曖昧さ回避
ギリシャ神話に登場する双子・カストルとポルクスをモチーフとしたキャラクターに名付けられる傾向がある。
- アニメ版『美少女戦士セーラームーン』の敵キャラクター → 本記事で解説
- 音ゲー『MUSECA』のGraficaの一種 → 参考:公式サイト内紹介
『美少女戦士セーラームーン』のカストル&ポルクス
概要
アニメ無印版第21話「子供達の夢守れ!アニメに結ぶ友情」に登場した、ネフライト配下の最後にして最強の2体の妖魔。
赤肌がカストル(CV:平松晶子)、青肌がポルクス(CV:大野由佳)。
詳細
ネフライトの占星術により、双子座ジェミニがエナジーを奪うターゲットとして示した人物・アニメーターの松野浩美が持っている鉛筆に取りつき、その赤と青の螺旋模様から実体化した。
妖魔が2体ペアで登場するのはシリーズ初のケースとなる。
双子のごとく強い友情で結ばれている事を自負し、それを示すように互いの尻尾の先を結んでいる。
容姿が瓜二つであったり、名前の元ネタがギリシャ神話に登場する双子であったりするが、実際に双子であるとの発言は一切ない。
カストルはマーズの「ファイヤー・ソウル」と同じ技を放ち、続けざまにポルクスがマーキュリーの「シャボン・スプレー」と同じ技を放って、ムーン達3人を追い詰める。
しかし実際にはチームプレイが苦手で、固い絆も上辺だけに過ぎなかったらしく、どちらが止めを刺すかで揉め始め、互いに結んだ尻尾を解いて決裂。これを機にムーンたちは各々の必殺技を同時に放って集約する三位一体攻撃を繰り出す。2体は友情を大切にすべきだったことを後悔しつつ必殺技を受けて消滅した。
アニメ以外にも、同タイトルで稼働していたベルトスクロールアクションタイプのアーケードゲーム作品において、ステージ1のボスとしてカストル&ポルクスが登場している。また以降のステージにおいては青緑色の肌をした色違いキャラが名無しのザコ敵として出現する。ボス時は攻撃範囲の広い合体電撃を使うなどはっきり言って次のボスであるモルガより強い。
また、SFC専用ソフト『美少女戦士セーラームーン Another Story』では、「ヘル・デスティニー」による運命改変の影響により復活したという設定で登場している。
関連タグ
フリーズン・フローズン:同様の敗因