概要
モロッコヨーグルとは、
サンヨー製菓株式会社が製造している駄菓子。
駄菓子屋などで売られているのは、正式名「モロッコフルーツヨーグル」
ジャンボサイズの「ジャンボヨーグル」と言うのも存在する。
ヨーグルトっぽいが、ヨーグルトはもちろん乳製品も使われていない。
その正体は植物性油脂のショートニングであり、あまり沢山食べると人によっては胃もたれを起こすこともある。ジャンボサイズの「ジャンボヨーグル」はその量が量だけに結構口の中がギトギト感が残る事もある。その為、一度に食べるよりはクラッカー等に付けて食べるのがいいかもしれない。
付属の木ベラですくって食べる。
癖が強いが、食べだすと癖になる菓子。
ちなみにモロッコとは何一つ関係ない。
「ヨーグルトと言えばブルガリアだろう」という社長の判断で「ブルガリア→地中海→地中海に近い→モロッコ」ということでネーミングされた。そもそもブルガリアは地中海に面していない。
それなら「ブルガリアヨーグル」でいいんじゃないの?と思わなくもないが、明治の商標に抵触するので無理なのだろう(なお、明治も商品名に国名を使わせてもらうために、ブルガリア相手に大変な交渉を重ねている)。
容器の特徴的な形は、象の足を模したもの。蓋やまとめ売りの箱にも象のイラストが描かれている。
これは、「子供たちがヨーグルを食べて、象のように大きくたくましく育つように」という願いを込めたものだが…
前述通り、ヨーグルの原料は植物油脂であり、カロリーだけが高く、その他の栄養価は低いというジャンクフードの極みなので、子供の健康な成長を望むのなら、あまり食べさせてはいけない類の代物である。