概要
大韓航空にて引き起こったナッツリターン事件の元凶である、大韓航空副社長趙顕娥(チョ・ヒョナ)氏にたいする蔑称である。
2014年、ジョン・F・ケネディ空港から韓国の仁川国際空港に向かう飛行機のファーストクラスに搭乗中、CAがマカダミアナッツを袋に入れたまま提供したところ激怒。
CAに対し飛行機から降りるよう命令し、飛行機の出航を遅延させるという事件を起こす。
その際CAに対してエコノミークラスにまで届くほどの声で怒鳴り散らし、果てには暴行までも加えている。
事件から4年後には妹の趙顕ミン専務が会議中に他の社員の発言に激怒し、金切り声を上げ、水の入ったコップを社員の顔にかけるという暴行事件を起こしている。妹の趙顕ミン氏はこの件を通して姉にちなんで「水かけ姫」のあだ名を頂戴した。
ナッツ姫の弟(水かけ姫からは兄に当たる)も過去に警官のひき逃げや老女暴行など犯罪歴があり、彼女らの両親も数多くのパワハラ事件を起こしている。血は争えないのか……
また最近、趙顕娥氏の夫が彼女からDVを受けていることを控訴。
夫の前ではご機嫌なときが多いといわれていた彼女だが、夫に対しても日常的に暴力を振るっていたようであり夫や子供がいる前でもヒステリーを起こすことが多かったようである。
夫への暴行内容はタブレットを投げつけたり、「死ね!」と叫びながら首を絞めたりするなどよもや傷害事件や殺人未遂の領域である。
子供に対しても寝付かないという理由で暴言を吐いたり、ご飯を早く食べないという理由で箸とスプーンを投げ付けたりとよもや彼女にとって暴言暴力は日常茶飯事と言っていいほどである。
しかしこれについてナッツ姫の弁護人は「子どもに身体的、精神的に虐待した事実はない」と虐待を否定しているようである。
更には彼女らの父親である故チョ・ヤンホ氏も未上場の系列会社の株式を家族に指示して不正売買した容疑をかけられており、この財閥一族の権力者は不祥事をよく引き起こすとして問題視されている
ちなみに水かけ姫の事件から数ヵ月後には朝鮮日報の社長の10歳の孫娘が運転手に暴言を吐き、殴りつけるというパワハラ事件を起こしている。この事件で10歳の孫娘はナッツ姫にちなんで「ミニナッツ姫」と呼ばれるようになった。
韓国社会において、韓国財閥の不祥事は大韓航空一家にとどまらず数多く社会問題となっている。財閥二世三世は常識や良識に欠けている面が多いと一般市民やメディアから数多くの非難が殺到している。
彼らの共通点、それは少しでも気に入らないことがあるとヒステリーを起こし他人に対し平気で理不尽な暴言や暴力を振るうというところである。
そして、財閥という立場から自分は特別であるという選民思想を持っており自分は何をしても許されるという財閥の権威を傘に着た傲慢な考えがモラルの欠如した行動に繋がっていると思われる。
関連項目
水かけ姫←妹