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あの日、コミュ障でオタクな私に天使は微笑んだ


引きこもりでオタクなJDが出会ったのは、まさに天使なJSだった!?


超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー


概要編集

一迅社刊『コミック百合姫』2017年1月号月刊化記念10本新連載の一つとしてスタート。作者は「椋木ななつ」。

ただし同誌2025年6月号(同年4月18日発売予定)掲載分を持って終了することが発表されている(オリコン公式サイトにおける報道)。


かつて、『コミック百合姫』と同じ版元の4コマ漫画雑誌『まんが4コマぱれっと』にて2018年10月号から2019年5月号まで出張連載されていた。

略称はわたてん(ちなみにTVCMにてひなたが「びっくりマーク忘れちゃダメ!」と念押していたので略称は「わたてん!」が正しいのだが…)。


なお、同作品が連載開始した「コミック百合姫」2017年1月号の発売日は作者の誕生日と同じ11月18日である。


ストーリー編集

重度のコミュ障な人見知りの女子大生が妹が連れてきた小学生と運命的な出会いを果たし、仲良くなろうと奮闘するおねロリ及びロリ百合を主題とした物語。


今まで自分の殻に閉じこもっていたみやこが花との運命的な出会いをきっかけに少しずつ苦手を克服し成長していく姿を描いた小学生メインのコメディータッチな作品だが、よくよく見ると登場人物の恋愛関係や愛情表現は複雑でドロドロ(それに、全員頭のネジが一本外れている節もある)


漫画は1ページにつき1本の横長4コマが掲載されるスタイルであり、その広さを活かして「他の誰かが何かやっている」など細かいネタもある。


告知でのキャラクター紹介&ストーリー編集

キャラクター紹介編集

  • みやこ:属性:オタク。や、やればできる子。たぶん…。
  • ひなた:属性:妹。バカ(…いい意味で)
  • 花ちゃん:属性:妹の友達。マジ天使!ラブリーマイエンジェルはなたん!!

ストーリー編集

妹が連れてきた新しい友達は、超絶キュートでラブリーな天使だった!?

そんな花ちゃんとどうにか仲良くなりたいみやこは妹ひなたのほうが……


あらすじ編集

第1巻編集

私が大学に入学してから約2か月、春も終わりの気配を出し始めた5月も末のこと

私に──天使が舞い降りた


オタク気質で極度の人見知り&コミュ障な女子大生星野みやこは5月末のある日、妹星野ひなたの友人である白咲花に一目惚れしてしまう。

しかし、みやこは「親しくなりたい」と思うほど魅力的な花に惹かれるあまり距離感を見誤り、幼い少女に興味のある変質者(へんたいふしんしゃさん)だと誤解されてしまう。


そんなみやこを案じたひなたは、花がお菓子に目がないことや「好みのお菓子があればある程度までなら大丈夫だろう」と諭す。

こうして服飾デザインとお菓子作りが得意なみやこは星野家に遊びに来た花と「手作りのお菓子と引き換えにコスプレ撮影会を開く」方式で親交を深めていく。


極度のシスコン(花が一度その理由を聞いた時には「分からないけど一番好き(要約)」と答えており、当人も理由が分かっていない)であるひなたと共にお菓子好きの花とどうにかコミュニケーションが取れるようになっていくそんなある日、みやこは自室でホワイトリリィのコスプレを楽しんでいる姿をひなたと花のクラスの転校生として隣家に引っ越してきた少女姫坂乃愛に見られてしまう(みやこは裁縫が得意でコスプレ衣装作りが好きなのだが、人前で着る勇気はなかったため作った衣装は花やひなたに着てもらう程度で自らは自室で楽しむのみに留めていた)。


乃愛は引っ越し早々みやこの弱みを握り「衣装を着せてもらいたい」という名目でみやこのコスプレ撮影会に参加した。

しかし、みやこの関心が花ばかりに偏り写真を撮るときのテンションが自分の時よりも高いのを見て自信を無くし落ち込むが、ひなたから慰めてもらいすぐに立ち直る(みやこの興味は花一筋なので乃愛は自分が一番という扱いをしてもらえないと落ち込む面倒くさい性格だが、ちょっとおだてるとその気になる一面も持つ)。

こうして、乃愛の登場によって3人は以前よりも賑やかになった。


とはいえ、みやこは乃愛主催のコスプレコンテストや学校の宿題として作った『みゃー姉更生すごろく』に参加したり、やきもきするひなたの面倒を見たりとあれこれ苦労していた(ひなた本人はコスプレに興味ないが、みやこが他の人にばかり衣装を作るため拗ねてしまった)。

小学生トリオはみやこの大学へ同行したり、夏祭りを楽しんだりしていた(その途中みやこが婦警に職質されてしまうアクシデントが…)。


巻末の小学生トリオによる影遊びも必見。

カバー裏はみやこのコスプレ。


第2巻編集

少女元気で世界は平和。

「かわいい」ってなんだろう?難しいことはよくわからないけど、この子たちは今日もかわいい。


夏休み、星野家ではプール遊びや粘土遊び、かくれんぼなど花と乃愛が遊びに来る機会が増えていた。

みやこは相変わらず保護者として3人の遊びに付き合うが、一方小学校ではひなたの自慢によってクラスメイトたちからみやこが「すごいやつ」として認識されているらしいことを知り慌てふためく(これにより、クラスにみやこの評判と共に「みゃー姉」という呼称が浸透した)。


そんなある日、四人が公園に遊びに行くと不審な女性に出会う。

彼女はみやこの高校時代の同級生松本香子だったが、当時自分の殻に閉じこもっていたみやこは香子と再会してもなかなか思い出せずにいた。


香子は高校時代にみやこの裁縫の技術に強い関心を抱いて以来、1年以上もみやこのストーカーを続けていた

これを知ったみやこは香子のことを少し不気味に思いながらも、花と出会った頃の自分もまたこのように不審がられていたのだろうと思い考えを改める。


そして、3人の髪を結う技術を見せるみやこはとうとう9月に誕生日を迎える。

ひなたはみやこの誕生日すっかり忘れたまま当日を迎えてしまい一度泣き崩れるが、誕生日プレゼントとして『1日なんでもやるけん』を渡す。

みやこはみんなでバースデーケーキ作りに取り組んだり、花から貰ったヘアピンを付けて前髪を上げたヘアスタイルを披露する(花はみやこのお菓子作りをひなた達と手伝おうとするが、みやこから戦力外通告された)。

一方ひなたはみやこの誕生日を忘れたショックで『みゃー姉強化期間』としていつも以上にベッタリとしていた(トイレにまでついて行こうとした(!?))ひなたはみやこから誕生日プレゼントにあげた『なんでもやる券』で5日間距離を置くよう命じられ、喪失感に陥ってしまう(乃愛曰く「へにょへにょ」)。


そうして乃愛はひなたのみやこ愛にかこつけてみやこのコスプレをしてひなたの面倒をみることになる(小依曰く「学校でもしていた」)。


乃愛は当初自分から離れられないと自信に満ちていたが(その際はトイレにまで来てもらい、いつも以上にベッタリして乃愛も快感を得ていた模様)、時間が経ったらあっさりみやこにベッタリしていったので非常に落ち込んでしまう。

しかし、ひなたから「みやこの代わりができたのは、みやこと同じくらい好きだから」と言われた時は照れて喜んだ。


みやこは再びやって来た香子がずっとみやこの技術に追いつくため裁縫の腕を磨いていたことを知りまずはお互い名前で呼び合う関係から始める。

その後、香子から貰った服で花とデートに向かい、決意のまなざしで告白する。



みやこ 「私は一生花ちゃんのためにお菓子作ってあげるから!」



みやこ 「!! …ま、また何か気持ち悪いこと言っちゃったね!い、今のは忘れて…」



「…はい、よろしくお願いします。」



こうして、みやこは不器用ながらも花との特別な関係を築き上げたのだった(一方香子は自分が作った服を着ていたと大興奮していた)。


巻末では花や乃愛の洋服に関するエピソードが披露される。

カバー裏はみやこのコスプレ。


第3巻編集

ひなたたちが授業でお菓子作りをしたのがきっかけで種村小依小之森夏音が星野家に遊びに来た。


学校ではひなたが姉自慢をしたことにさらに尾ひれがついたため、ひなたのクラスメートたちからは尊敬の対象となっている。しかし、みやこは小依と夏音に実際とはかなり違うイメージを持たれていた(二人は普段ひなたが学校でみやこを過剰に褒めているため、みやこのことを「すごいやつ」だと勘違いしている)。

「このままではいけない」と考えた乃愛は先に星野家へ向かい、事情を説明してみやこを着飾らせてから小依と夏音に会わせる。


そうしてみやこはいつか本性を知られて周囲から幻滅・嘲笑されることを想像して小依&夏音との初対面時に品があるかのように取り繕おうとするも、結局良心の呵責に耐え切れず「本当の自分は尊敬されるような人間ではない(要約)」と二人に真実を打ち明ける。


しかし、二人の優しい心遣いがきっかけでみやこは小依と夏音に対して人見知りしなくなり、コスプレ撮影会に全力を尽くすなど二人と少しずつ交流を持つようになる(夏音は可愛い服に興味があるが、写真を撮られることを恥ずかしがる。それ故、アニメでは5人の中で唯一コスプレをしていない)。


乃愛はみやこの芋ジャージを着てサイキョーにカワイイ写真を撮ろうと奮起したり、みんなでねるねるねるねなど楽しい(?)お菓子パーティーを催したりしていた。


みやこがコミュ障故にショッピングモールでぐいぐい来る店員が多い女性向けアパレルショップに苦戦していたそんなある日、星野姉妹を探して奔走する花と乃愛はその途中迷い犬と出会い飼い主も探すことになる。

犬が大の苦手な花は恐る恐る乃愛と共に飼い主宅にたどり着く。


そこは香子の自宅であり、香子の母と犬とはぐれて困っていた幼女(後の香子の妹・友奈)がいた。

何も知らない二人は幼女と香子の母親に犬のみやこを帰す。


香子がみやこのサイズとピッタリな衣装を持ってやってきた(やがて母・千鶴に目撃され、その夜家族会議が開かれた)一方、夏音は小依を甘やかしがちで縄跳びで手を縛られて解けなくなっても笑顔でそのまま授業に臨むなど意外に肝が座っている。


乃愛は花のオバケ嫌いが判明したお泊まり会でひなたと一緒に寝た時、抱きしめられたと思い赤面してドキドキしていたがヘッドロックをかけられ気絶した。


あとがきには作者が登場人物のプロフィールを紹介している。

カバー裏はみやこのコスプレ(千鶴ドン引き)。


第4巻編集

みやこのアルバムを楽しく見たり、学生服撮影会を催したりしていたある秋の日、ひなたが風邪をひいてしまう。

普段の活発な行動のせいか寝相が非常に悪い(みやこと一緒に寝たがるが、蹴りを入れたり殴ったりヘッドロックしたり(!?)するので、みやこは毎日は一緒に寝れないと拒否するが3日に1回くらい一緒に寝ることで我慢している。花と乃愛も被害を受けているがひなた本人は寝相が悪いこと自体無自覚な様子)のだが、今回はさにあらず(小依がなぜかお見舞いに焼き鳥のねぎまを持ってきた)。


みやこはネット書店ではどこも売り切れだった花にそっくりな百合漫画を購入したいと珍しく一人で外出することになったが、いざ出かけようするとすぐに小学生トリオに見つかってしまい結局四人で出かけることになる。


どうしても漫画を買うことを知られたくないみやこはどうにかみんなに誤魔化して書店へ向かうが、そこで迷子の幼女に出会う。彼女はなぜかみやこの名前を知っているうえ、非常に懐いてくる。

これを見た花と乃愛は幼女が先日の犬の飼い主であること、さらに犬を「みやこ」と名づけたのはおそらく香子だろうと推測する。

そこに香子が現れ二人の推理は正解だと確信するが、胸の内に秘めておくことにした。


乃愛がひなたとデートに向かった次の日、小学校の文化祭でひなたたちのクラスは劇を演じることになる。そこでみやこは(ひなたの安請け合いもあって)裁縫の腕を活かしてひなたのクラスが文化祭で行う劇の衣装作りに協力した。

さらに「星野千鶴」たち保護者組はお化け屋敷を作ることになり、花の母白咲春香や乃愛の母姫坂エミリーが打ち合わせにやってきたことで星野家は一気に盛り上がっていく。

劇が終わった後、担任の山中先生に感謝されるみやこは他人から褒められることに慣れておらず恥ずかしさからいたたまれない気持ちになってしまうが、花から「自分たちに作ったお菓子や料理を振る舞ったりするなど面倒見が良く、普段は人混みではマスク&サングラスをしないと堂々と歩けない、店の店員と喋れないなど、かなり重度の人見知りだが、好きなことになるとまっすぐに努力する(要約)」という点をお菓子の次に評価されるのだった(ひなたの文化祭でその子たちと対面し相手をするうちに挫けそうになるも、花の励ましによってなんとか最後までボロを出さずに済んだ模様。また、見た目が地味な点をみんなから好意的に解釈されていたらしい)。


カバー裏はみやこのコスプレ(小学生トリオノーコメント)。


第5巻編集

文化祭が終わり、手伝いに尽力したみやこは力尽きていた。

そんなみやこを元気づけようと小学生トリオは花にコスプレさせたり、花にみやこを褒めさせたりしてみやこの気を引こうとする。

それでもみやこはノーリアクションだったが、花がお菓子をプレゼントしたことで状況は一変。

普段は食い意地が張っておりお菓子大好きな花が疲れている自分のためにお菓子をくれたことに感激したみやこは、それが自分にたくさんのお菓子を作らせるための策略とは知らず一気に元気を取り戻すのだった。


バク転をしようと燃える小依をよそに、ある日みやこの下に香子から電話がかかってくる。

香子は妹・友奈がみやこと遊びたいらしいと告げるが、実際は香子がみやこに会いたいだけであった。

小学生トリオと松本姉妹とみやこの六人で交流を深め、香子は化粧に関心を持ち始めたひなたたちにメイクを施したり、みやこにもメイクをしたりするようになる。


そしてこの日、花たちに化粧した姿を褒められたことでみやこは以前よりも少しだけ自分の容姿に自信を持てるようになる。そして、これまでよりもファッションやメイクに対して前向きになったという。また、次話ではみやこが被服部に所属していた高校時代でロングヘアだったのはコミュ障故美容院に行けなかったことによる(その後、必要に迫られ自分でヘアカット技術を身につけた)という事実が明かされた。

また、乃愛の愉快な誕生日や乃愛の母・エミリーの提案でデパートにてみんなで一緒にプリクラを撮ったりする。


巻末では「愛の調味料」に関するエピソード、カバー裏では夏音がコスプレを披露しているので必見。


第6巻編集

かわいさあまって、尊さ無限大。


12月、雪遊びに興ずるひなたたちはクリスマスイルミネーションを見に行こうと計画を立てる。

ひなたは保護者としてみやこを誘うが、人混みが苦手なみやこは応じることなく結局子供だけで行くことになる。

一方その頃、みやこはクリスマスケーキを作っている途中香子と出会い、彼女からクリスマスプレゼントとサンタの衣装をプレゼントされ千鶴の提案でサンタとトナカイの衣装でひなたたちを迎えクリスマスパーティを楽しむ(次エピソードの大晦日では「ひなたの二面性」に関するエピソードが展開される)。


新年、みやこは星野家・白咲家・姫坂家の3家族で初詣に行きそこで春香とエミリーからお年玉をもらったり前エピソードで初日の出を見た小依と夏音に会って楽しい時間を過ごす。


猫を追って大冒険を繰り広げるひなたと花を尻目にバレンタイン迫る2月12日、みやこの下に突然香子が遊びにやって来る。

みやこは香子の手作りカレーを振る舞ういつもに増して不審な行動に混乱するが、これはどうしてもみやこからバレンタインチョコレートをもらいたい魂胆だった。


みやこはもともと香子用のチョコレートを用意していたのだが、もらえる自信のない香子は遠回しな行動でチョコレートの催促をしていたのである。しかし最終的に二人は仲よくチョコレートを交換する。

みやこはみんなでチョコ菓子作りに興じ花との関係性を少しだけ高めていった。


巻末ではみやこの中二病時代に関するエピソード、カバー裏では春香やエミリーがコスプレを披露している。


第7巻編集

二人なら、もっとサイキョーにカワイイ!!


みやこ主演の花のチャイナドレス撮影会に参加していたひなたたちは小依と夏音との合同誕生会を企画していた。

その日は夏音よりも一足先に11歳となった小依が姉的な立場となり、小依主導で遊びの計画を立てることが決まっていた。

花と乃愛はふだん何気に頼りない小依が夏音をエスコートできるのか心配に思うが、毎年誕生日をいっしょに過ごしている二人は今年も楽しく過ごすのだった。


みやこは香子の愛犬「みやこ」に影響されて犬耳撮影会に興じたり、エミリーはママ友とデパートでおでかけしたりしてやがて時期は3月を迎える。

自分の誕生日が近づいてきた花はみやこに「当日はおいしいお菓子が食べたい」とねだるが、伝え方が曖昧だったためみやこはこれを「高価なプレゼントが欲しい」と勘違いしてしまう。

そこでみやこは香子に相談して手作りのヘアアクセサリーを作るが、完成直後に見たテレビで手作りのプレゼントは喜ばれないという情報を聞いてしまいショックを受ける。


当日プレゼントに関する誤解は解け、みやこは花といっしょにケーキを作ってプレゼントするが、結局ヘアアクセサリーは渡せないままに終わってしまう。

しかしその直後、みやこは小学生トリオと香子協力の下おしゃれして水族館へ行くことになる。

四人は充実した時間を過ごすが、みやこは家に置いてきたはずの花へのヘアアクセサリーを持ってきたことに気づき、それを「親友の証」として花にプレゼントするのだった。


巻末ではひなたの「みゃー姉」の語源にまつわるエピソード、カバー裏では千鶴のコスプレに失笑するみやこが処される様子が描かれている。


第8巻編集

ちょっと成長、もっとなかよし!(……だよね?)


新学期を迎えて進級した「わたてん☆5」はそれぞれの決意を胸にホワイトリリィのコスプレをしたり(夏音や香子のコスプレ姿に注目)、みやこの縄跳びダイエットを手伝ったりする。


夏音は以前小依と頻繁に保健室へ行ってたため共々顔馴染みになっている養護教員の「園崎先生」相談の下、小依の髪飾りを巡った事件に講じる中、香子はひなたや千鶴にみやこの素性を聞いてくる(みやこが生まれた時の体重までも聞く。また、ひなたと香子が身近な所でみやこが何らかの行動をすると見えていなくても察知できるなど超感度の持ち主であることが判明)。


ひなたと一緒に寝たいと画策する乃愛や小学生トリオプロデュースの下コスプレを披露するみやこは5月なのにもかかわらずお家でお花見を楽しむ。


巻末は母の日にまつわるエピソード。

あとがきでは作者が最近『ツユ』という猫を飼い始めたことが明かされる。

カバー裏ではひなたの制服姿に興奮する乃愛が描かれている。


第9巻編集

ひなたの誕生日や乃愛の嫉妬にまつわる物語や、友奈と小依の奇跡の出会い。

総理大臣になりたい小依や小学生トリオの将来の夢、自分の娘たちの進展に一抹の不安を抱く千鶴・春香・エミリーなど愉快なエピソードが満載。


みやこは『わたてん☆5』と動物園に向かったり、乃愛は微熱によって「ひなたと一緒に寝る」という願いを叶え、偶然おでこぱしーによって熱はさらに上がったが気分は良くなった様子(夏音の心遣いや小依の納豆に関する寸劇にも注目)。

そして、みやこは花とのデートによって「親友」以上の感情を感じ取るようになる


巻末は母娘メイドコスプレ会。

カバー裏ではみやこの芋ジャージを着る香子が描かれている。


第10巻編集

花に「親友」以上の価値を見出したみやこは「もう写真撮ったりするの止めよう」と決意するが、5日後にひなたのような謎の喪失感に襲われてしまう。

そのことに危機感を感じ取った乃愛の提案で花はコスプレ姿でみやこに写真撮影を迫る。

すると「花は自分が普通なのが嫌だが、それでも写真撮影も問題なし(要約)」と判断していつものみやこに戻ったのだった。


ブラックコーヒーに悪戦苦闘する小依や、七夕の願い事に妹はわたしだけでいいという少し重さを感じさせる文章を書くひなた。

みやこはみんなで梅雨の時期にてるてる坊主を作ったり、小学生トリオをおそろいのポニーテールにしたり、香子とのデートに興じたり運動会で全力を出したりする。


巻末ではガールズトークに乗り出すみんな、カバー裏では赤いバラのドレスを着る小依が描かれている。


第11巻編集

夏休みを前に乃愛はルンルン気分でひなたとのデートに興ずる。

相変わらず何の予定もないみやこはモブ小学生デュオの頼みで可愛いポーズ(?)を取ったり、小学生トリオ着ぐるみパジャマパーティーに参加したりとなんだかんだで『わたてん☆5』と賑やかな毎日を送っていた。


ひげろーのかき氷を食べる花、夏休みの宿題に『みゃー姉観察日記』を作るひなた、みやこからメイクを施して夏音に結婚のプロポーズをする小依など夏休みはその他キャラの活躍が満載。


巻末では千鶴・春香・エミリーの夢、「無人島に持っていくなら何がいい?」ゲーム。

カバー裏では前巻から小依の提案で照れくさそうに赤いバラのドレスを着る夏音が描かれている。


第12巻編集

前話にて花に選んでもらった水着でプールに行くことになったみやこ。

みやこは慣れない場所に緊張していたが、途中からやってきた松本姉妹や『わたてん☆5』と段々楽しめるようになり、みんなと水遊びに興じているうちに当初は病的だった人見知りも徐々に癒えつつあるのだった。


その後、山中先生が生徒たち(あるいはその周辺の人々)の奇行を目撃して教師としてどう対処すべきか頭を悩ませていたり、乃愛のアホ毛が消えてしまったり(!?)している中、みやこは再び学生服撮影会を開いたり、夏音は「もっと料理が上手になりたい」とみやこにお願いしたり、ひなたは乃愛の誕生日プレゼントとして指輪をあげたりする。


巻末はみやこの理想像を妄想する香子、みやこの甘い匂いにつられる花のエピソード。

あとがきでは作者の描いたキャラ初期案、カバー裏には水着を着る犬の「みやこ」が登場する。


第13巻編集

『わたてん☆5』の写生大会や修学旅行などを収録(みやこは千鶴に旅行の良さを言われるが「そう考えると、家で思い出を作ればいいだろう(要約)」と供述していた)。


みやこの誕生会にバースデーケーキの代わりとして手作りのカップケーキを差し出す花は乃愛にひげろーの魅力について語り、小依と夏音は友奈の保護者として同行する。


巻末は「大好きゲーム」、カバー裏には学生服を着る山中先生が園崎先生に呆れられる様子が描かれている。


第14巻編集

みやこは「香子と初めて会ってから3年目」記念として香子とデートに向かう。

そして、トランプゲームやイメチェンに興ずる小学生トリオや催眠術にかけられる小依、「匂い」に敏感になる乃愛、晩酌する千鶴・春香・エミリー、家庭訪問にまさかのコスプレを披露する山中先生をよそに1年ぶりの文化祭が開催。

みやこは花と同行しているうちに第2巻での告白を元に「いつまでも花と親友でありたい(要約)」と志すのだった。


巻末は友奈が文化祭に迷い込むエピソード、カバー裏はみやこのツインテコスプレ姿を嘲笑する乃愛が描かれている。


第15巻編集

超サイキョーにカワイイアタシだけに注目!!


興味深いみやこのために褒めて伸ばそうとする乃愛だったがうまくいかず、みやこは千鶴やエミリーに「みんなみやこが大好きなんだ」と諭されるも「仕事探さずに家に居続けてもいいの!?(要約)」と言った途端千鶴の怒りを買ってしまう。


小学生の面々は再びクリスマスイルミネーションを見に行ったり、みやこの部屋の大掃除に繰り出すついでにカワイイ服を着てみたり正月遊びに興じたりする。


また、乃愛は誕生日にひなたと夜のおしゃべりに興じたり、花は一流のソムリエを目指そうと二択クイズに挑戦したり(なお、みやこはひなたから「先月からみゃー姉はどこかが大きくなったね」と言われる)、小依と夏音は友奈の保護者として再び活躍する。


巷から不審者扱いされて困っているみやこは、ひょんなことから花の自分への好意を取得したりと花への思いは徐々に届いていった。


巻末は松本特製みやこ人形やひなたの寝相の悪さを治す作戦&友奈が文化祭に迷い込むエピソード、カバー裏は香子のコスプレが描かれている。


あとがきでは作者が読者の質問「みやこは成人式に行きましたか?」「…言うまでもありませんが…」と答えている。


登場人物編集

私に天使が舞い降りた!の登場キャラクター一覧を参照。


単行本編集

巻数発売日備考
1巻2017年5月18日
2巻2017年11月16日
3巻2018年6月15日あとがきにみやこ、花、ひなた、乃愛、小依、夏音、香子のキャラプロフィール公開
4巻2018年11月15日荒井チェリー作『未確認で進行形』とのコラボピンナップ付き
5巻2019年1月11日特装版有り※1
6巻2019年6月18日
7巻2020年1月31日特装版有り※2
8巻2020年9月18日特装版有り※3
9巻2021年2月18日特装版有り※4
10巻2021年10月18日特装版有り※5
11巻2022年6月17日特装版有り※4
12巻2022年10月14日特装版有り※6 あとがきにみやこ、花、ひなた、乃愛、小依、夏音の原作の初期設定公開
13巻2023年7月18日特装版有り※4
14巻2024年2月17日特装版有り※4
15巻2024年9月28日特装版有り※4

※1…なもり氏、ふじた氏、伊藤ハチ氏など豪華執筆陣15人によるアニメ化記念特別小冊子『私にエンジェルたちが舞い降りた!』


※2…アニメキャストがCVを担当したドラマCD。


※3…「わたてん☆5」新曲CD『無限大ハピネス COMICver.』。


※4…描き下ろし小冊子。


※5…10巻記念・描き下ろしアクリルジオラマ。


※6…録りおろしドラマCD。


描き下ろし小冊子編集

巻数タイトル備考
9巻わたてん童話集白雪姫、赤ずきん、ヘンゼルとグレーテル、金の斧銀の斧をわたてん風にアレンジ。また、相崎うたう氏、伊藤いづも氏など豪華執筆陣8人によるゲストイラストも収録
11巻わたてん童話集②うちのまいこ氏、黒田bb氏など豪華執筆陣8人によるゲストイラストも収録
13巻みやこヒストリーみやこの小学生時代、中学時代、高校時代が描かれる
14巻もしもみやこが妹だったらみやこが花の妹になる!?
15巻魔法少女☆星野みやこみやこ、魔法少女に変身!?

アニメ編集

2018年6月にテレビアニメ化が発表され、2019年1月から3月までAT-X他局にて放送された。

私に天使が舞い降りた!(アニメ)を参照。


余談編集

「母親役」「父親役」について編集

「子育てにおいて子どもの躾の為に厳しく接するのは子どもとの距離の近い母親が担うものである」という認識の元、一般的に「母親役」とは厳しく律する立場を指す。

一方「厳しく言われた子どもを優しく諭すことで母親の伝えたかったことを子どもに定着させるのは普段子どもと距離感のある父親が担うものである」という認識の元、一般的に「父親役」とは子どもを優しく導く立場を指す。


この役割分担は例えば姫坂家では文字通り乃愛の母・エミリーが「母親役」をこなすだろうし、普段影の薄い(?)父親が「父親役」をこなす(エミリーは乃愛に対して非常に甘いが…)。


本作ではひなたに対して「母親役が千鶴であり、父親役がみやこである」及び友奈に対して「母親役が夏音であり、父親役が小依である」という役割分担が自然に行われている(星野家はこのようなバランスで「ひなたの子育て」をしていたと思われる)。


以下は「母親役」「父親役」にまつわる登場人物(小依と夏音は除く)の家族構成の紹介である。


【姫坂家】

明確に父の存在及び反応が出ているのは乃愛のセリフから姫坂家のみ。


  • 第1巻84ページ「パパもママも友だちも」(アニメでも言及あり)
  • 第2巻162ページ「雑誌見てほしいのあったらパパに 買って❤ ってやると買ってくれる」
  • 第7巻78ページ「アタシに1番似合うカワイイのが欲しいの! でもママもパパも買ってくれない!」

【白咲家】

白咲家では花の父について言及されなかったが、祖母について3回ほど言及があった。

また、花が一人っ子であることも明言されている。


  • 第4巻61ページ「私も土日は家族でおばあちゃんのところ行くから行けない」
  • 第6巻84ページ「おばあちゃんが教えてくれただけだから」
  • 第7巻105ページ「おばあちゃんからもらったものだから」
  • 第1巻41ページ「でもお姉ちゃんがいるのはいいな… 私一人っ子だし」(アニメでも言及あり)
  • 第3巻152ページ「私一人っ子だから姉妹のそういうのに少し憧れます」(アニメでも言及あり)

【星野家】

星野家ではみやこのセリフより父親の言及が一度だけあった。


  • 第1巻の75ページ「お父さんとお母さんもまだ仕事から帰って来ない」(アニメでは一切言及なし)

しかし、星野家ではその後も「父親」の話題は一切触れず存在を匂わせるようなものも全くなかった為、千鶴は「シングルマザーとして仕事しながら二人の娘を育て上げている」と推測される。


「父親」の存在を仄めかすセリフは第3巻・巻末のキャラプロフィール集より作者の「今考えたのもいくつかあるけど」というコメントより、恐らくアニメ化決定に伴い乃愛のフルネームについてなど詳細設定を固めた結果と推測されるが「作者が第3巻辺りまで各種設定が穏やかな状態で作品を作っていた」と思われるので、第1巻辺りの記載は「わたてんの初期設定」であると大いに考えられる(「第1巻時点で父親が日常生活を共にしており、その後単身赴任などで別居している」といったことも考えられるが、いずれにしても同居している父がもし傍に居るのであれば一度も姿が見えない&話題にも上らないというのは不自然が過ぎる)。


総括して本作の家族の有り様は

  • 姫坂家:ごく一般的な「ご両親の揃った一人っ子の核家族であろう」
  • 白咲家:「別居している祖母がいて、母子家庭かつ一人っ子の核家族であろう」と推測でき
  • 星野家:「母子家庭かつ娘が2人いる核家族であろう」

と推測されるが、同年代の娘がいるという共通点があるもののそれぞれ在り方は若干異なる。


「わたてん☆5」のギミック編集

本作は「わたてん☆5」もとい小学生組の精神年齢が実際の小学生と比較するとずば抜けて高いのが特徴(言動は子どもらしく見えるがその実内面はそれぞれ小依と花は中学生程度、夏音とひなたは高校生程度、乃愛に至っては大学生かそれ以上である)だが、各々が持つ「子どもらしく見せかける為のギミック」により表面上は確かに「子どものように見えて」いる。


ギミックとしてはそれぞれ以下のようなもので

  • ひなた「過度の姉好き」
  • 乃愛「価値観をカワイイに固定」
  • 「甘味への尋常でない優先順位」
  • 小依「日常生活に支障の出る不器用さ」
  • 夏音「小依との共依存関係」

これらのギミックにより「子どもらしさを演出、味付けされている」という効果が現れている。


関連イラスト編集

本家編集

【宣伝】コミック百合姫にて連載はじめました。私に天使が舞い降りた!

単行本2巻本日発売!


ファンアート編集

センシティブな作品プレシャスフレンズ

天使たちわたてんし


関連タグ編集

漫画 一迅社 コミック百合姫

2019年冬アニメ プレシャス・フレンズ

百合 おねロリ ロリ百合


ヲタクに恋は難しい…アニメ11話で単行本1巻を模したポスターと単行本2巻が登場。


わたてん幼稚園…わたてん☆5の園児化タグ。


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わたてんパロを参照。


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私に百合が舞い降りた!を参照。


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