パンクラス
ぱんくらす
団体名は、古代ギリシャの格闘技「パンクラチオン」の前身とされる競技名を由来としている。
1992年12月、船木誠勝、鈴木みのるらはメガネスーパーをスポンサーとした『プロフェッショナルレスリング藤原組』に所属していたが団体のトップである藤原喜明と意見が対立、若手一人を残して7人が離脱、UWF時代の縁故を頼り尾崎允実を社長として『ワールド・パンクラス・クリエイト』を設立。
1993年9月21日、東京ベイNKホールで旗揚げ戦を開催。旗揚げが発表される前後までに全所属選手が肉体改造を行い、体脂肪を極限まで絞り込んだ肉体と、「完全実力主義」を標榜して「秒殺」という流行語を生み出すほどの衝撃的な試合で多くのファンを獲得。
ルールも、チョーク有り、5ロストポイント制(従来と異なり、ロープエスケープとノックダウンが同価)を導入。
しかし選手の負傷増加やグラウンドでの防御技術向上による膠着多発が発生。
そこで選手の負傷率が高かったヒールホールドをU系で初めてルールで禁止技にし、5ロストポイント制段階的に廃止。
1998年から1999年にかけての「パンクラチオンマッチ」と銘打たれたバーリトゥードへの対応を目指した実験的試合の数々を経て、2000年からオープンフィンガーグローブ着用、グランドパンチ解禁により完全な総合格闘技ルールを導入。
1997年7月、船木が率いる『パンクラス東京』と鈴木が率いる『パンクラス横浜』に分かれる。
2000年5月26日、船木が「コロシアム2000」でヒクソン・グレイシーに敗れて引退。以後格闘技団体としての性格を強めていく。
2002年1月、パンクラス東京とパンクラス横浜を『パンクラスism』に統合。
2007年、BodogFightと業務提携を結んだことを発表、12月には、アメリカのネバダ州アスレチック・コミッションが定める階級制に変更。翌年から新階級での試合を開始。
2008年5月、パンクラスを設立してワールド・パンクラス・クリエイトは全営業を譲渡。
2012年5月31日、パンクラスのブランド名及び運営権をスマッシュが取得して同社のスマッシュ パンクラス事業本部として運営。
パンクラスイズム横浜
伊藤崇文
近藤有己
渡辺大介
北岡悟(アニメ「おねがいマイメロディ」のファンで本人役で出演も。)
ロッキー川村(メイン画像の人物。本名・川村亮、2010年10月~2012年5月までパンクラス代表。)
DJ.taiki
松嶋こよみ
北田俊亮
パンクラスP's LAB横浜
パンクラス大阪稲垣組
前田吉朗
パンクラスヴィーナス
中井りん
パンクラスMISSION
※パンクラスのプロレス部門。
鈴木みのる(旗揚げメンバー)
冨宅飛駈(旗揚げメンバー)
佐藤光留