概要
元々は同じアサシン組織の上司と部下と言う関係。さらにザトーは、孤児だったミリアを救い、育てた恩人でもある。
だが人を殺す事を受け入れられなかったミリアは、ザトーに重傷を追わせて逃亡。
以降は、組織の首領とその裏切り者として、戦いを繰り広げていった。
ザトーは組織の中でミリアの事を「唯一信頼出来る存在」としていたが、
裏切られた事で発狂し、執拗に部下を差し向け殺そうとしていた。
しかしエディに体を乗っ取られてからは、ミリアに懺悔するかのようにすまないと言ったり
殺してくれと懇願するようになった。
ミリアの方も表面上は冷たく語っているものの、自分を助けてくれたザトーには恩義を感じており
彼を追い詰めた事に罪の意識を感じている。
ミリアの行動目的はザトーに対する自分の気持ちに整理を付けるためと言うのが大半である。
ザトーが死亡してからも、せめて自らの手で止めを刺そうとエディを追って戦いを続けていた。
このようにカップルと言っても、お互いに愛や憎しみなどの様々な感情を抱えており
戦いの中でその気持を発散していくという関係。時に殺し愛(ころしあい)とも呼ばれる。
PIXIV上でも、普通のカップルと違った悲しげな、あるいは殺伐とした雰囲気を醸しだしたイラストが多く、
お互いに刃を向けるイラストなども見られる。
二人の仲がどの程度親密であったか、長年定かではなかったが
Xrdシリーズでは公式に恋人関係であった事が明言されている。
Xでザトーが衰弱死し、続編のXXにてエディも寿命を迎えたため
これで関係が決着したものと思われた。
だがXrdにおいてザトーは元老院の手によってエディと共に復活を果たす。
死後の世界を経験したザトーは感情を失ってしまうが、
唯一ミリアに対してだけ心が動き、彼女を守るために戦う事を決意する。
しかし、当のミリアがザトーの事をどう思っているかは未だ明らかにされていない。