概要
「冥界への案内人」を自称する王家の谷の守護者達(ファラオ・スフィンクス)最高の戦士にして、指揮官ポジションを担う男。
その名の通り、普段はアヌビス神の仮面をつけている事から、虎丸龍次や大豪院邪鬼からは「犬男」の通称で呼ばれている。
作中では戦いに赴く戦士を呼び起こしており、戦士が男塾の塾生と戦う様子を見届けていたが、
伊達臣人に敗北したホルスが情けをかけられた様子を見て激昂し、投げ槍で伊達を始末しようとするも、ホルスに庇われ失敗。
続く剣桃太郎との戦いでは、ファラオの命によりファラオ・スフィンクス最大奥義「ルクソールの憂鬱」で戦う事となる。
最終的には奥義も使用し善戦するも、秘承鶴錘剣に鉄馬(ベレン)を裁断され、一度は負けを認め降参する。
その際、剣から「俺が去るまでこの場から決して動くな(意訳)」と約束するも、背を向けた瞬間に約束を反故にして背後からナイフで斬りかかろうとしたため、結果的に残った鉄馬のパーツがバラバラとなり、三匹目の蠍に刺されて敗死した。
ルクソールの憂鬱
ファラオ・スフィンクス最大奥義。
煉瓦で囲った石枠の中に、メール砂漠から運ばれてきた砂を敷き詰めて砂場を作り、更に砂蠍「ブラインド・スコルピオ」を砂場の中へ大量に放出する。
砂蠍は日中は砂に身を隠す習性を持っており、尾の毒針に三回刺されるとあの世行きとなる。
砂蠍を刺激しない様に最小限に足を捌く技量に加え、蠍に対する恐怖心に耐える精神力、そして蠍に刺されないかの運が要求される。
奥義
- ネブケドの鉄馬蹂嵐(てつばじゅうらん)
ファラオ・スフィンクス奥義。
武器である槍を変形させ、刃のついた竹馬のような「鉄馬(ベレン)」に乗って戦う。
かつては川を渡る際に肉食魚や吸血ヒルなどから身を守る為に使われていた。
高さを活かした攻撃に加え、足元の砂蠍も防ぐ事のできる攻防一体の技。