CV:難波圭一(旧シリーズ) / 山下大輝(Crystal)
人物
月野うさぎのクラスメイトで友人。素顔が分からないような瓶底眼鏡をかけているテンプレタイプなガリ勉。
情報通でうさぎ達に何かと教えてくれる。情報はインターネット(当時はパソコン通信)などで拾ってくるらしい。ハンドルネームは『ぐりぐり博士』。
「Crystal」でもセーラーVについての解説をした。一方で第7話では(操られていたとはいえ)「美少女戦士セーラームーンS」に登場した土萠教授調の顔芸まで披露した。
亜美の自称ライバルであるメルクリウス(本名:数理くるめ)とも友人。
容姿については、彼そっくりのプリンセスDが『眼鏡を外すと美少女』だったことから、メイン画像のように『眼鏡を外すと実は美形』なのかどうかは不明であるが、周囲の人間は一応想像している。
また、旧シリーズではうさぎと同等かあるいはそれ以上にマイペース(超がつくほど)で変なところから現れたり空気の読めない発言をしてうさぎ達の怒りを買うこともあるなどやや抜けた(二枚目もしくは、二枚目でなくとも三枚目まではいかない男性キャラが多くを占める本作においては珍しい)三枚目キャラになっている。また、オリジナル展開により”タキシード海野仮面”に変身(扮装)、中の人が同じゾイサイトとにらみあうシーンがあるほか、当初はうさぎに片想いしていた(※)が、後に大阪なるが恋心を寄せていたネフライトがゾイサイドに殺害されたことでなるに気をかけるようになり、最終的に恋人同士になる。
※2回ほどうさぎにキスを求めた事もあったが、一回目の時は(妖魔に操られていたとはいえ)無理矢理キスを迫ったため、ギャン泣きされた。
身長は媒体によってまちまちであり、原作では不明、旧アニメではうさぎより僅かに低い程度だが、Crystalではうさぎよりも明らかに低く、うさぎの身長が(物語初期では)150cm前後であることを踏まえると平均(14歳の男性の身長は166cm)よりもかなり低い。
原作とCrystalは第3部、テレビアニメでは第4期『SuperS』を最後に登場しなくなったため、高校の進学先は不明。
余談
『コードネームはセーラーV』では『天野ぐりかず』、ちびうさ日記では『空野』という、風貌や立ち位置が良く似た人物が登場している。
外部太陽系戦士が登場するまでは戦士の名字が全員「○野(月野・水野・火野・木野・愛野)」だったことから、「こいつもいつか変身するんじゃね(笑)」やら「変身したらさしずめガクランネプチューンだな(笑)」とネタになっていた。
実写版では学園ドラマとしてのカラーが強いことから彼も必然的に出番が増えるはずだが、どういうわけか未登場であり、モブ女子生徒がぐりおの代わりに亜美やまことについてをうさぎに話すシーンがある。
登場しなかった理由について不明だが、他の人間キャラと比べてデザインがアニメ、漫画的にデフォルメされていることから単に実写に向いていないからだと思われる(アニメや漫画ならうまくいくが実写だとうまくいかないとの理由でハブられるのはよくあること)。