「…自分の進む道は自分で探す。手助けは不要よ」
プロフィール
身長 | 169cm |
---|---|
体重 | 48kg |
血液型 | B型 |
出身地 | ロシア |
生年月日 | 孤児のため不明…と思われたが(下記参照) |
趣味 | 猫を追い回すこと |
大切なもの | 貞操 |
嫌いなもの | ザトー、抜け毛 |
格闘スタイル | 禁呪を宿した髪を使った暗殺術 |
所属 | 元アサシン→アサシン |
CV | 住友優子 |
概要
ギルティギアシリーズの登場人物。
ロシア出身の元アサシン。口数は少なくクールな性格の持ち主。
自分の排他的な思考に苦悩する事もあり、完全に人間味が無い訳ではない。
卑・泥獄墜法第6法による禁呪「アングラ」をその髪に宿しており、彼女の意のままに形状や長さを変える事が出来る。
普段のヘアスタイルはショートカットであり、戦闘時には髪を伸ばして危険に備えている。
生前のザトーが禁呪法の代償として視力を失っているように、禁呪法を用いた術者はその代償に何かを失うはずだが、ミリアのアフターリスクは明らかにされていない。
ただしミリアの禁呪も、将来的にはエディのように化けて出る危険性を孕んでいる。XXACのストーリーモードではミリアに「殺セ」と仕切りに呼びかけており、かなり残忍な性格をしているようでミリアの意識を奪った結果、通りかかったブリジットを殺害するバッドエンドも存在する。
聖戦で孤児となり、アサシンの首領であったザトーに拾われた。ザトーとは、後に師弟関係を経て、恋人となった。
アサシン時代にはNo.2の地位にあったが、アサシンとして生きる事や罪の無い人間を殺す事に疑問を感じていたため裏切りを決意。
その初任務で組織の命運を左右する重大な仕事を任されるが、事前に警察機構と内通しザトーに重傷を負わせた上で組織を抜けだした。ザトー逮捕に貢献した事で、過去の罪は全て放免されたが、裏切り者を許さない組織から執拗に追手を差し向けられていた。
ミリアは追手の一人から獄中にいるはずのザトーが第二次聖騎士団選考武道大会に出場することを聞かされると、組織を完全に崩壊させるため自らも大会に参加した。
武道大会は一般にも広く公開されていたようで、彼女の勇猛な戦い振りを見てファンになった男(CV杉田智和(ACPR))まで出てきた。だが、この男も困った者で最初こそストレートな愛の告白を続けていた(ゼクスではミリアもプロポーズを承諾している)ものの、XXACのストーリーモードでは何時まで経っても振り向いてくれないミリアに逆上し、バッドエンドでは殺害してしまう事になるが彼女に抱きしめられたことで正気を取り戻していた。
なお禁呪に支配されるバッドエンドルートでなければ登場しない上、Xrd以降は一切再登場しておらずGG WORLDでも省かれている。ザトミリを成立させるために存在がなかったことになった可能性が高い。
ミリアは男運が無いとぼやく事があるが、それはザトーの事に限らないかも知れない。
大会でザトーが失踪した事で束の間の平穏を手に入れたミリアであったが、ザトーに対する後悔に似た感情と恐怖心から苦悩を続け、悩んだ末にザトーに完全なとどめを刺すべく旅に出た。
ザトーがエディに乗っ取られ死亡してからも、完全な決着をつけることにこだわり、復活を遂げたアサシン組織やエディとの戦いを続けた。
その後、数年間は平穏な日常を送っていたが
ヴァステッジでは行方不明となったザトーの亡骸を探すため旅に出ている。
ザトーへの執着は完全に捨てているかのような口ぶりではあるが、実際に相対すると動揺する事も多く、どちらかと言うと未練がかなり残っているようでもあり、上記でもわかるように彼女が参戦する理由はほぼ全てザトーに関するものである。
組織を抜けてからは徐々に人間らしい暖かさを取り戻しつつある。XからXX間における彼女の口調や話し方を比べると、より女性的な物へと変化しているのを確認できる。
Xrdでは亡くなったはずのザトーが生きていると言う情報をヴェノムから聞き、ともにザトーの元へと向かい黄泉帰ったザトーと再会を果たす。
その後は割と共に行動しているようであり、本作では珍しく対戦モード時にその対戦に参加していない筈なのに存在が確認できるプレイアブルキャラとなっている。具体的にはザトーでメイに勝利した時にメイ(の不自然な怪力)に興味を持つザトーに対してミリアが嫉妬している様子がわかる(この時ばかりは普段「どうでもいい」を口癖のように繰り返すザトーも「どうでもよくはない」と慌てていた)。
STIRVEではダレルによって再建された終戦管理局局長に就任しイリュリアの諜報を担っている。
人材不足かは不明だがかつてのアサシンの首領であるスレイヤーを雇おうと考えていたりする模様。
外見
初代では白いパフスリーブのスリットの入ったレオタードのような着衣と、その上からデニム生地の青いオーバーオールのような服を重ねて着用している。X時代より脚部の露出が激しいのが特徴といえる。
髪には青いヘアバンドを付けていて彼女のトレードマークにもなっている。エンディングでは水着のような露出の高い衣装も披露している。
X~XX時代の服装は白と青のスカート部分が極端に短いワンピース状の衣装を着用。スタッフ用の設定資料には「裸にTシャツの色気」と注記があり、GGX開発時は下着をはいてない方向で進めていたらしいが、最終的には黒いレオタードを着用する事となった。
この頃も美脚を惜しげも無く披露している。
パチスロギルティギアヴァステッジでは他の多くのキャラクターと同様、これまでの衣装が刷新され、白を基調に所々に黒と緑のアクセントが入ったミニコートのような衣装と、コサック帽に似た帽子を着用している。また、この時点で生足は卒業となり黒のニーソックスを身につけている。
Xrdではヴァステッジのデザインを元にさらに細かな変更が加えられた。特別目を引くのはイメージカラーが黄色となった事である。これは従来のカラーリングが他のキャラクターとのパーソナルカラーと被っている事と、ヒロインとしてのキャッチーさを追求したためである。また、足の露出は完全になくなった。なお、黄色い服+黒ストッキングは過去作のカラー選択でも存在している。
肩紐、胸のバッジには猫に関連する言葉が刻まれている。帽子のネームプレートにはZ128+13と言う文字があるが、これはザトーの誕生日と一致する箇所(Zato1月28日)が含まれており、何か深い意味があるのかもしれない。追加カラーではストッキングを履いていないカラーリングも存在する。
プロフィールイラストが斜めを向いているため判別しづらいが、首元や肩の紐は左右どちらにもかかっている。二次創作では非常に間違われる事が多い部分のため注意したい。
デザインが非常に難航したキャラクターでもあり、初代の外見になるまでにも十回以上のデザインのリテイクがされている。その中には人間ではなくエルフ、髪ではなくナイフを使うブラジル出身の元アサシンで大会の賞金が目当てで参加するなど、設定そのものにも違いが見られた。
武器・性能
武器は禁呪によって形状や長さを自由に変えれる様になった自らの髪。
剣、花、鎖、月、翼などの形をよく用いている。
バッドムーンによる高速中段や高速落下などを用いた表裏の揺さぶり、持続の長いHSタンデムトップやシークレットガーデンを重ねての起き攻めに定評があり、起き攻めの女王の異名を持つ。
移動速度が非常に早く、移動技を豊富に持つため相手を撹乱する事は得意だが、全体的な技のリーチは短く、チップに次ぐ紙防御で気絶値も低い、有効な切り返し手段に乏しいなど守備は極端に弱い。
相手を自分のペースに引き込み、起き攻めで相手に復活の機会を与えずに攻め続けていくというスタイルのキャラクターである。
シリーズ通して強キャラである事が多く、特にXでの性能はずば抜けていた。
外部作品への参戦
スクウェア・エニックスのアーケードカードゲーム「ロードオブヴァーミリオンIII」のVer3.1でゲスト使い魔として参戦。
種族:魔種、コスト:40、ジョブ:アタッカー、タイプ:「暗技」、HP450、ATK70、DEF50の中型使い魔として参戦
覚醒時はHP500:ATK90:DEF70、超覚醒時はHP550:ATK160:DEF140とステータスは低めに設定されているが超覚醒時に発動するアビリティ「クローミングローズ」により高い火力を発揮するようになる
このアビリティの効果は「(※)ダッシュアタック使用時に相手に攻撃を当てた際、一定時間後にダッシュアタックを当てた対象とその周囲の敵全員にダメージを与える」というものである
このアビリティで与えるダメージはDEF完全無視の固定ダメージでありダメージの数値も50と高めに設定されている
この為どれだけDEFが高くても確実にHPを削っていけるという性質があるので自身のATKを気にせず強気に攻めれる、更にアビリティが範囲攻撃も兼ねている(しかもこの範囲攻撃もDEF無視)集団戦にも一定の戦果を期待できる
弱点は自身のステータスは自力であげる事は出来ない上にステータス自体も低めなのでダッシュアタックを駆使しなければ戦闘力は発揮できない
(※)ダッシュアタック:アタッカー専用の特殊攻撃であり発動時に一定距離を高速で移動し停止と同時に前方の敵に攻撃する攻撃、ダッシュアタックは通常のダメージに加えてコストに応じて相手のDEFを完全無視した固定ダメージを追加で与える
誕生日
ミリアの誕生日は長らく不明であり、ギルティギアシリーズはキャラが担当声優と同じ誕生日であることが多いため、演じる住友優子氏と同じく7月11日が誕生日だとユーザーの間で思われていた。
ところが2023年4月、公式Twitterにて4月20日の非公式の誕生日が発表された。
突然の誕生日の発表、その上4月20日の誕生日は公式設定ではないことにユーザーは騒然となった。
余談だが、STRIVEのザトーのベルトにミリアのネームプレートのように「M711-X」と文字が刻まれており、ミリアの名前(M)と住友氏の誕生日(711)を思わせるがそれがミリアの誕生日を示すものかどうかは不明である。
関連イラスト
外部リンク
GUILTY GEAR Xrd アーケード版公式サイト内 紹介