概要
1955年8月17日生、熊本市出身。熊本高校卒業後上京し早稲田大学卒。1979年、集英社に入社。
「作家と二人三脚で作品を作り上げるタイプ」であり『北斗の拳』『キャッツ・アイ』『シティーハンター』など、数々のヒット作品を立案したことでも知られ、俗にジャンプ黄金期と呼ばれる1980年代を支えた一人とされる。
1993年には週刊少年ジャンプ編集長に就任。歴代最高部数を達成した。
しかし『DRAGON BALL』など人気作品の連載終了後、ヒット作品がなかなか生まれず、1996年に退任。
その後メンズノンノなどの編集長を務めるが、2000年に集英社を退社。
退社後は『北斗の拳』『花の慶次』の作者・原哲夫や、『キャッツ・アイ』『シティーハンター』の作者・北条司らと共に「株式会社コアミックス」を設立、同社の代表取締役に就任。
現在は、北原星望(きたはら せいぼう)の名義で脚本家・原作者としても活動しており、代表作は『森の戦士ボノロン』『いくさの子 織田三郎信長伝』など。また『義風堂々!!』では堀江信彦名義で原哲夫との共同原作となっている。
また、『CR花の慶次』シリーズでは一部主題歌の歌詞を提供している。
近年は故郷熊本の平成28年熊本地震からの復興や地方・海外在住者に向けた漫画家育成事業も積極的に手がけている。
サイレント漫画の国際コンテストである「熊本国際漫画祭」や漫画家育成の合宿「くまもと国際漫画 CAMP」などを企画、これらの事業にジャンプ時代よりの縁から原哲夫や北条司を起用している。
地方の漫画家志望者にとって上京する費用が負担になる現状を鑑み、コアミックス社の分室を熊本市内に設立、九州に在住したままで原稿の持込受付やチェックが可能になる体制を目指している。
また、彼の兄は郷里で警察官を務めたのちかつて喫茶店を経営しており、彼から貰い受けた黄金のケンシロウ像を店に飾っていたが現在は閉店している。
漫画出演
作品に大きく携わることが多かったためか漫画にキャラクターとして出演したことがある。
(これは彼に限ったことではなく、角南攻・鳥嶋和彦・中野和雄なども漫画に出演したことがある)
みどりのマキバオー(原作:つの丸)
ひげ牧場のオーナー。
ヒゲユウユウ、ヒゲスラム、ヒゲドラゴンといった重賞馬が引退の後、後継となる馬が育たず牧場が倒産する。
上記の顛末は集英社社長時代の堀江にどことなく重なる。馬名の元ネタはそれぞれのリンク参照。
DD北斗の拳(原作:カジオ)
漫画版に登場。なぜか死亡し通夜が行われた。
葬式では北斗と南斗の戦士達にめちゃくちゃにされたがジャギとケンシロウの手によって復活した。
アオイホノオ(原作:島本和彦)
小学館の漫画なのに出てくる。作中では「SA社(集英社)の編集者・MADホーリィ」として世紀末ファッションでの登場。
外部リンク
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