概要
格闘ゲーム「ギルティギア」シリーズの登場人物。担当声優:菅生隆之
ポチョムキンのかつての上官また師匠であり、ツェップの大統領。ポチョムキンが全面的に信頼する人物。
現在の純粋な人類の中で一番の実力を持つと明言されている。
石渡太輔氏によると人類のNo.2はチップ=ザナフである。二人の対決は小説『胡蝶と疾風』で描かれているが、当時はまだ未熟だったとはいえ、チップを一撃で吹き飛ばしている。
ギルティギアXrdでは、メガデス級のギアと単身で渡り合える人間は全盛期のクリフ=アンダーソンのみと明言されているが、人間同士の1対1での戦いではどちらが勝るかまでは言及されていない。
異種であるスレイヤーとは喧嘩仲間である。XXのスレイヤー対ポチョムキンの専用演出では、スレイヤーが「私に挑むのなら、まずヤツ(ガブリエル)を超えてもらいたいものだ」と語るなど、言うまでもなくポチョムキンよりも強い。
シリーズ一作目のポチョムキンのエンディングで、ただの軍事国家に成り下がっていたツェップ"皇"国に軍事クーデターを引き起こし、自ら大統領となってツェップを治めている。
かつては奴隷兵士達の教官という立場であり、計画を隠すべく軍国主義者を装っていたのでポチョムキンからは嫌悪されていた。
だが、クーデターの成功とともに皇国への反感と計画の全容を明かし、ポチョムキンから全幅の信頼を得た。
ポチョムキンを第二次聖騎士団選考武道大会に送り込んだのは、兵士のミリタリレベルを図りクーデターを起こすに足るかを見極めるためであった。
クーデターの直後に前政権の特徴だった奴隷制度を撤廃するなど、平和的科学国家として善政を敷いている。
Xrdのストーリーモードでは、十傑集走りやパンチの拳圧だけであたり一面を吹き飛ばす、さらには無数の拳を敵に浴びせると言った常人離れした格闘術を披露して、ベッドマンの捕縛に成功している。
ちなみにベッドマンはスレイヤーを相手に8%の力で倒せると豪語しているが、三者の力関係は不明。
その後もスレイヤーとともにファランクスナインに応戦するなど活躍を見せた。
なお、「独立した力を持つ一国の大統領」という立場のためか、プレイアブルキャラクターである部下のポチョムキンよりも見せ場が多かった。哀れポチョムキン。
青い軍服に身を包み、長めの髭を生やしている。目深に被った帽子で目は隠れているが、ギルティギアのポチョムキンのエンディングではポチョムキン同様白目になっている。
Xrdのポチョムキンの対戦後の演出で、ようやく声が付いた。担当の菅生氏は第一の男、ナレーションと兼任である。