概要
格闘家を経てマルチタレント、パフォーマーに転向。2019年には参議院議員に初当選を果たし、政治家としても活動を行っている。
高校時代にレスリングを始める。拓殖短期大学経営科在学中には全日本ジュニアオリンピックにて優勝を果たしている。短大卒業はアメリカに渡り、ロサンゼルスのビバリーヒルズ柔術クラブに所属してアメリカの格闘技大会に出場し経験を積んだ。
1999年に帰国してからはパンクラスを中心に総合格闘家として活躍。立ち技格闘技K-1ではトリッキーなファイトを見せ人気を得た。
格闘家時代のニックネームは「変幻自在のトリックスター」、「騙し討ちのアーティスト」。
入場パフォーマンスが独特かつ、一アスリートとは思えないほど本格的である事でも知られ、「試合100%、入場100%」と公言するほど力を入れていた。
なお、本人によれば衣装やパフォーマンスのための小道具、ダンサーの用意などは全て自腹であったとのこと。
2006年に格闘技からの引退を発表。現役当時から散発的に芸能活動を行なっていたが、2007年以降はタレントとして幅広い分野で活躍する。
レスリング指導者としては、2008年に拓殖大学レスリング部監督に就任。世界学生レスリング選手権でも日本代表監督を務めたほか、日本オリンピック委員会レスリング競技強化スタッフにも就任している。
2009年にはパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」を結成し、フロントマン兼プロデューサーを務め、国内外問わず高い評価を得た。2019年に後述する政界進出と前後してプロデューサーから引退しているが、2021年には再びパフォーマーとしてPVに出演している。
※須藤元気(Genki Sudo) 「WORLD ORDER」の"MIND SHIFT"フルver.PV
私生活では2007年に一般女性と結婚。2014年にお互いの将来について考えた結果「夫婦から良い友達に戻る」として離婚した。
政治家転身
中学生のころ学校教育になじめなかった経験から「自分の力で住みやすい世界をつくりたい」「これまでの経験を世の中に還元したい」と考え、2019年に政界進出を決めた。同7月の参議院議員選挙に立憲民主党公認で出馬し、比例区で当選を果たした。
しかし2020年6月末、東京都知事選挙に当たって党が宇都宮健児弁護士を支援するとした方針に反し、かねてより交友のあった山本太郎の支援を表明。
これで党と衝突したため離党届を提出したが、比例での当選であったため「離党するなら辞職しろ」という意見も強く未だ保留されている。
その後、2020年9月に設立された新立憲民主党には参加せず、無所属となった。
2024年4月に衆議院議員補欠選挙東京15区では、立憲民主党の酒井菜摘氏に敗れたものの、2位という好成績を残したことで同業者に衝撃を与えた。
その他
pixiv等では劇場版『仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ』の泉京水/ルナ・ドーパント役で、強烈なインパクトを残したことでも有名。嫌いじゃないわ!