「天使かと思っちゃった」
「勉強は機械じゃなく、自分の力でするものよ!」
プロフィール
年齢 | 14〜16歳 |
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誕生日 | 9月10日 |
誕生石・好きな宝石 | サファイア |
星座 | 乙女座 |
血液型 | A型 |
好きな色 | 水色 |
好きな食べ物 | サンドイッチ、あんみつ |
苦手な食べ物 | はまち(ぶりっ子はキライ、の暗喩) |
好きな教科 | 数学 |
苦手な教科 | なし |
趣味 | 読書、チェス、水泳 |
特技 | 計算 |
苦手なもの | ラブレター |
将来の夢 | 医者 |
理想の男性 | アインシュタイン |
異名 | 模試荒らし |
CV | 久川綾(旧作アニメ)、金元寿子(『美少女戦士セーラームーンCrystal』) |
演(ミュージカル) | 森野文子→宮川由起子→赤嶺寿乃→伊澤麻璃也→河辺千恵子→若山愛美(バンダイ版)/松浦雅→小山百代→竹内夢(ネルケプランニング版)/伊藤理々杏・渡辺みり愛→向井葉月→小川彩・中西アルノ |
演(ドラマ) | 浜千咲(現:泉里香) |
人物
水星を守護にもつ水の戦士・セーラーマーキュリーに変身する。
IQ300で全国模試一位の常連者。初登場時は14歳の十番中学2年生。後に十番高校に進学した。
黒に近い青髪をショートカットにした少女。原作版では制服にカーディガンを羽織り、勉強時に眼鏡をかける。
真面目で心優しく、将来の夢は母と同じ女医。知識欲旺盛でいつも分厚い本を読んでいる。趣味のチェスと水泳もプロ並みの腕前を持つ。地道にコツコツと課題をこなすタイプ。
当初は妬み混じりの陰口を叩かれて友達もおらず「自分には勉強しかない」と思っていたが、月野うさぎとの出会いから仲間が増えていく。
彼女を二人目の仲間として目星をつけ突然上空から現れたルナを「天使」と思うなど乙女らしい面も持ち合わせている。
家族構成
有名な日本画家の父親と、大学病院勤務医の母親(実写ドラマ版では水野冴子)を持つ。のんびりして自然を愛する父と仕事人間の母とでは価値観が合わず、亜美の幼少期に離婚。
母に引き取られてからは母と二人暮らし。父親とは絵葉書で交流を続けており、趣味のチェスと水泳は「冷静になるために必要だから」と父に教わった。両親にとってしっかりした子供で、夜勤漬けの母は亜美との時間を作れないことを気にしている。
旧作アニメ版によると、チェスタワーのオーナーと友人だった祖父もチェスを嗜んでいたとされる。
原作漫画・Crystal
勇ましく大胆な面もある。手にした途端じんましんが出るほどラブレターが苦手で、理由は恥ずかしいかららしい(劇中含めて三回)。
普段は内気だが勉強が絡むと鬼になり、赤点常連組の愛野美奈子たちに恐れられる。
「万」では買えないほどの高級マンションに住み、母がダイヤを腐るほど持っている。地場衛よりは古幡元基が好み。知識面で冥王せつなを尊敬している。
水の流れを感知する能力を持つ。スポーツクラブの会員制プールの会員で、泳ぎの腕前は「魚のよう」と喩えられた。
男嫌いを断言している火野レイとは違った部分で恋愛に疎い部分があるが、『Crystal』ではショーウインドーのウェディングドレスにうっとりするうさぎとまことの横で「私は白無垢の方がいいかな」と言っている。
初期設定ではサイボーグで、第1部ラストでバラバラに吹き飛んで戦死する結末を想定していたが、担当編集のおさぶによりストップがかかった。しかし、アニメ第1シリーズの終盤で本当に死んでしまう内容を見て作者は悔しい思いをしたらしい。
なかよしフィルムコミックによると、ちびうさのルナPの開発者は未来のマーキュリー。
旧作アニメ
やや浮世離れし、天才的頭脳を疎まれるなどで人間不信気味だった。スタッフによると主役回では自己嫌悪と自己解決を繰り返しているらしい。
友達に憧れがあったが、月野うさぎとの出会いで積極性を身につけた。ルナと仲が良く、親友は木野まこと。
なお、この媒体のみルナが妖魔ではないかと疑っていた(本物の妖魔であるガロベンに襲われたのを見て疑いが晴れた)。
第62話ではドイツ留学の話が来た。ドロイドギワークの精神攻撃で誹謗中傷を浴びてしまったことも。
前半は大人びた性格からうさぎと火野レイの保護者的存在だったが、シリーズが続くにつれて開放的になり、うさぎ達にノッたり、うさぎをからったりするなどボケ役もするようになる。
「セーラースターズ」から眼鏡をかけるようになった。
旧作アニメ版の内部太陽系戦士は活発で肉食系女子だったため、控えめで清楚系な雰囲気の亜美は萌え豚の間でガチ恋勢を量産したらしい。
実写ドラマ版
髪型はセミロング。眼鏡をかけていて地味な服を着る。クラスで一番の秀才だが、理解者がおらずに自分には勉強しかないと感じている。
初めての友達だったうさぎに依存していたが、クンツァイトとの戦いで暗黒のエナジーを受け入れ、ダークマーキュリーに変身してしまう。
うさぎを巡ってなるから対立されたこともあったが、本人は気にしていなかった。
当初は変身前もショートカットにする予定だったが、演じた浜千咲が拒否したため、変身後のみショートヘアに変化するという形で妥結した。中盤からは眼鏡を外しておしゃれをするようになった。
余談
青髪美少女人気を決定的にした存在とも言われる。『月刊アニメージュ』の「キャラクターBest10」ではそれまで一位を独占してたナウシカの牙城を崩した。「キャラクターBest10」とは別の年に一度ある「アニメグランプリ」では1992年度の女性キャラクター部門で一位に輝いた(ニ位は月野うさぎ)。1993年度はニ位で1994年度は五位(一位は天王はるか)になっている。
当時、特に男性ファンからの高い人気を誇ったキャラクターである。佐々木主浩や須藤元気などがファンとして有名。その人気の高さから劇場版作品において、唯一うさぎ以外が主人公のスピンオフ『亜美ちゃんの初恋』が同時上映された。
また、ヒャダインこと前山田健一はセーラー戦士としての亜美「セーラーマーキュリー」を推しており、その理由としてアニメ初期で攻撃技でない『シャボン・スプレー』(ドラゴンクエストシリーズの「マヌーサ」とたとえている)しか使えず自身も攻撃力に欠けていることを認識しているにもかかわらず健気に戦う姿を理由としている。
2020年にNHKのBSプレミアムで放送された「全美少女戦士セーラームーン大投票」で第9位(セーラーマーキュリー/スーパーセーラーマーキュリーは10位)にランクイン。この結果にスタジオから「意外」「もっと上かと思った」と驚きの声が上がり、投票層が女性が9割という点が影響してるのでは?という声も挙がった。
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美少女戦士セーラームーン セーラーマーキュリー 内部太陽系戦士