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南斗聖拳

なんとせいけん

南斗聖拳とは、原哲夫・武論尊の漫画『北斗の拳』に登場する拳法の流派である。
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概要

北斗神拳と同じく中国拳法の流れを汲んでおり、北斗と対を成す南斗を宿星とする拳法。
歴史の影に隠れ、「陰」の存在として受け継がれてきた一子相伝の北斗神拳に対し、「陽」の存在として幅広く伝承されてきた。

公式ガイドブックや『蒼天の拳』の内容によると、
元々は北斗宗家の伝承者争いに敗れた一派と在野の優秀な武術家達が集い、
北斗に対する「南斗」の号を名乗ったのが発祥とされている。
その門戸は一子相伝の北斗と違い広く開かれており、結果として様々な新流派・分派などが生まれ、
最盛期には1000以上の流派が存在していたが、流派どうしの対立・統合に加え、
核戦争が起こった為に伝承者が死亡・壊滅した流派もあり、最終的に
『北斗の拳』本編時点では生き残ったのは108だった為に「南斗108派」と呼ばれる。

多くの流派が存在するが、その中でも抜きん出て実力の高い流派が
リーダーシップを握っており、「南斗六星」「南斗六聖拳」と呼ばれる。
実態としては5流派+慈母星からなり(詳しくは後述)、5流派がそれぞれ
20流派前後を従える立場にあったようである。

核戦争による文明の滅亡という未曾有の事態を前にこの南斗六星の中でも仲間割れが発生し、
戦乱・混乱に乗じてその力を振るい勢力を拡大したがったシン、サウザー、ユダらと
平和を望み、争いを収めるためにのみ武力を使う事を望んだレイ、シュウ、ユリアという形で二分された。
時勢が時勢だっただけに、南斗とは関係ない武術家たちも前者に加わったものが数多くおり
3流派がその力を強め、レイやシュウは抵抗勢力として戦う事となった。

最終的にはこの内乱と北斗の乱に巻き込まれる形で5流派の伝承者が全員死亡。
南斗五車星も海のリハク以外は全員命を落としており、
更に第二部では残った108派のうち戦える者も元斗皇拳の使い手であるファルコによって壊滅させられ、
事実上南斗聖拳の名を次ぐ流派は消滅させられている。

北斗神拳の象徴が北斗七星であるように、南斗聖拳の象徴は南十字星である。
各流派の伝承者の中には、その紋章の入った備品を所持している者もいる(ハーン兄弟は巨大な旗印を所持していた)。

南斗最強の拳を自負する南斗鳳凰拳の伝承者・サウザーや、南斗孤鷲拳をはじめとする南斗108派の数多くの流派を修めているシンは、己こそ南斗の中心と誇示しているためか、それぞれ国名や国章に南十字星を使用している。

特徴

「内側から相手を破壊する」北斗神拳に対し「外側から相手を破壊する」事を真髄としており、
手刀を用いて、相手を切り裂いたり、貫いたりする技が主体となっている。
複数流派で似通った技が使用されていたりする事も多い
(例外として、南斗鳳凰拳は最強の一子相伝の拳と言われており、前進制圧のみを信条とするなど特殊な拳である)。

平たく言うと南斗聖拳は基本的にオープンソースであり、流派によっては
南斗聖拳をベースに武器や道具を用いた戦法が組み込まれている場合もある。
南斗無音拳であれば鉄爪、南斗双斬拳なら手裏剣、
南斗双斬拳は4本の剣を2人で高速で投げあう・・・など、武器術を重視している流派も存在する。

また、南斗の人間の部下などが勝手に南斗聖拳を名乗っているというケースもしばしばあるようで、
アニメ版ではダイナマイトとか列車砲とかとか大砲
使ったトンデモ拳法が登場している。

南斗五車星の面々が使う拳法は前述の108派には入らないオリジナルの
南斗聖拳ベースのもので、それぞれ自らの二つ名と近い技を使う。

主な流派とその使い手

南斗六聖拳

南斗108派の中でも特に強力な拳として恐れられている流派。

南十字星とは別に南斗六星を象徴としており、各伝承者はそれぞれ一星を宿星とし、その天命に導かれている。

六聖拳をはじめとする強力な流派には鳥類に関連する名前が与えられている事が多い。
→詳しくは南斗六聖拳を参照。

南斗六聖拳


南斗鳳凰拳 「将星」サウザー
南斗孤鷲拳 「殉星」シン
南斗水鳥拳 「義星」レイ
南斗白鷺拳 「仁星」シュウ
南斗紅鶴拳 「妖星」ユダ
南斗最後の将 「慈母星」ユリア
※ ユリアのみ拳法を使用しないが、相手の傷を癒す不思議な力を持つ。

その他の六聖拳の使い手

オウガイ
原作、サウザーの回想シーンに登場。
南斗鳳凰拳先代伝承者であり、サウザーの師。
ジュガイ
新劇場版『ケンシロウ伝』に登場。
南斗孤鷲拳の使い手であり、シンと伝承者の座を争った男。
フウゲン
同上。
南斗孤鷲拳先代伝承者であり、シンとジュガイの師。
ロフウ
『レイ外伝 蒼黒の餓狼』に登場。
南斗水鳥拳先代伝承者であり、レイの師。
リンレイ
同上。
南斗水鳥拳の使い手であり、ロフウの妻。

南斗五車星

南斗最後の将であるユリアを守護する5人の拳法家。
流れを汲んでいるような技はあるが、南斗聖拳の一派ではなく、108の流派にも含まれない。
→詳しくは南斗五車星を参照。
海のリハク
山のフドウ
雲のジュウザ
炎のシュレン
風のヒューイ

その他の流派

ここでは原作含め、派生作品の流派及び使い手も記述する。
南斗無音拳 カーネル(GOLANの指導者)
南斗比翼拳 ダガール(ユダの側近)
南斗双斬拳 ギジベジ(聖帝軍の二人組)
南斗双鷹拳 ハーン兄弟(賞金首の兄弟)
南斗飛燕拳 ハッカリロン(『ラオウ外伝 天の覇王』に登場)
南斗流鴎拳 リュウロウ(『ラオウ外伝 天の覇王』に登場)
南斗翡翠拳 カレンマサヤ(『レイ外伝 華麗なる復讐者』に登場)
南斗紅雀拳 ザン(『レイ外伝 蒼黒の餓狼』に登場)
南斗神鳥拳 ガルダ(『金翼のガルダ』に登場)

アニメオリジナルの流派

どれもKING軍の配下が使い、個性的なのが特徴。
ケンシロウでなくても「火薬(を始めとする武器)に頼って何が拳法だ」(ただし南斗百斬拳、南斗翔天拳は例外。)と突っ込みたくなる気になる。
サザンクロス編以降は原作者からの監視が入ったからか、オリジナリティ溢れる拳法は鳴りを潜めている。
蝙蝠拳 コウモリ男
南斗龍神拳 ドラゴン
南斗爆殺拳 ジャッカル
南斗百斬拳 ダンテ
南斗暗鐘拳 ザリア
南斗風車斬 バロン
南斗蛇鞭拳 ジャンク
南斗人間砲弾 ガレッキー
南斗列車砲 トウダ
南斗翔天拳 ジョーカー

流派が不明な南斗の使い手

ジャギ
ケンシロウとの対戦にて、彼の不意をついて南斗の拳(手刀)を放つ。何処でどのようにして習得したかは作中明かされることはなかったが、『AC北斗の拳』にて“南斗邪狼撃”という技名が判明。以降『北斗無双』等でもこの名称が使用されている。
アミバ
レイ曰く、ともに南斗聖拳を学んだという。『レイ外伝 蒼黒の餓狼』では、レイと同じく南斗水鳥拳を修得しようとしていたらしく、ユダと結託しレイから伝承者の座を奪おうとしていた。

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