実写ドラマ版:河辺千恵子
概要
月野うさぎの親友で同級生。
実家は母親が宝飾店「ジュエリーOsa-P」を営んでいるお嬢様で水野亜美や海野ぐりおには及ばないものの成績も優秀。
アニメ版では将来看護婦となることを志している心優しい少女。
家族構成は原作、アニメ、実写ドラマ版共に登場する母(実写版では『まゆみ』という名前)、原作の番外編に登場する年の離れたギャル系妹のなるるがおり、また未登場であるがなるるが勝手に使っているゴールドカードの名義から父親がいることが分かる。
うさぎがセーラームーンであることは知らないが、実写版では後に知ることとなり、原作でもうさぎが今までと違う雰囲気を醸し出していることに薄々気づいていた。
アニメ版ではダーク・キングダム四天王のネフライトの人間での姿「三条院正人」に恋心を抱き、正体を知ってもなお彼を信じ続けた後に両想いになるが、その直後に同じく四天王のゾイサイト配下の妖魔の手により目の前で失ってしまう。
ネフライトを失い、心に癒えない傷を負ったその後、妖魔に襲われそうになったところを海野に助けられたことをきっかけに彼と結ばれ、心身ともに回復した。
『無印』では準レギュラーだったが、『R』以降からは出番が少なくなり、『スターズ』には登場しなかった。
原作と『Crystal』シリーズでも第3部からは出番がほぼ無いに等しいが、第5部と『Cosmos』ではうさぎたちと同じ十番高校に進学しはるからと昼食を共にしている(どちらも台詞無し)。
実写版では学園ものとしてのカラーが強いことから出番が激増。準レギュラーどころか、完全なレギュラーという立ち位置となった。うさぎを巡って亜美と対立したこともある。
余談
アニメが始まったごく初期の頃は「もしかしたら…」と言われていたが、早々に「〇野」の法則により否定される(代わりにネプチューンが出てくるまでは海野が「学ランネプチューン(笑)」とネタにされていた)。
主人公の親友という立ち位置なので、他の非変身の準レギュラーキャラに比べて事件に巻き込まれる回数が多い。そのあまりの襲われ具合からルナに「しかし、よくエナジーを奪われる子だわよねぇ」とメタなツッコミを受けている。(これが初期の考察本などで「エナジーをよく奪われる=通常の人よりエナジーが多い=セーラー戦士だから?」という追加戦士説の根拠になっていたりもした)
旧アニメ版でなるを演じた柿沼氏は後にCrystalで土萠ほたるの母・蛍子を演じている。