ピクシブ百科事典

ジャンプ黄金期

じゃんぷおうごんき

『週刊少年ジャンプ』誌の黄金時代をさす呼称である。
目次[非表示]

ブッダ「見てよ 待合室におかれた…… この古いジャンプを……!」「ドラゴンボールジョジョスラムダンクダイの大冒険タルるートくんターちゃん幽白男塾と」
イエス「連載陣の豪華さで(※歯医者を)選んだのかい!?」
ブッダ「いや だって…… 見てよ このラインナップ…!!」「どこから読んだらいいのか…」

    中村光聖☆おにいさん』(講談社)6巻より



ジャンプ黄金時代

週刊少年ジャンプ』誌の発行部数が653万部の歴代最高記録に達し、ギネスブックに登録されるなど全盛を誇った時代の呼称。ジャンプ黄金時代。

大雑把に言うと『北斗の拳』の連載開始(1983年)くらいから『ドラゴンボール』の連載終了(1995年)まで。 このあたりが最高発行部数を更新し続けた最盛期に相当すると考えてもらうとわかりやすいかもしれない。


Dr.スランプ』(アニメタイトルは、『Dr.スランプアラレちゃん』) のアニメ化のヒット、TVアニメ歴代3位の視聴率36.9%を記録し、それをきっかけに、多数の作品がTVアニメ化されたが、当時のジャンプ漫画は概ねゴールデンタイム(夜7~8時台)で放送されたため、アニメとの相乗効果でさらに幅広い世代に人気を得た。


またこの影響でジャンプ黄金期とともに歩んだファミリーコンピュータスーパーファミコンの作品紹介のコーナーをジャンプで見かけるようになる人も増えたことでソフトの発売本数も急増し、特にスクウェアエニックス(現在は両者合併によるスクウェア・エニックス)は一躍有名になった。

この時代を担ったジャンプ漫画は、全体的に男らしく硬派で渋い作品が多かった。

主人公3人


画像上から空条承太郎ジョジョの奇妙な冒険)、剣桃太郎魁!!男塾)、ケンシロウ北斗の拳

ピークは上述の653万部を達成した1995年(ただし実際の発売は1994年末)の3-4号となる。

しかし看板作品であった『ドラゴンボール』や『スラムダンク』の連載終了(それぞれ95年と96年に完結)を機に、発行部数は急激に減少。
1997年34号から、現在も連載中の看板作品である『ONEPIECE』の連載が始まるも、連載初期は爆発的な人気は得られなかったことに加え、Windows95の発売の影響でジャンプを購入しなくてもインターネットで見やすくなったことが原因で部数低下の歯止めはかからず、1998年新年号には415万部にまで落ち込み、ライバルである『週刊少年マガジン』の445万部を下回ることになる。
ここで1973年以降、約24年間守り続けた発行部数トップの座を明け渡し、黄金期にピリオドが打たれた。

2017年現在の発行部数は191万部まで落ち込んでいる。電子書籍化も進んでおり、媒体の漫画雑誌が今後ジャンプ黄金期を超える部数を記録することはないだろう。

当時の連載作家事情

この黄金期に連載されていた作品は、現在でも新作ゲーム映画スピンオフが発表されているようなビッグタイトルや名作がひしめきあっており、それ故生存競争も非常に過酷をきわめ、10週打ち切りも(既にアニメ化経験のあるベテラン作家陣ですら)頻発。下記リストにあるような著名な作品ですら、最終的に打ち切りに終わった(例:魁!!男塾ジャングルの王者ターちゃんとっても!ラッキーマンシティーハンター他)程の、群雄割拠の時代だった。
当時の代表作家だったゆでたまご曰く、作家達のライバル意識も強く「彼ら(ライバル連載陣)がクライマックスを迎えるときにはあえてクライマックスをぶつけて潰しにいくということもありました」と当時の競争の厳しさを振り返るほどである。(参照ケンドーコバヤシとの対談より

当時から読者アンケートの人気順に掲載される形式だったが、1巻の発行部数が100万部を超えるレベルにあった全盛期の「BASTARD!!」すら、作者自ら「ジャンプの掲載順が巻末を爆走してる」と自虐ネタにするほどだった。
男坂」など豪快な打ち切られっぷりで逆に伝説を刻んだ作品すらある。
その後秋田書店新潮社徳間書店日本文化社漫画ゴラク)などの他出版社に続編やスピンオフが掲載された作品や、連載は打ち切りに終わったものの、後年になって集英社や他出版社で続きが描かれることになった作品もある。(上述の男坂など)

当時の読者事情と影響

ちなみに『ドラゴンボール』のフリーザ編が佳境を迎えていた当時の熱狂ぶりなどは本当に凄かった。
当時はネットスマホも存在しなかったため、誰もが最新号のジャンプを求めて、本屋に血相を変えてダッシュするしかなかったのである。中にはジャンプを買うためだけに学校さぼったという者も数多くいた。

入荷数の少ない田舎の本屋や駄菓子屋だと、放課後には少年たちの間で「ジャンプ争奪戦」というバトルが繰り広げられるここととなった。だいたい「全力疾走VS自転車」の闘いだったため、を飛ばしてもらうような勝ち組はめちゃくちゃ嫌われた。
とりあえず「ジャンプを読まずば男にあらず」そんな時代だったのである。
たかがマンガ雑誌。されどマンガ雑誌。
当時のジャンプをリアルタイムで熱狂して読んで育った「ジャンプ黄金期世代」は、まことに幸福であったと言えるだろう。
また、この当時少年少女だった読者達の中には当時の作品に多大な感銘を受けてクリエイターを志し、アニメ・漫画系のプロとなった者も少なくない。中にはこの時代の作品を原作とする近年の派生作品を担当する漫画家や、アニメ新作を担当するに至った脚本家プロデューサーもいる。


「ジャンプ黄金期」に連載されていた代表作






ギリギリで入りそうにない連載陣の例


こちら葛飾区亀有公園前派出所』は、週刊少年ジャンプ連載年数でギネス記録を持ち、しかも一作品でジャンプコミックスの中でも初の三桁の巻数を誇ったこの作品も2016年42号に完結した。

こうしてみると、意外にも『ONEPIECE』が連載開始した1997年34号も黄金期ほどではないが、黄金期の連載陣がそこそこ多く残っていたことが分かる。
しかし、週刊少年ジャンプの長寿作品であるこち亀が40年の歴史に幕を下ろすことで最後のジャンプ黄金期の連載陣の一つが終わることとなる。




関連タグ

週刊少年ジャンプ 少年ジャンプ
ファミコンジャンプ

pixivに投稿された作品 pixivで「ジャンプ黄金期」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 10319

コメント