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豊田真由子

とよたまゆこ

日本の元政治家。評論家。コメンテーター。自民党所属の元衆議院議員。元厚生労働省官僚。
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このハゲー!! ちーがーうだーろーっ! 違うだろーォッ!! 違うだろっ!!!


経歴編集

1974年10月10日生まれ、千葉県船橋市出身。


桜蔭中学校、桜蔭高等学校、東京大学法学部を卒業した後、厚生省に入省し官僚として活躍後、ハーバード大学大学院(ハーバード・公衆衛生大学院)へ留学し、同大学院修士課程を修了。


・金融庁総務企画局課長補佐

・在ジュネーブ国際機関日本政府代表部一等書記官

・厚生労働省老健局課長補佐などを歴任した後、


2012年自由民主党公認で埼玉4区から出馬し、第46回衆議院議員総選挙に当選し、

2014年の第47回衆議院議員総選挙でも再選を果たし、衆議院議員を二期も務めた。安倍政権下においては、以下の役職に任命されたほか、自民党内では女性局次長・青年局次長・国会対策委員会委員なども歴任し、いわゆる「安倍チルドレン」の一人と目された。


・内閣府大臣政務官(東京オリンピック・パラリンピック競技大会担当)

・文部科学大臣政務官

・復興大臣政務官


厚生官僚時代のキャリアや二児の母親である経験を生かして、子育てや社会福祉の充実を掲げたマニフェストや、普段の落ち着いた物腰なども相まって、地元である埼玉ではそれなりに評判は高かったものの、2017年に発覚した後述の不祥事を機に、一気に転落への道を歩むことになった。


不祥事編集

2017年6月、「週刊新潮」は、元政策秘書・A氏によってICレコーダーで記録されたという余りに凄惨な内容の音声を公開し、日本全国に衝撃を与えた。ヒステリックという域を完全に踏み越え、解き放たれた獣性、加害性に満ちた罵声で一世を風靡した。




※豊田氏の下で働いている別の女性秘書の実名。一時期青森県のある町議を務める彼女の夫が、A氏の後釜として政策秘書を務めていたが、業務の両立の困難さなどの事情により短期間で離職している。


しかしこれ以上酷いものもある。よくぞまあ言えたものだ……。


ここに至るまでの一因として、以前勤務していた秘書からの引継ぎに失敗して、別の秘書と事務所スタッフが誕生日カードの宛先を47名ミスをしてしまう事態が発生した。

この事態については、A氏は全くもって関与していなかった上、車の運転などの業務で手一杯だったため、自費で人を雇い新しいカードを配らせようと考えたものの、豊田氏の逆鱗に触れてしまう。


その結果、豊田氏は上記のような暴言を浴びせながら、運転中の秘書を後ろから殴りつけた。これだけでも危ないというのにさらにひどいことを続けた。なんと秘書の娘を危険にさらすような言葉を(即興で作ったメロディーに乗せながら浴びせるという常軌を逸した言い方で)吐き捨てたのだ。

意味としては


・A氏が言っているのは、A氏の娘が交通事故にあったり、レイプされたりして※死んだとしても、犯人が「そんなつもりはなかったんですぅ」と言ってるのと同じ。

(※テレビ放映時はレイプに関する部分が基本的にカットされている)


こんな人が国の代表でいいのだろうか。

この件を受け、自民党を離党した(正式に離党が決まったのは8月になってから)。


だが、暴力疑惑が報じられる以前にも、もう一つ不祥事を起こしていた。

サンデー毎日によると、2014年4月に行われた皇室の春の園遊会に、招待されていない自身の母親を同行し無理やり入場させていたという。

本来ならば配偶者のみに招待状を送るのだが、職員の持っていた「配偶者」の札を取りそのまま入場させたとのことである。

身内ではあるが、下手したら(少し過激ではあるが)天皇の御身に関わっていたかもしれない

この一件もあり、暴力疑惑が報じられる以前より自民党内でも豊田を不安視する声が少なくなかった。


「精神や体調面での不良」を理由に長い沈黙を経て、2017年9月になって、文芸春秋の独占インタビューにて、事件に関して初めて自ら発言し、同月18日には支援者などに向けた釈明会見を開いた。

しかしながら、被害者への謝罪とも取れるような発言はある一方で、(ヘラヘラしながら)自身を擁護するような発言をしたり、事件の発端となった週刊新潮の記者には喧嘩腰だったりする態度が目立ったため、その発言に対して「こいつは本当に反省しているのか」と評する声も多く、A氏本人も取材の中で豊田議員の会見時の態度や発言に納得のいかない心情を吐露している。


一部には、「秘書があまりに無能っぽいし、我慢の限界だったんじゃないか」という擁護の声もあったが、それ以前の問題として、豊田氏の秘書はそれまでに100人が辞めている。

政治家の秘書は複数人つくのが普通であり、1つのポジションに100人が入れ替わったわけではないが、まだ政治家になって日が浅く、事務所もさほど大所帯とも言えない中、5年で100人というのは尋常な数ではない。

仮に当該秘書が無能であったとしても、そんな人しかなり手がいなかったという時点で、彼女が普段から秘書にどういう態度で接していたかが窺い知れるというものであろう。


そしてネット素材へ…編集

ニュース番組であまりに頻繁に上記の録音が流されたことから、政治家では2014年に記者会見で号泣して号泣議員として話題になった元兵庫県議会議員の野々村竜太郎に続いてMADの素材とするネット民が続出。また、お笑い番組でもネタにされる羽目になった。


ドラマやアニメなどの台詞に音声を割り込ませた物、ラップ調に切り貼りした物が動画共有サイトでばらまかれ、騒音おばさん以来の音声素材となった。


同年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙に無所属で出馬。

政治に関心の薄い若者や子供からは、単純に「ネタ元の人」としか見なされておらず、サインを求められたり、ツーショット写真を撮ったりと好意的(?)に扱われていたが、さすがに有権者からは不祥事の悪印象を拭い去れなかったようで落選。

得票数は同区の中で最下位(21,614票)で、前回の得票数(88,730票)の4分の1以下という凋落ぶりであった。自業自得である。


その後10月27日、A氏への傷害・暴行の容疑での書類送検が正式に決定。先述の音声データが決め手となったためか、秘書へのパワハラが実質的に事実として認められることになった。

しかしながら、警察の取り調べでも「肩は叩いたが、頭を殴ってはいない」と言い訳する始末であったらしい。


永田町には、スキャンダルや疑惑があっても、次の選挙で当選すればおとがめなしになる「みそぎ」と言われる慣例があるが、逆に落選すればただの人同然となり、一気に追及の手がかかることになる。

豊田議員は、議員バッジの加護を失った政治家がどうなるかということを示す一例といえよう。


再びの浮上編集

2020年、COVID-19の流行に伴い、厚生官僚という経歴を生かしTV番組のコメンテーターとして出演が増えるようになった。

かつての暴言キャラからは想像もつかない比較的平穏かつ過去の経験を生かした落ち着いたコメントが多くなっており、弄りにも笑って応対するようになっている。

議員の地位から解き放たれたことでかえって精神の安寧を得ているのかもしれない。


そして、2022年、フワちゃんとのコラボ動画でとうとう本人がネタにした


関連タグ編集

政治家 自民党 衆議院 評論家 大人気ない みんなのおもちゃ ネタキャラ

野々村竜太郎ナッツ姫水かけ姫とその家族(特に母親と長男)…似た者同士

ミニナッツ姫・・・韓国版の豊田真由子

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