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剣桃太郎

つるぎももたろう

宮下あきらの漫画作品およびそれを原作としたアニメ『魁!!男塾』の主人公。男塾一号生筆頭。
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概要編集

CV:堀秀行

実写版:坂口拓


魁!!男塾』の主人公で、男塾一号生筆頭。後に三号生筆頭大豪院邪鬼より男塾総代を受け継ぐ。仲間からは「桃」と呼ばれている。

常に締めている太い白ハチマキがトレードマークであり、これは父・剣情太郎から受け継いだ物。

後に息子の剣獅子丸江田島平八塾長の息子の江田島魁へと受け継がれて行った。


授業中はよく居眠りをしているが、教官に咎められた事はない。北部出身のアメリカ人に匹敵する水準の英語をはじめフランス語など複数の言語を流暢にあやつり、数々の秘技・秘拳を体得している。


クールで斜に構えたように見えるが、その内面は情に熱く仲間想いで男気に溢れた性格をしており、己の信念は命を賭してでも守り通し、仲間からの信頼も厚い。

たとえ敵であっても無暗に人の命を奪う事は好まず、倒した相手の命だけは助ける事が多かったが、男の道を踏み外す者は決して許さず、作中では約束を破り背後からの奇襲を行おうとした者や、毒を使わない事を信念としていたにもかかわらず結局は信念を曲げ毒を使った者に対して死の制裁を加えている。

人間だけでなく動物にも優しく、ライオン白鯨と心を通じ合わせる場面があった。

一方で、自他共に厳しく、仮に仲間が窮地に陥ってもそれが己の力で乗り越えられる試練であるならば容易に手を貸したりはせずに静観に徹する。


劇中で繰り広げられたほぼ全ての戦闘で大将をつとめ、対戦相手の大半が敵の大将・副将だった。

対戦成績は全戦全勝だったが、連載初期は二号生筆頭赤石、元男塾一号生筆頭にして関東豪学連総長伊達、そして前述の邪鬼といった格上の敵との戦いで敗北寸前まで追い詰められる場面もあった。

天挑五輪大武會(てんちょうごりんだいぶかい)編以降は格上の敵と戦う機会がなく、敵の卑怯な罠にはまって苦戦、という場面が多かった。

また、敵のナンバー2とナンバー1との連戦の機会も二度あり、「ナンバー2には圧勝→ナンバー1には苦しみながらも勝利」というパターンでどちらも連勝している。

作中には塾長こと江田島平八という他の追随を許さない破格の実力者がいたせいもあって、主人公でありながらトップクラスの実力者ではあるものの作中最強キャラとまではいかなかった(桃が敗北寸前まで追い詰められた邪鬼に対し、塾長は圧勝しているため)。


天挑五輪までに味方としてバトルで戦った18名のうち、江田島と共に魁男塾本編中では明確に死亡した描写のないキャラクターでもある(後のスピンオフ作品では死亡したかのような描写はあったが、無論大方の予想通りの「実は生きていた」というパターンだった)。


塾長の江田島以上に謎多き男であり、数々の秘拳を極める高い実力と複数の言語を使いこなす学力を兼ね備える文武両道の身でありながら、何故ゴンダクレの吹き溜まりである男塾に入塾してきたか理由は一切明らかにされておらず他の人物もそのことを疑問に思っている。

2024年現在、桃の過去を描いたスピンオフ作品は存在せず、他の登場人物が主人公のスピンオフ作品でも桃に関するエピソ-ドはほとんど登場しない。

作中で桃の過去に触れられている場面は、藤堂兵衛が見た資料の中に中国武術界の総本山のひとつである「王虎寺」という場所で修行をして免許皆伝を受けたという情報が載っていた場面や、「天下無双 江田島平八伝」で父親の剣情太郎が登場した場面くらいである。


アニメ版では超エリート高校である集英高校を中退した所に男塾の入塾案内書が届き、退屈しのぎに足を運んだという設定になっている(その際、集英高校は桃太郎を一度たりとも入学させたことを恥としている)。

また、一号生筆頭になった経緯も原作では描かれていないが、アニメでは最初は富樫源次が一号生筆頭であり、タイマン勝負を経てその座を禅譲したという設定になっている。


男塾卒業後は過去の江田島平八、王大人熊田金造と同様に東京大学に入学した。


実質の続編である「天より高く」では、東大卒業後は更にハーバード大学に進学し、その後政界入りし、内閣総理大臣として登場している。若者に人気が高く、汚職の類のスキャンダルとも無縁だったが、それ故保守的な政界では敵も多く、独身であることを口実にしてゲイスキャンダルを捏造されたり、果ては文字通り命を狙われることもしばしばあった。

「暁!!男塾」では設定が変更され、外国人女性(本編未登場)と結婚し一人息子の剣獅子丸をもうけている事になっている。


編集

他の登場人物とは異なり決まった型や流派を名乗らず、戦う度にに異なる技を使いこなす。

「敵が高度な技を見せたら、彼は同じ技をそれ以上の練度で会得していた」「サソリを放った砂場での戦闘、という超限定的なルールの試合に高いレベルで即対応する」「邪術や麻酔の影響で満足に動かない身体のまま、真っ向から殴り勝つ」など、あらゆる戦況に対応できる万能型の実力を持つ。


  • 無限一刀流

常に背負っている日本刀を巧みに操る剣術。作中に登場する数多の強豪達を相手に互角以上の戦闘を繰り広げることができ、刀を鞘に収めた状態での攻防にも長けている活殺自在の流派でもある。

Jとの戦いで心眼を極め、後にハチマキで目を隠し心眼で相手の気配を察知して攻撃をする心眼剣一之太刀(しんがんけんいちのたち)を披露している。


  • 四肢鐺瓏剣(ししとうろうけん)

刀の柄で相手の体を突き、四肢十八点全ての関節を外して行動不能にする。


  • 氣功闘法(きこうとうほう)

氣を用いて体を鋼鉄のように固くしたり、ハチマキを刃に変えたりする。強力だが無制限に使用できる都合の良い技ではなく、気を大幅に消耗させる諸刃の剣である。


  • 翔穹操弾(しょうきゅうそうだん)

豆粒ほどの弾丸を指で弾いて飛ばし、敵の神経節に撃ち込んで、その体を思いのままに操る。現在扱えるのは桃を含めて三人しかいないと言われる絶技だが、「人の命をもてあそぶ邪拳」として、普段は封印している。

作中では対狼髏館戦で宗嶺厳が使用したのが最初で、それに対し桃は宗嶺厳を上回る技の正確さで圧倒している。


  • 秘承鶴垂剣 (ひしょうかくすいけん)

剣を突き立てて柄の上に乗り、水面や砂の上を滑るように移動する。刀を足の指に挟んだまま跳び、凄まじい勢いで刃を回転させながら落下攻撃する轔扇刃(りんせんじん)、刀を突き立てたままその上に倒立し、回転して凄まじい突風を起こす轔旋風(りんせんぷう)を作中で使用している。


  • 暹氣虎魂(しんきふうこん)

王虎寺超秘奥義。氣を刀身に集中して虎を模した衝撃波を飛ばす。使用できる奥義の中でも最高レベルの威力を誇る。暁!!男塾では息子の獅子丸も使用している。



主な戦績編集

太字は大将戦


殺シアム(アニメ版は巌流島)編集

赤石剛次


撲針愚編集

J


驚邏大四凶殺編集

伊達臣人


大威震八連制覇編集

影慶

大豪院邪鬼


天挑五輪大武會編集

  • 狼髏館

宗嶺厳


  • 厳娜亜羅十六僧

朱鴻元


  • 王家の谷の守護者達

アヌビス

ファラオ


  • 冥凰島十六士

赤い稲妻(レッド・サンダー)

藤堂豪毅


七牙冥界闘編集

  • 王宮への道

月光


  • 武幻城

幽鬼之丞


関連タグ編集

魁!!男塾 一号生

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