曖昧さ回避
- 小さな板(木板・石板)状のもの
- 錠剤。近年だと熱中症対策の塩タブレットのことを指すことも
- PC入力機器⇒ペンタブレット
- コンピュータ本体の形式の一種(ファブレットを含む)
- 鉄道の設備
- 漫画『タブロウ・ゲート』に登場するアイテム
本項では3、4、5を扱う。
鉄道
鉄道において、駅間の閉塞を行うための通票を指す。通票の形が錠剤風の円盤形であることからこの呼び名がある。受け渡し時には上イラストのように「タブレットキャリア」と呼ばれる容器に収められる。
特定1区間においてこの通票を持つ列車のみを通すことで閉塞を行う。物理的なやりとりを伴うため確実性は高いが、走行する列車から身を乗り出してタブレットの受け渡しをする必要があるため駅に進入する際速度を落とさなければならず、速度向上が困難な欠点がある。
かつてはほとんどの路線で用いられたが、現在は自動閉塞が普及したためごく一部の区間に残るのみとなっている。
JR名松線など、デジタル機器であるATS-PTとアナログの極みのタブレット(正確にはスタフ)を併用するという不思議な光景もある。
コンピュータの一種
iPadやAndroidOSのほか、WindowsやChromeOSが動くものもある。
液晶ペンタブレット(液タブ)の代替としても使用可能。
モバイル端末の大きさによりファブレットとも呼ばれる。
タブロウ・ゲート
鈴木理華の漫画『タブロウ・ゲート』に登場するタロットカードを元ネタにした22枚の八角形の板絵で構成されている画集の名前。
タブレットの絵の中には、タブロウと呼ばれる住人がおり、名前を呼ぶことで板絵からはがして実体化させることができる。