「天才ニュートン問題!リンゴは何故木から落ちるでしょう!!」
概要
アニメ『美少女戦士セーラームーン』第8話「天才少女は妖魔なの?恐怖の洗脳塾」、原作Act.2及び『美少女戦士セーラームーンCrystal』Act.2「亜美 -SAILOR MERCURY-」に登場。
原作及びCrystalでは名もなき妖魔として登場している。
名前の由来は『ガリ勉』から。
ジェダイト配下の妖魔で亜美の通う塾『クリスタルゼミナール』の講師に化けていた。難問テストを出題し答えられなければ鋭利な解答用紙を飛ばして攻撃してくる(原作及びCrystalでは問題を出さずにそのまま飛ばしてくる他後者では用紙で相手を固めて動きを封じることも可能)。更に手を斧に変形させる(原作及びCrystalでは爪をナイフのように伸ばす)事も可能。寒さに弱いという弱点がある。
作中では洗脳プログラムがプログラミングされたディスクを用いて亜美を含む受講生からエナジーを奪おうとした。
ところが亜美を妖魔だと誤認した(原作及びCrystalでは亜美の危機を察した)うさぎが乗り込んできてセーラームーンに変身した事で亜美を奪われてはなるまいと迎撃。隙をついて亜美のエナジーを吸収しようとするもディスクを紛失ために使用しておらず、吸収できなかったため、亜美の脳みそを奪うべく手を斧に変形させて襲撃するも、セーラーマーキュリーだったことが発覚し、ルナから変身ペンを渡され変身。
シャボンスプレーで体を冷やされた上にマーキュリーの幻に翻弄された隙にムーンの『ムーン・ティアラ・ブーメラン(ムーン・ティアラ・アクション)』を受け浄化され塵と化して消滅した。
なおCrystalでは超音波に耐性があり、ムーンが大泣きして超音波が発せられても微動だにしなかった(原作でもそのシーンがあったが、ガロベンはその時どうしていたのか不明)。
その他
ベルトアクションゲーム型のゲーム版にも登場。SFC版では雑魚として登場。序盤から登場するもののリーチが長く序盤から出る雑魚の中ではやや強い部類に入る。
アーケード版ではステージ4のボスとして登場。TV本編では特に接点のなかったぐりおを襲っていた。
本作のボスの中でもかなりの強さで動きこそは単純だが、通常攻撃のリーチが長く、反応も早いので正面から近づくとまず被弾し、うかつに接触するとつかみ寄せられ大ダメージを受けるうえ、つかみ判定の『厚み』があるため、多少軸がずれていても被弾する。極めつけはジャンプ攻撃。この技は足の早いマーキュリーですら回避するのは至難の業。それでいて、ダウン後の起き上がり時に高確率で使ってくるなど攻撃がどれも厄介。救済措置なのか、タキシード仮面が助太刀するイベントがある。
未使用データには問題を出題し答えられなければ解答用紙を飛ばしてくるイベントも用意されていた模様。