曖昧さ回避
- 漫画『北斗の拳』の登場人物・ラオウの異名。本項で解説。
- 漫画『ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章』に登場する「聖戦士3人のケンオウ」の一人ヤオの異名。
- プロレスリング・ノア所属のプロレスラー。本名:中栄大輔(なかえい だいすけ)。⇒拳王(プロレスラー)
- 中国語でボクシングチャンピオンの意味。
概要
ケンシロウとの北斗神拳伝承者争いに敗れたラオウが、己の名を捨て新たに名乗った名前。拳王軍を組織し、世紀末の世界を恐怖と暴力で制圧した暴君ぶりは「世紀末覇者拳王」と呼ばれ恐れられた。乱世を力によってひとつに治めることを目的としており、その覇業成就のため愛や情を捨てていた。
故郷である修羅の国では、ラオウの実兄・カイオウの謀略もあり「救世主」として崇められていた。
拳王軍
拳王が組織した世紀末の世界の一大勢力。翼の生えた蛇の紋章をシンボルとし、荒廃した世界において力による統治を行う。
配下のほとんどは、拳王の圧倒的な力に恐れ従っていた者や、拳王に取り入って地位を確立しようとした者ばかりの烏合の衆であり、マミヤの村での負傷で拳王が一時隠遁した際は体制が緩み、各地で紛争を起こす事態もあった。中には拳王の野望に尽力しようとする忠臣も数多く存在したが、その多くも志半ばで戦死もしくは戦線離脱を余儀なくされている。
そうした体制故か、ラオウの没後は沈静化し、同時に拳王の力を恐れていたジャコウ率いる天帝軍が勢力を拡大させていくことになる。
詳細は該当項目参照。