CV:高木早苗(1992年版)、水谷優子(Crystal)、山崎和佳奈(Cosmos)
実写版:森若香織
概要
ちびうさにとっては血縁上では母方の祖母にあたり、現代に滞在している間はうさぎの従妹になっており多忙な両親の代わりに月野家が面倒を見るという設定。ちびうさは祖母のことを「育子ママ」と呼んでいる(父方の方は既に事故で他界している)。ちなみに原作ではちびうさ以外にも、うさぎや美奈子だけでなく、ファンの間からも呼ばれており、もはや愛称である。
EDのクレジットでは、無印〜Rまでは「ママ」、SuperSでは「育子」、スターズでは「育子ママ」と書かれていた。
30代の中頃(第四部番外編時点)。生まれた時からずっと虫歯は一本もない。専業主婦。
常に赤点レベルのうさぎのテストの点に怒り、家から閉め出すこともしばしば(北米版では諸事情により図書館に行くよう進言するよう修正されている)。得意料理はレモンパイ。
小言をよく言うが、セーラー戦士になって以降の彼女を見る度に女性として綺麗になっていく事に母として敏感になっている。
アニメ版では裁縫を苦手にしているのが描写されている他、大阪なるの母と海野ぐりおの母との交流が言及された。
何気にシリーズ皆勤賞である(旧アニメはS、CrystalシリーズはEternalを除く)。一般人の中で全章登場したのは、彼女だけである。
名前のモデルは作者の母親(単行本3巻参照)。
Crystalシリーズ
1〜2期までは髪の色が薄紫だった。3期ではデザインが一新し、1992年版同様の藍色の髪に変更。Cosmosでは再び薄紫に戻っている。
だが、演じていた水谷優子氏が2016年5月、3期の展開の内に他界してしまったため、原作3部終盤にて登場していたが、Crystalではその登場シーンがカットされ、次回作のEternalでは未登場。その後最終章Cosmosにて、山崎和佳奈が後任を務め再登場を果たし、原作のシーンに加え、うさぎが戦いを終えて月野家に帰宅する終盤のオリジナルシーンでも登場する。
また、Cosmosで声を担当する山崎氏はRでコーアンの声を担当していた。
実写版
実写版では原作やアニメとは異なり、うさぎの成績を気にしている描写はなくテンションの高いイケイケなタイプの母親として描かれており、うさぎとの仲は良好。いつも奇妙な組み合わせの料理を作る。
余談
また北米版の一つ、DiCエンターテインメント版の担当声優バーバラ・ラデッキーは、育子のみならずうさぎの前世であるプリンセス・セレニティの母、クイーン・セレニティも演じていた。
更にラデッキーは海王みちる/セーラーネプチューンも好演している。