プロフィール
CV | Lynn |
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学年 | 大学1年生→大学2年生 |
年齢 | 18歳(アニメ第1話時点)→19歳 |
誕生日 | 10月16日(てんびん座) |
身長 | 165㎝(アニメでは164.8cm) |
血液型 | A型 |
スリーサイズ | B77/W56/H80 |
性格 | 盲目的・思い込みが強い |
好き | みやこ、散歩 |
嫌い | 雨 |
概要
星野みやこの高校時代の同級生。
大学1年生→大学2年生(8巻~)。
高校2年生の秋に服作りにハマり、みやこが所属していた被服部を見学した際「周囲が和気藹々としている中で一人だけ真剣に服作りに没頭していた」ところ(実際はただぼっちだっただけ)を目撃しそこからみやこに憧れ同時に勝手にライバル視し始め、それ以降「みやこのことをもっと知りたい」と尾行・盗撮するようになった。
ちなみに髪型は当時の高校時代のみやこを真似てロング。その為か、みやこの作ってる服を知ってたり、採寸をしていないのに衣装のサイズがピッタリだったり、原作では買いに来た本を知っている等みやこのあらゆる情報を知っている。
みやこに関する事柄を独自にまとめたマル秘メモ帳を所持しており、その情報を元に偶然を装ってみやこと遭遇しようとしている。
また、妹や飼い犬と一緒の散歩を兼ねて星野家周辺を定期的に(!?)巡回している。
本人は「自身がストーカーである」とは全く思っていないようで、花から「お姉さん(みやこ)のストーカーですね」と言われた際には「誰がストーカーよ!」と全否定している。
当初みやこ自身は彼女が誰なのか分からず、名前を聞いてようやく思い出している。
一方の香子の方は、約2年間(みやこの知らないうちに)そばにいた為、友達と認識している。
花と乃愛曰く「みやこに付き纏う理由は類友だから」と推測していた。
本人からすれば喜ばしいことだが、当のみやこからすれば絶句ものだろう…。
他人物との関係
採寸をしていないのに衣装のサイズが合っている、(ほぼ)初対面から不審者ムーブをされたということでみやこは「花ちゃんの気持ちが分かった」と独白している。
アニメ第4話の夏祭りの時にみやこが花に買ってあげたチョコバナナの屋台を営んでおり、「私の作ったものを食べて血肉になっている」と感動(!?)しみやこをドン引きさせた。
みやこの妹・ひなたから当初、「みゃー姉を襲う危ない奴」と思われ敵愾心を向けられている。
初めて星野家を訪れた時は、コスプレ衣装のセットだったバットで殴られそうになった。
その時みやこを褒め合って意気投合し仲良くなった。
その意気投合ぶりは、「みやこ至上主義」のひなたが衣装作りにおいて香子を「みゃー姉の次に凄い」と評価し、衣装作りで人手が欲しい時には呼び出したり星野家で催し物の際もひなた自ら香子を招き入れる程、絶大な信頼を寄せられている。
更にみやこの凄さをひなたなりに表現したキャラソン『やっぱりみゃー姉なんばーわん』の歌詞内でも唯一みやこ以外で名前を呼ばれている。
ひなたのことは原作では「妹さん」と呼んでいたが、アニメでは「ひなたちゃん」と呼んでおりそれが逆輸入されたのか原作でも第50話から「ひなたちゃん」呼びに統一された。
みやこに絡まなければコミュ力も高い好人物であり、千鶴にもみやこの友達と認知されるなど外堀を徐々に埋めていっている。
原作65話でとうとう千鶴の前で本性の片鱗を見せてしまいドン引きされるも、コミュ症でそれまで交友が皆無だったみやこを慕い、ひなたにも懐かれていることから複雑な心境は持たれつつもみやことの友人関係を受け入れられた(香子本人はみやことの「交際を認められた」と明らかにニュアンス違いの解釈をしていたが……)。
また、アニオリで花と乃愛の母親が来た際にもコミュ障を発揮していたみやこをフォローしたりしている。
明らかに不審者ではあるが、努力家で好人物だと思われて(アニメでは上記のアシストもあり)、みやこに友達と認められた。
他のメインキャラとの関係も概ね良好で、特に乃愛とは気が合い二人で結託してみやこを陥れたり、メール等でみやこの情報を提供したり、必要な時には呼び出されて相談を受けるなど頼りにされている。
妹・友奈とは星野姉妹に負けず劣らず仲が良いが、星野家に遊びに行く口実として妹をダシに利用するなど腹黒い部分もある。
一方で友奈の方も姉に利用されているのを理解した上で、それを交渉材料に使い姉を困惑させるなど『この姉にしてこの妹あり』である。
弱点
用意周到で駆け引きが上手く打算的な部分がある反面、想定外の事態には弱く
- 初対面時にひなたによって叩き起こされたみやこの頭突きが顔面にクリーンヒットし怯む
- 初めてみやこから名前で呼ばれた際に感激の余り床にあったバットに気付かず足を滑らせ倒れて背中を強打して失神(この事故の影響かしばらくの間みやこから名前で呼ばれなくなった)
- バレンタイン前日に訪れてみやこからおこぼれチョコを貰うつもりが本当の友チョコを渡されて思考停止
- 愛犬の「みやこ」の名前がみやこ本人にバレそうになった時に何時になく動揺、最終的にバレた際ドン引きしたみやこに対し「見捨てないで!」と懇願する
……等々、意外と詰めが甘く不用心な一面もある。
実は…
散々おどろおどろしいイメージが出てくる彼女だが、その実力は本物でたった2年でみやこと同等以上の洋裁スキルを身に付けている(良い生地を使用しているのもあるが、それを含めてみやこ自身が自分より出来がいいと発言している)。
他にも…
- 周りの人物にあっという間に取り入ってしまうコミュ力(上記参照)
- みやこに勝るとも劣らない料理スキル
- (自滅しなければ)誰にも気付かれないレベルの潜伏、盗撮技術
- 日課の散歩(という名の星野家周辺の徘徊)及び引っ越し業者(アニメ版)を楽々こなすスタミナ
- 半ばダメ人間のみやこを誰もが見惚れる美女にビフォーアフターさせるコーディネートスキル(元々の素体が良かったのもある)
- みやこやみやこ関連に対する先詠み能力(みやこや乃愛が松本に相談しようとした際に直接言葉に出してない案件が本人に伝わる前から松本自身が内容を把握していた)
……等々、総合的な能力なら半ばダメ人間ながらハイスペックな主人公のみやこですら凌ぐ程の作中屈指の完璧超人(というか心理すら予知するのは最早人智すら超えている)であり、一途で健気な努力家でもある様子。
実際、みやこ自身も出会った当初は香子のストーカー行為や心酔具合に複雑な感情を持っていたが、香子が上辺だけでなくみやこの全てを理解した上で「今のままでも十分素敵よ」と告白した事で打ち解け、以降は「香子ちゃん」呼びになり、今では良き相談相手になっている(香子のストーカー行為については半ば諦めている)。
実は物語のコンセプトである『みやこと花の恋愛関係』について、間接的ではあるにせよ現状最も貢献してるのが香子である。
ちなみに『みやこと花の関係』についてひなたに聞いた所、ひなたは「みやこと香子みたいな関係」と答えた。
それを聞いて彼女は、「心の友ってことね!!」と解釈した。
原作では容姿に対する言及は無いが、アニメでは(彼女の本性を知る前の)乃愛からは「きれいな人」と言われており花も承諾している。
また、アニメ版ではかなりの美脚で原作でも美脚らしい描写が時折描かれている。
アニメ版では
本格的登場は第6話からだが、後述の第4話本編も含め実はそれ以前の回でも(というより第1話から)こっそり登場している。
登場話 | 登場した際に取っていた行動 |
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第1話 | 乃愛の自宅の引っ越し作業員として運搬作業を行っている(アニメ本編初登場)。 |
第2話 | 妹・友奈と愛犬のみやこと星野家前を散歩している(周回)。雨が降る中、彼女らしき人物が星野家前を散歩している。 |
第3話 | 愛犬のみやこと星野家前を散歩している。 |
第4話 | 夏祭りのチョコバナナ露店を営む。 |
第5話 | 妹・友奈と愛犬のみやこの散歩中、下校途中の花達とすれ違う。 |
余談
2019年3月12日、アニメ公式Twitterがフォロワー数3万人の感謝を込めて、アニメ名場面を使ってモザイクアートにした主題歌CD『気ままな天使たち/ハッピー・ハッピー・フレンズ』のジャケットイラストをツイート。
原作者・椋木氏は直後に「これはさすがに予想してなかった」とツイートしている。
このツイートを見た同氏が同日自身のTwitterで「みやこの画像だけで松本のモザイクアート作れないかな?」とツイートした約3時間後にアニメ公式Twitterから本当にみやこの画像だけで作った香子のモザイクアートがリプで送られた。
同氏曰く「こんな有能な公式います…?」と称賛したが、「無言で突然これが送られてきたので普通に怖かった」と困惑していた模様。
香子の中の人はこの出来事を自身のTwitterで「凄すぎる怖すぎる公式さんマジ天使」と絶賛した。
2021年10月16日、アニメ公式Twitterが彼女の誕生日を祝う為、みやこの画像だけで作った香子のお祝いモザイクアートを公開した。
このモザイクアートを見た同氏は、2年前のモザイクアートを思い浮かべた模様。
余談だが、10月16日は乃愛役の中の人と同じ誕生日である。
本編の全シーンに何らかの形で出演していたのは上記の通りであるが、2019年3月24日放送のニコニコ生放送「『私に天使が舞い降りた!』最終回直前すぺしゃるに天使が舞い降りた!」では「11話放送時点でOP・EDを除いて松本が登場したのは何話分か?」というクイズが出演者に対して出題された。
正解は上記を含めて11話だが、第1話の乃愛の家の引っ越し業者をはじめ色々なシーンに出ている彼女に出演者一同ドン引きしていた。
関連イラスト
関連タグ
残念な美人 変態淑女 だめだこのお姉ちゃん早くなんとかしないと
クレイジーサイコレズ…実際に中の人が自身のTwitterでこんなツイートをしてしまっている。
関連リンク
- アニメ「わたてん」公式Twitterが超有能 作者のつぶやきを光の速さで具現化 - KAI-YOU.net
ここからは映画のネタバレ内容が含まれてます。劇場未鑑賞の方は注意!
劇場版「プレシャス・フレンズ」では序盤に登場しながらも長瀞への旅行には参加しなかったが、エンドロールで旅の思い出が写真として流れていく中、徐々に誰が撮ったのか分からない写真が混ざり始め、最後はみやこの入浴シーンを盗撮した写真で終わるなど不穏な雰囲気になっていく。
そしてエンドロール後に松本が再登場。
旅行客やカヌーの船頭などに扮してみやこを尾行していたことが明らかになるという、軽くホラーじみた結末となった。