公式から引用
慈悲なき啓示ことアリエルスと協力して、絶対確定世界の発動を目論む。
その真の目的は妹「ディライラ」を現世に呼び戻すことであり、そのためなら殺人をも厭わない。
ただし冷血と言うわけではなく、絶対確定世界が発動した時の現実と夢が曖昧になる瞬間に自分が殺した全ての人達を生き返らせる算段だった。
そのために犠牲にしてきた人たちのことは全て記憶していたという。
石渡太輔氏はベッドマンのことを悪役として用意していたらしいが、彼の行動や境遇には同情できる部分が多々あり、実際には敵役と言った方が適切だろう。
計画の邪魔になりそうな人物の下に音も無く現れては、排除にかかるといった神出鬼没の行動を繰り返し、アリエルスに敵対する多くの者達を苦しめた。
最終決戦ではベッドマンはロボカイとヴェノムを相手に戦うが、相性の悪さが原因で敗北、ヴェノムの命を削るかのような極大攻撃「テラマキナシステム」を喰らい大きなダメージを負う。姿を現した協力者・アリエルスにその後の計画を任せようとするが、実は人類の抹消を企んでいたアリエルスはボロボロになったベッドマンを見て嘲笑うのであった。自分が最悪の形で利用されていた事を知ったベッドマンは、その事実と何人もの罪の無い人々を犠牲にしてしまった事から絶望すると同時にアリエルスに対し大激怒。アリエルスはベッドマンにとどめを刺そうとするが、ベッドマンは最後の力を振り絞り、自らの命を糧として小規模な絶対確定世界を発動させる。彼の体が石と化し、バラバラに砕けた後、ベッドマンと同じように体に模様の入った少女…ディライラがその亡骸の前に佇む場面でベッドマンのストーリーは終りを迎える。
パーソナリティー
基本的に常に寝ている状態である彼の性格が表に出ることはないが、夢の世界でのみ彼の性格は露見する。現実世界では寝言すら発さない。
知的で語彙力に優れ、相手の欠点や触れられたくない事実に踏みこんで精神をかき乱すことを得意とする。
プライドが高く、人を見下すような態度が目立つが、人種、性別、年齢に限らず、全ての人間に対し関心がなく、ある目的だけが彼にとっては最も重要であるようだ。-公式から引用
上述の通り常に眠っているため、被ダメボイスすら漏らさない。しかしメガネは何故か付けている。
その為戦闘も可動式のベッドが戦い、本人はベッドに服がネジで固定されている。
ベッドの行動がガチャガチャとやかましいが、本人は戦闘中でも気にならないっぽい。
最初は喋らないこのキャラを使うと緑川の無駄遣いじゃ無いか? と思うだろうが、戦闘終了(勝っても負けても)すると本人の夢の中から言っているセリフという扱いで、ものすごいべらべらと捲し立てる。
勝ったら勝ったで自慢(なのかすら分からない持論)、負けたら何だかかんだで負け惜しみを喋るのだが、どちらもかなり長いため全部聞くのは少し難しいかもしれない。
ちなみにメイの一撃必殺技「そしてさらば」の演出を見る限り、薄目を開けているらしく、多分起きてる。あの浣腸も反応する。お前絶対起きてるだろ。
戦闘力は凄まじく高い上に「相手の心を読む能力」を持っており、ストーリー上では屈指の強さを誇る。
心を読む能力が露見するまでは、対処のしようがほぼなく、時には彼一人の手によって数人のプレイアブルキャラクターが同時に倒されたこともあった。対処できたのは、攻撃の量で圧倒したガブリエル、無心の一撃で対応したジョニー、黄泉返ったことで心が壊れていたザトーくらいであった。
ベッドマン自身はアリエルスの裏切りにより命を落とすが彼が使っていたベッドは彼の死後も自立行動をしている。
そのため『STRIVE』ではベッドとディライラの二人一組のキャラクターとして「ベッドマン?」名義でシーズン2のDLCキャラクターとして参戦している。
また、ベットマン?のアーケードモードとゲーム内の用語集により、本名がロミオ・F・ノイマンと判明した。恐らくディライラと同じくフレディ・マーキュリーの飼い猫が元ネタと思われる。
プロフィール
身長:156cm(ベッド込み272cm)
体重:45kg(ベッド込み666kg)
血液型:不明
出身地:不明
趣味:不明
大切なもの:そば殻の枕
嫌いなもの:ヒヨドリの鳴き声、話が長い人
所属:不明
戦闘スタイル
所謂設置系がメインで、「タスクA,B,C」で発動した技を一度行う「デジャブ」や、
羊のような暗雲で相手を追尾し、当たったら相手が眠る(気絶状態になる)「へミジャック」と言う睡眠をモチーフにした技を扱う。
また、ベッドに守られているおかげかポチョムキン並みに耐久力が高い。
あちらと違って根性値は最低の0だが(※0でも全く補正がかからないわけではない)、こちらはこちらでガードクラッシュを起こしにくいという一味違った堅さを持つ。