曖昧さ回避
- slayの名詞形”slayer”。一般的に殺し屋と訳される。
- 1981年に結成されたアメリカのヘヴィメタルバンド。SLAYERを参照。
- RPGなどで特定の生物の撃滅に特化した武器につく名詞。○○○スレイヤーと書く。(例:ドラゴンスレイヤー、デーモンスレイヤー …etc)
- pixivの部分一致検索で引っ掛かる、「スレイヤーズ」「ニンジャスレイヤー」等の一部。
- 格闘ゲーム『ギルティギア』シリーズの登場キャラクター。本項目に記述
プロフィール
初出作品 | GUILTY GEAR XX |
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出身地 | トランシルヴァニア (ルーマニア) |
生年月日 | 10月31日 |
身長 | 185cm |
体重 | 70kg |
血液型 | 解析不能 |
趣味 | HAIKU、勝負事、人間観察 |
大切なもの | シャロン(妻) |
嫌いなもの | ロマンを持たない者 |
所属 | アサシン組織(既に引退) |
アイタイプ | 茶 |
声優 | 家弓家正(Xrd -SIGN-まで)/土師孝也(AC版Xrd -REVELATOR-より) 岩澤俊樹(若返った姿) |
概要
すでに数百年以上の時間を生きており、実際の年齢は不明。あまりも長い時間を生きてきたため、自身も本名を忘れてしまっている。スレイヤーとは字である。
ソル=バッドガイやツェップ大統領ガブリエルとは古くからのケンカ仲間であり、当然ながらその強さは人類の規格から外れている。
曰く、ソルと本気でやりあうには1万ヘクタール(東京ドーム換算で2000個以上)もの空き地が必要らしい。
長命種であるため時間跳躍能力者であるアクセル=ロウとも様々な時代に付き合いがあり友人の関係である。
格闘スタイルは己の身一を武器としたシンプルな物。吸血鬼の力を最大限に利用して相手を圧倒する。
アサシン組織の創始者であり、初代リーダー。
本来は自身のエネルギー源である血液を合法的に獲得するための手段としていた。
しかし、特異体質により不死身の生命を持つシャロンを伴侶にした事で、本来の目的を消化する。また組織が拡大していくにつれ、政治的な力を持ち始めると興が冷めたのか、ザトー=ONEに後を任せあっさり組織を引退した。
その後は妻と静かな隠居生活を送っていたが、下界での不穏な様相にいち早く気づき、原因を探るべく行動を開始する。同時に現リーダーのザトー=ONEの死亡によって混乱するアサシン組織に自ら落とし前をつけるため、再び表舞台へと姿を表した。
友人からザトー復活の報を聞き、下界に再び姿を現し、アサシン組織に合流した。変わりゆく組織の行く末を見守る一方で、吸血鬼という種についても思いを巡らせている。
シャロンと共に人間の世界とは別世界である『彼の地』と呼ばれる所に住んでいる。
アサシン組織には彼の教えがいくつか伝えられており、その中には色仕掛けにまで言及したものがあるらしい。
初期の設定では「ただ強いだけのおっさん」だったが、設定的に一捻り欲しいと考え、吸血鬼になったという。この逸話は設定資料集などで度々語られている。
性格
非常に紳士的で、誰にでもその態度を貫き通すダンディな人物。
そうかと思えば、血生臭い殺し合いは好まず、純粋な闘争を好むという高潔で割と血の気の多い気性も持ち合わせている。
人間観察を趣味としており、その人なりのロマンを持つ者に取り分け強い興味を惹かれる傾向にある(基本的に興味を示すのは人間だが人間以上に人間らしいロボカイやA.B.Aなどに関心を抱く一面も)。一方で信念を持たぬ者に対しての反応は若干冷ややかである。
もう一つの趣味であるHAIKU(いわゆる俳句ではなく、どちらかと言えば川柳に近い)はコンテストに度々応募しているが入選には至っていないらしい。
対戦中に一撃必殺技を決めると一句詠み上げるが、上・中・下の句がランダムに選出されるため、おかしな句になっている。ただし対戦中以外ではまともな句も読んでいる。
外見
大きな十字架をモチーフとした赤いネクタイに深緑のスーツ、左目に片眼鏡(モノクル)をかけ、肩に赤いマント(長さ的にはストール)を掛けている。整った口髭と、揉み上げからのあごひげを生やし、見た目も非常にダンディである。
パイプをたしなんでおり、戦闘中でもつねに口にくわえている。
マントは生きているらしく、勝利後にコウモリのような頭をのぞかせることある。
Xrdではザトー同様、服の至る所にアサシン組織のマークが足された。
STRIVEではより吸血鬼らしいマントの様なコートにファッションに変更されている。
性能
直線軌道のインファイター。
とにかく正面から猛スピードで突撃し、強烈な一発を見舞うというスタイルをとっている。
一発一発がかなり重いうえ、コマンド技やロマンキャンセルを駆使することで怒涛の勢いでコンボをたたき込む。
また、前ダッシュが消えるステップなのも特徴。当然消えている間は無敵で、これを利用した表裏の崩しも強力。
また「ステップ中に必殺技を入力することで、ステップの無敵時間を必殺技に乗せる」というテクニックが存在する。
代表的な必殺技は「マッパハンチ」。「『マッハ』パンチ」ではない。
拳を突き出して突進するシンプルな必殺技だが、「あまりにパンチが速すぎるので一瞬だけ服が置いていかれて全裸になる」という設定がある。故にマッパ。
グラフィック上では当然描かれていなかったが、『STRIVE』で強化版の「スーパーマッパハンチ」で実際に脱ぐ(下はトランクスを穿いているが)。
XX/以前ではヒット時によろけを発生させる投げ技『血を吸う宇宙』を何度も叩きこむ強烈なループコンボがあった(吸血ループ)。
ちなみに家庭版に登場するゴールドバージョンの性能は、
・体力自動回復
・与ダメージの半分吸収
という格闘ゲームでも珍しい、体力回復スキルを持ち合わせている。
吸血鬼という設定にならったものではあるが、中々倒れないのである意味トラウマメーカーである。
『STRIVE』では新必殺技「ラスト・ホライズン」が実装。
通常の覚醒必殺技とは異なりテンションゲージを100%使用する打撃技。隙は大きいが、当たれば相手の体力を7割近く一気に削り取るロマン技。コンボに組み込むことも比較的容易で、忍者相手なら即死も狙える。
演出は「相手に組み付き、首筋に噛みつく→相手の血を吸い、若返る→全力でぶん殴る→相手が画面外に吹っ飛んでいき、地球を一周してスレイヤーの背後から飛んでくる」という豪快なもの。
一瞬だけだが若返った姿が描かれるので、往年のファンにとってもインパクト抜群の演出である。
その他
- そのキャラクターは『ジャイアントロボ THE ANIMATION』に登場する衝撃のアルベルトに酷似しており(声はむしろ敵方の中条長官だが)、ファンの間では元ネタと推察されている。
- ガブリエルとはかなりの対決を重ねており、現在1勝1負363引き分けだという。ガブリエルの部下であるポチョムキンは、その話を聞いて対戦を心待ちにしていたと告げる開幕演出があるが、当のスレイヤーはガブリエルを超えてから挑んで欲しいと答えている。
- 蔵土縁紗夢の腕前を評価しており、皮肉を交えながら賞賛している。