概要
江田島とはあらゆる面で互角であったといわれ、帝大(現・東京大学)を卒業するとき、成績の最も優秀な者に授与される金時計を、江田島と熊田、それぞれ二人に真っ二つにして分け与えられたという話があるほど。
終戦の時、教育者の道を歩むと決めた二人が東西に別れてそれぞれの道を進む際「三十年後にどんな若者を育てたかその成果を見せ合う」という約束により、男塾と「五魂遷」の勝負を行う。
恰幅の良い体格に燕尾服にシルクハットという服装で、筋肉質で羽織袴の江田島とはこの点で好対照となっている。
羅漢塾の塾生を持ち上げ、男塾を馬鹿にするような発言を繰り返すが、仮に際どい判定で羅漢塾塾生が負けても「負けは負け」と認める潔さを持つ。
その性格は江田島曰く「粗にして野だが卑にあらず」と評している。
『暁!!男塾』で登場した際には病に侵され余命一ヶ月と宣告され、再びどちらが上か真価を賭けて「裏箱根地獄駅伝」を行う。
誘拐された清元の救出を男塾に託し、戦いの後数万分の一という難手術の末、奇跡的な回復を果たした。
江田島とは普段こそお互いに意地を張り合っているが、勝負の後にはお互いを称え、認めあう親友である。
江田島平八伝では帝国陸軍特別機動部隊「羅漢」隊長。居合い抜きの達人。 現在とは違いイケメンで、「時の流れは残酷なもの」と江田島は後に評している。