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「本来の自分に戻れる」

概要編集

CV:皆川純子

ギルティギアのストーリーに登場する黒幕のひとりにして、「慈悲なき啓示」と呼ばれているものの正体。


ヴァレンタイン達の産みの親であり、彼女達から「お母さん」と呼ばれている。

ベッドマンとも接触を取っており、協力関係を結んでいる。一応はクライアント(雇い主)という立場を取り、唯一無二の協力者を気取っていた。


存在自体はGGX頃から仄めかされていたが、「慈悲なき啓示」の名前が出たのはギルティギア2から。

ギルティギアXrdではSIGNのストーリーモードで満を持して登場を果たした。


表向きの正体は聖皇庁の長であり、連王を含む全てのイリュリア国民から聖皇猊下と呼ばれ、信仰を受ける存在であった。その正体を知らされたレオが「ふざけるな!」と怒声をあげ、全てを知らされた後も「聖皇様」と敬語を使うほどであった。


聖皇直轄の部下として、アリエルスに従順な「ファランクス・ナイン」と呼ばれる腕の立つ兵隊がいる。アリエルスの障害となるだろう戦士達の下に赴き、戦いを繰り広げた。アリエルスは彼らを「より従順になった」と語っており、恐らく個人の思想や意識は消されていると思われる。


正体編集

真の正体は第一の男が作ったロボット=情報生命体である。


魔法がなかった時代にバックヤードで誕生したロボットは、第一の男が求める人類の永遠の幸福を実現すべく、永い時間をかけて膨大な学習を行った。

しかし、人間の発展性に限界を感じるようになり、最終的な結論として、「現人類は人間に達していない=この世界には人間はいない」と結論づけ、第一の男が定めた「人類に危害を加えない」という制約を乗り越えて、人類に叛意を抱くに至った。


ロボットの反乱を知った第一の男はバックヤードに行き説得を試みるが消息を絶ってしまう。

その後、第一の男の弟子である元老院やあの男が、それぞれ異なる人類の未来を見せる形で説得を行うが、通じることはなかった。

いつしか「慈悲なき啓示」と呼ばれるようになったロボットは、やがて人間に転生することで感情を獲得し、人間と意思疎通を図れるようになった。


普段は冷静で慈悲深い聖女のように振舞っているが、その本性は極めて残虐非道で情緒不安定かつ支離滅裂な言動を発する人格破綻者(本性を現した時の皆川純子氏の怪演は必見)

現人類のことは一貫して「人形」と呼び、人間と呼ばれると怒り狂うほど。また「人間が嫌い」と言う思想を自らに設定したとも語っている。


その醜悪な本性は、彼女自身が世界中に配信する形でさらけ出している。「聖皇と慕われる自分が、実は人類の敵である慈悲なき啓示である」と世界中に知らせることで、人間(人形)から希望を奪い尽くそうとしていた。


本性を現してからは狂人的な振る舞いを好み、娘であるラムレザルを葬ろうとしたことから、エルフェルトから「悪魔」と罵られるが、その名を喜々として受け入れるなど、常に狂喜の顔を見せていた。その後「悪魔」と呼ばれたことが気に入ったのか、顔面を白く塗り、目・鼻・口を黒く塗りたくるなど露悪趣味の一面もある。


ラムレザルをまるで物のように扱い、まだ生存が明らかになっていない状況下においても、なおも罵倒を続けたことから、シンの怒りを買っている。シン曰く、アリエルスの娘達はどんな扱いを受けようとも、母親の悪口を言うことはなかったという。


エルフェルトに対しては「お前は真の人類として、最も孤独な存在となる」と告げていた。ソルには「神にも等しい存在」と告げており、さらに「つがいを作らせるつもりだった」と語るなど、現人類の抹消後に彼女の望む新人類を創生する予定があったことが断片的に語られている。


元老院が企んだ世界征服を乗っ取る形で、エルフェルトとジャスティスの亡骸を回収。二人を同化させることで、絶対確定世界の発動とその力を用いて人類の抹消を企んでいた。策を二重三重に巡らせ人類を幾度となく苦しめるが、最後にはあらゆる勢力を結集したソル一行に敗れ去った。


自滅覚悟でジャスティスにオラトリオ聖人を打ち込んだソルを、アリエルスはバリアのようなもので包み、保護していた。「お前(ソル)まで消えたら私の希望は本当になくなってしまう」と語っており、同時にこれまで冷遇し続けた娘達のことをソルに頼んでいた。


アリエルスが戦いに敗北した後は聖皇の座は不名誉退位という形で片付けられている。アリエルス自身は身柄を拘束され、戦いで負った傷の治療を受けている。


最新作のギルティギアストライブではxrdの時とはまるで別人であるかのような穏やかな性格になっている。この豹変の理由には彼女の体内に潜んでいた第一の男であるハッピーケイオスが元凶であることが判明しており、本来のアリエルスはラムレザルやエルフェルトが慕っていた心優しい女性である。


STのEDではイリュリアの一般兵とも会話している所を見ると公職に復帰したのかもしれない。


設定上の強さ編集

X~XXにおいては、「あの男」が推進した「GEAR計画」はアリエルスと戦うことを想定していたような描写が見受けられ、宇宙での戦いまで考えられていた節がある。


格闘ゲームのキャラクターではあるが、ストーリーモードにしか登場しておらず、ストーリーに興味の無いゲーマーにとっては存在自体が認知されていない可能性もあるという独特な立ち位置である。


ソル、シン、カイの3人を相手に、余裕を見せつつ応戦し、さらには「山なら吹き飛ばせる」というソルの3倍圧のタイランレイヴを正面から平然と受け止めるなど、設定上はプレイアブルキャラ化してもおかしくはないキャラでもある。


しかし、ラムレザルを罵倒されて激怒したシンに力負けしたり、ソルの20倍圧のタイランレイヴに押し切られそうになるなど決して無敵の存在ではなく、さらにこの時のソルはドラゴンインストールを使えないハンデ状態だったので万全のソルには敵わないようである。


関連タグ編集

ヴァレンタイン

ラムレザル=ヴァレンタイン

エルフェルト=ヴァレンタイン

ベッドマン

ハッピーケイオス

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