概要
様々な材料を混ぜ合わせ、色が変わっていくのを楽しみながら、最後にトッピングをつけて食べるお菓子。
科学実験のような過程と、「自分で作る」というひと手間が子供たちの心をつかみ、30年以上にわたって売れ続けているロングセラー商品。
現在は同社が展開する子供向け菓子ブランド『知育菓子』のフラッグシップ商品となっている。
魔女のおばあさんが出てくるCMが有名。
ドライアイスの煙立ち込める薄暗い中で、いかにも怪しげな魔女がねるねるねるねをかき混ぜる。
一口食べると、「うまいっ!」という叫びとともにファンファーレ(テーレッテレー)が鳴り響き、背後が急に明るくなるという構成である。魔女を演じたのはアメリカ出身の女優フランシス・ケネディで、吹き替えは鈴木れい子が担当。
このCMは2002年に新しいもの(退屈している子供たちのもとに魔女がやってくる、というもの)に切り替わっているが、その絶大なインパクトから「ねるねるねるねといえばコレ」という人は少なくない。
その後しばらく魔女のCMは途絶え、お笑いコンビキングコングを起用したCMなどが作られたが、2011年より魔女のCMが復活し、以降も度々新作が作られている。
なお、2008年の時点で魔女CM復活の計画があったものの、魔女役の役者の所在がつかめず計画は断念された。
なお、あからさまに怪しい外見だが、原材料は重曹、卵白、クエン酸、着色料(天然由来)、砂糖他甘味料(と付属のキャンディー)だけで、合成添加物は入っていなかったりする。
原理も「重曹に水とクエン酸を加えることで炭酸ガスが発生し、それが卵白に加わることでふんわりとしたクリームになり、同時にpHの変化で着色料が呈色する」という実にアカデミックなもの。
その気になれば原料から自作することもそこまで難しくはない。
2015年に3DS用ゲームソフト『新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術士~』とコラボし、ゲーム内アイテムとして「1ばんのこな」や「ねるねるソーダ」などが登場した。
2017年はかいけつゾロリ(原作絵)の主要キャラがCMを行っている。
関連タグ
絶体絶命でんぢゃらすじーさん…単行本8巻収録回『なかなかねむれないのじゃっ!』のオチでじーさんが眠らせ屋の男に「オレに殺されるのと素直に寝るのどっちじゃあぁーっっ!!」と脅された際、「ねるねるねるね〜っっ!!」と泣き叫んでいた。
僕の心のヤバイやつ…コミック1巻のKalte.7 「僕は練りに練った」にて山田杏奈が本品を作る時にCMの描写が使われた。またアニメ第1期 karte 2(第2話)の冒頭でも山田杏奈が本品を作る場面がある。
前田佳織里…『アミューズの狂犬』の異名を持つ女性声優。ねるねるねるねが大好きで「主食」と言うほど。彼女の考案した『ねるねるご飯』(ねるねるねるねを白米にかけたもの)は見た者と食した者の度肝を抜く。
ミルクボーイ…お笑いコンビ。ネタの冒頭のくだりのひとつにねるねるねるねの2の粉をいただきましたー!というものがあり、M-1グランプリ決勝でも披露した。