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「我は天帝より全権を預かる総督!!それに拳を振りあげる気か!!」


「南斗を呼び天帝に弓を引く北斗を倒すのだ‼︎元凶は全て北斗にあり〜〜!!」


「ひゃあああ〜貴様ら〜〜暗いじゃねぇか」




CV:千葉繁(旧テレビアニメ版・パンチマニア北斗の拳)

   竹本英史真・北斗無双

   江原正士(リバイブ)


概要

天帝編から登場。


 元斗皇拳の使い手である金色のファルコや紫光のソリアといった強力な戦士をはじめ、多くの軍勢を従える中央帝都の総督。自らを「天帝の代弁者」と称し、拳王ことラオウの死を転機にその勢力を拡大。圧政を敷き、多くの人々を苦しめ続けた暴君である。


人物

 金髪(旧テレビアニメ版では紫髪)のオールバックに豪奢な鎧とマントを纏い、顔には化粧を施すなど、贅の限りを尽くした豪奢な出で立ちをしている。身長は低く、前述のファルコやラオウと比較してもかなり小柄であることが窺える。


 性格は尊大ながら臆病。戦闘力は皆無に等しいが、それを補うかのごとき奸計の持ち主であり、女子供など自身より弱い者には一貫して強気である一方で、明らかに分が悪い相手には、人質をとったり相手の弱みに付け入ることで保身に走り、尚且つ周到に張り巡らせた罠へ誘導して仕留めようとする卑劣漢でもある。


 天帝軍の将であり元斗皇拳の伝承者でもあるファルコとは幼い頃からの付き合いであるらしく、同じ母(ファルコの実母)に育てられたらしい。元々天帝軍を立ち上げる前から天帝の村では有力者だったらしく、天帝の子リンルイが誕生した際に妹であるリンの抹殺をファルコに命じていた。


 ラオウに捕らえられた際の恐怖で北斗神拳を恐れるようになったと同時に極度の暗所恐怖症に陥っており(闇夜に光る北斗七星で北斗神拳の使い手であるラオウを連想するため)、外部から連れてきた大量の奴隷を帝都内の発電所で強制労働させ、帝都を四六時中光で包ませた。


 その暗所恐怖症ぶりは徹底しており、ケンシロウとファルコを仕留めにかかった際には昼間にも拘らず肩に電灯を装着していた(原作のみ。リバイブではこの状態の姿でプレイアブル参戦している。)。


 年齢は不詳だがジャスクシーノと言う成人した息子がおり、アインからは「じいさん」呼ばわりされていた。


作中での動向

 かつて天帝の村がラオウ率いる拳王軍に攻めこまれた際、我が身惜しさにいち早く物陰に隠れていたが、それに勘付いたラオウに即座に発見され、首を絞めあげられる。ジャコウの目に邪な心を読み取ったラオウは、脚一本を代償に村を守ったファルコに対し「いずれ災いをもたらす前に(ジャコウを)殺せ」と進言し軍を退いた。


 老い先の短い育ての母の手前、ファルコに殺されはしなかったものの、ラオウの進言通り何れは殺されかねないと懸念したジャコウは、母の死後、すぐに天帝ルイを幽閉し人質とすることでファルコの脅威を妨げる。さらに自身を「天帝の代弁者」と称して「天帝の守護者」である元斗皇拳の使い手達を擁した「天帝軍」の総督として君臨する。


 ラオウの死後はその勢力を拡大し帝都およびその支配下に圧政を敷き、多くの民を苦しめる。その間も、ファルコに天帝を奪還されぬよう光の差さない地下作業場に閉じ込め、素手で穴を掘らせるという事実上の終身刑を科していた。


 その後、ケンシロウやバット率いる北斗の軍の活躍により帝都の支配下にあった群都(エリア)や市都(シティー)が次々と陥落させられ窮地に陥る。天帝ルイの命を盾にソリアとファルコをケンシロウにけしかけ、ソリアは激闘の末敗死、ファルコとケンシロウの戦いでは二人が負傷し疲弊した隙を狙い直轄軍に命じ巨大な矢で射殺そうとしたがケンシロウに防がれてしまった。


 その後、アインの決死の救出劇によりルイが救出されてしまい、進退窮まり直轄軍をそそのかして逃げ出そうとしたがケンシロウにスレスレで槍を投げられ、恐怖で身動きが取れなくなりケンシロウとファルコに捕まる。

 挙句の果てには、ケンシロウに止めを任されたファルコが近付いてくると、見苦しくケンシロウに「オレがファルコを倒せたら見逃してくれるか」と命乞いをする(しかもこの時、敵であるケンシロウの事を「さん」付けで呼んでいた)。

 当然、結果が見えていたケンシロウから(半ば呆れられながら)「‘‘倒せたら’’な」と進言されると手負いなら勝てるとでも言わんばかりに槍を手にファルコに襲いかかり、弱点である義足を狙って攻撃するというどこまでも恥も外聞もない言動をみせた。

 だが、当然ながらそんな姑息な手を用いたところで敵うわけもなく、コテンパンに叩きのめされ返り討ちにされた事で恐怖に慄き、「待ってくれよファルコ!おれが悪かったから…」「仲直りしよう!‘‘俺をどうか恨まないでくれ’’・・・」などとやはり命乞いをしようとするも、長年積み重ねてきた自身の悪業とそれに対するファルコの怒りはそんなもので清算できるわけがなく、最期は「この世から消え失せろ」と吐き捨てたファルコに顔面を鷲掴みにされた状態で放たれた元斗皇拳によって、融解するかのように跡形もなく消滅した。


派生作品

旧テレビアニメ版では


「ざまぁKANKAN!北斗の拳ともこれまでよ‼︎」


 旧テレビアニメ版の北斗の拳2では原作と設定や登場時期が若干異なる。

 原作ではハーン兄弟のバズ死亡後、戻って来たファルコを問い詰めるシーンで初登場したが、アニメでは第1話(無印から数えれば第110話)から登場しており、部下から報告を受けたり奸計を巡らせたりするシーンが度々描かれた。


 息子であるジャスク・シーノ二人は登場せず、代わりにファルコやソリアと同じく元斗皇拳の使い手である緑光のタイガ青光のボルツと言う側近が登場した(加えて、原作にも登場したショウキ「赤光」の名を冠する元斗皇拳の使い手という設定が追加された)。ボルツはケンシロウとの闘いの末に敗死、タイガは追い詰められ進退窮まったジャコウを見限り離反、その後リンを誘拐し修羅の国へと渡った。


 オープニングでは、どういう訳か原作や本編よりも筋骨逞しい姿で描かれている。

 また、アニメ本編では声を担当したのが本作のナレーターやモブ役でアドリブ声優として知られる千葉繁であり、悪辣な面を見せつつ、原作より滑稽な台詞回しも目立った。


 死ぬ直前の最期の台詞も千葉の速攻の台詞によるもので、それが以下。


「あっちいいいいいい!ちょっとあっついよ〜〜!?」



北斗の拳イチゴ味


 リンとバットが成人になり「北斗の軍」を組織するはるか前に、セカンドシングルとなる檄!帝国華撃団のPV撮影の為進撃してきた南斗DE5MENサウザー率いる「南斗の五星」)に帝都を占領され、二人の息子ともども身柄を拘束される。

 その後再登場した際には「俺を殺せば、天帝がどこにいるかわからなくなるぞ」と五星たちを脅迫するが、「俺たちには関係ない話だ」とだれにも相手をされず、シンユダに拷問を受けた後、ファルコとソリアに身柄を引き渡される。

 その後、サウザーの迂闊な行動によって天帝・ルイの居所がわかり、ルイはファルコとソリアに無事に保護された。


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