プロフィール
概要
1984年3月、弘前大学教育学部附属中学校を卒業し、高校入学の前日に一度不合格であった新日本プロレスに入団。
同期は武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也、野上彰(現:AKIRA)、笹崎伸司(1987年引退)。
1985年3月3日、後藤達俊戦でザ・グレート・カブキ(16歳1ヵ月)の記録を塗り替え当時史上最年少の15歳11か月でデビュー。(現在の最年少記録は中嶋勝彦の15歳9か月)
1989年、前田日明、藤原喜明の誘いに応じヨーロッパ遠征中に第2次UWFに入団。
1990年12月、UWFを離脱して、鈴木みのるらとプロフェッショナルレスリング藤原組の旗揚げに参加。1992年4月には元ボクシング世界チャンピオンのロベルト・デュランと異種格闘技戦を行い、3ラウンド腕固めで勝利している。
1992年12月、格闘技的な路線を志向し、藤原組を離脱。
離脱後は、どの団体にも所属せず、鈴木みのる、高橋義生らとともに練習を重ねながら、1993年9月21日、『パンクラス』を旗揚げ。初戦はケン・シャムロックと対戦し、肩固めで一本負け。
1996年12月15日、新王者決定トーナメントで近藤有己、ジェイソン・デルーシアを破り、第4代キング・オブ・パンクラシスト獲得。
2000年5月26日、「コロシアム2000」でヒクソン・グレイシーと対戦しチョークスリーパーで失神負け。試合後、引退を表明。
引退後もパンクラスの運営や方向性の面で寄与した他、俳優業、HERO'S等の格闘技番組のコメンテーターの一方、建設現場で働いた経験もある。
その後、前田日明がスーパーバイザーを務めるプロレス団体「ビッグマウス・ラウド」の旗揚げ戦で全面協力を宣言したがすぐ脱退、柴田勝頼らと「チームARMS」を結成して総合格闘技のできるプロレスラーにするためにコーチもしていた。
2007年12月31日、K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!で現役に復帰。
2009年8月30日、全日本プロレスの両国大会でプロレスに復帰。8月31日に全日本プロレスと1年契約を締結を経て1年後正式に所属。
2012年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会に24年ぶりに参戦、出場。
2012年8月26日、三冠ヘビー級選手権試合で王者・秋山準を試合時間4分37秒で破り、三冠王座を奪取。
2013年6月30日、両国国技館大会を最後に全日本プロレスを退団。
2013年7月10日、WRESTLE-1に所属。
2014年7月6日、佐藤耕平を破り、ZERO1の世界ヘビー級王座を戴冠。
2015年6月30日、契約満了につきWRESTLE-1を退団。
以後フリーでDRAGON GATE、DDTプロレスリングにも参戦。
2013年~2015年までWRESTLE-1に所属。
2017年8月22日より松竹芸能所属。
2020年8月よりプロレスリング・ノア参戦、武藤敬司や丸藤正道の所属する「M's alliance」に加入。
2022年1月、拳王の持つGHCナショナル王座に挑戦、わずか3分58秒で奪取。試合終了後に拳王率いる「金剛」に電撃加入。
得意技は掌底(掌打)、各種キック、浴びせ蹴り、バックドロップ、ハイブリッド・ブラスター、チョークスリーパー等。
バツ一で、現在は元舞台女優の女性と再婚。
出演作
映画
五条霊戦記 GOJOE (2000年)
シャドー・フューリー (2001年、日米合作) - 主演・タケル ※役柄のために体脂肪を極限まで絞り込んだ。この時の様を「肉体改造法シリーズ」第三弾で綴っている。
新 影の軍団シリーズ (2003年、シネマパラダイス) - 金剛丸 ※2作目と4作目のみOV。
新・日本の首領 (2004年)
力道山 (2004年、日韓合作)
ゴジラ FINAL WARS (2004年、東宝)
真説タイガーマスク (2004年) - タイガーマスク役
岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説 中華街のロミオとジュリエット
純喫茶エルミタージュ (2005年、NETCINEMA.TV)
オリジナルビデオ
ドラマ
サラリーマン金太郎 第3シリーズ
富豪刑事 第3話
牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔 第9話
バラエティ
筋肉番付シリーズ
アニメ
ストリートファイターII MOVIE - フェイロン役
ザ・ハード BOUNTY HUNTER - タイロン役 ※主題歌「サイレンサー」を歌っている。
この内『ザ・ハード』『高校鉄拳伝タフ』は原作が猿渡哲也氏の漫画。
ゲーム
船木誠勝ハイブリッドレスラー闘技伝承(1994年テクノスジャパンにより発売)-本人役。CMにも出演。
余談
1990年のある試合中に観客が「船木~!新日帰ってこい!」とヤジを飛ばし船木自身も試合中にもかかわらず「うるせえ馬鹿野郎!」と反応したが、後にこのヤジを飛ばした客が同じ松竹芸能所属のますだおかだの増田英彦だったことが明らかになった(増田英彦本人が自身がMCを務めるラジオに船木をゲストに呼びこの件について話した。後に船木の方も自身のYouTubeチャンネルにて、この件について語った)。
プロレスの若手時代、ヨーロッパ修行をきっかけにステロイド剤を使用していたことを告白している。因みに当時はスナック菓子中心の食生活を行っていたが、にもかかわらず筋肉隆々になったことについてはステロイドの効果にただ驚愕するばかりであったという。参考
外部リンク
プロフィール(松竹芸能)
『REDZONE』(オフィシャルブログ)
『Masakatsu Funaki』(YouTubeチャンネル)