概要
SFC専用ソフト『美少女戦士セーラームーン ANOTHER STORY』に登場。
未来の時代で生きるシャーマン・アプスーを指導者とする、デス・バスターズ壊滅後に出現した敵組織。
暗黒の城と呼ばれる場所を本拠地としている。その目的は“運命を変える”事であり、その為に必要な“幻の銀水晶”を狙い暗躍する。
組織の幹部はアプスーが見出した銀水晶に疑念あるいは反感を持つ少年少女たち(1人例外あり)で構成されている。彼女らが使役するのは、アプスーの力で運命を書き換えられ復活を遂げた妖魔、ドロイド、ダイモーン(いわゆる再生怪人軍団)が大半を占める。ちなみにアニメオリジナルの魔界樹編のカーディアンは登場していない(最後のカーディアンのヤーマンダッカによく似た姿の妖魔らしき存在は登場しているが)。
中にはしれっとゲームオリジナルの妖魔やダイモーンも交じっていたりする。
邪悪な彗星
遠い宇宙の果てからやって来た、邪悪な意思を持った巨大な彗星。
ANOTHER STORYにおける全ての元凶ともいえる存在。光と闇の宿命を説き、その言葉と同調した闇の心を持つ者(即ちアプスー)に力を与えた存在であり、彗星が地球へと近づいていたブラック・ムーン一族の乱終結後の平和な30世紀のクリスタル・トーキョーでは、原因不明の疫病がはやり始め、多数の少年少女たちが失踪する事件が起こるなど、様々な災いが生じた。
最後はアプスーを撃破したセーラー戦士たちが“幻の銀水晶”の力をもってして浄化、消滅した。が、彗星がもたらした様々な災いは彗星本体が消滅後も残り続け、物語は最終局面へと突入する事となる。
結局その正体は最後まで明かされることは無かったが、描写から恐らく原作のとある存在と何らかの関連性があるものと疑われる。