概要
全てを力で破壊する「剛の拳」の代表的な技とも呼べる北斗神拳奥義の一つ。
かざした掌から圧縮した闘気を発し相手を攻撃する技で、相手によっては身体が粉微塵に吹き飛ぶほどの威力をみせている。
初出はラオウがケンシロウとの戦いの中で使用したが、無想転生によって回避されている。
その後もこれと似た技の描写が何度か登場しており、ラオウの代表的な技として定着している。
作品によっては技の構えや撃ち出す闘気の形などが微妙に異なるが、多くは『DRAGON BALL』のかめはめ波のようにレーザー状の発光体・光弾を放射する。この「かざした掌から光弾を撃つ」というアクションは後に『ストリートファイター』の波動拳などに取り入れられ、それらが有名になったことで他の作品にもこれらをフォローしたアクションの必殺技が登場した。80年代以降の漫画・ゲーム・アニメに大きな影響をもたらした偉大な発明と言えよう。
同じく闘気による攻撃をおこなう奥義にケンシロウの天破活殺があるが、こちらはあくまで「相手に触れずに秘孔を突く技」となっている。
ラオウ死後のブランカ国編では、かつてラオウの下に身を置き北斗神拳を盗んだ光帝バランがこの技を使用している。しかし、ケンシロウは彼の剛掌波を霧散してみせ、逆に彼に本物の北斗剛掌波を撃ち込んだ。
ただしケンシロウは両手を使っており、片手で本物の北斗剛掌波を使えるのはラオウの様な剛拳の使い手のみと思われる。
プレイステーション版では
ラストバトルの際に使用するようになる。
両手を大きく広げて前方に突き出し、その間に分厚い光の壁を形成する技となっている。
このため迂闊に攻めると攻撃判定に引っかかってしまう。
パチスロ「北斗の拳」では
BATTLEBONUSの継続ジャッジ時には多くの演出があり、ケンシロウが攻撃する(継続確定)か、ラオウが攻撃する(BONUS終了か継続かのジャッジ)がある。
ラオウが攻撃する時の期待度で言えば、「パンチ>キック>北斗剛掌波」の順に継続への期待度が高い。
つまり本記事の攻撃が来た時には継続がかなり危うい状態であり、
①「ケンシロウが避ける(トキに代わって避ける演出もあるが、基本避けない)」
②「ケンシロウが剛掌波を受けるが立ち上がる(これもあまり期待できない)」
③「ケンシロウが剛掌波を受け牛乳を吹き出して倒れる(吐血する描写を書けなかった都合でケンシロウが吹き出す液体が白色になっているのだが、スロッターの間ではしばしば牛乳と表現される)」
④「流れは③と同じだが、ユリアかリンが登場し復活(BONUS継続)」
の4通りがあるのだが、大体は③で抽選を外してしまいBATTLEBONUSが終了する。