「俺が極小路秀麻呂だ!!」
概要
日本有数の広域暴力団・関東極獣連合総帥の跡取り息子で、父親の命令で厭々男塾に入塾し、親の威を借りて教官や他の塾生相手に横暴な振る舞いを繰り返した。
未成年者でありながら、平気でタバコも吸っていた。
アニメ版では、第二話で桃達に事務所を破壊された報復に男塾に殴り込みをかけると言う展開に変更された。
最終的に実家の関東極獣連合が敵対組織の襲撃と警察のガサ入れを喰らって壊滅してしまった為虎の威も帰る場所もなくなり、教官や他の塾生達にお仕置きされた後は他の塾生と変わらない扱いになった。
驚邏大四凶殺においては「上がらずの塾旗」とまで呼ばれた超重量の塾旗を、全身の血管から血を吹き出しながらも自らの限界を超えて上げ続けた事で正式に男塾の塾生としての風格を認められた。
風雲羅漢塾との対抗戦では、虎丸と共に相撲の代表に抜擢され、風雲羅漢塾代表・華田兄弟の弟を持ち上げ辛うじて勝利した。
その低い身長から小学生だと思われがちだが、アニメ版では高校一年生だと明言している。
卒業後の進路
1996年が舞台の『天より高く』では「綾小路」姓に改姓しており、コンピューター関連企業に身を置いている。公式ガイドブックでは「多分結婚して婿養子になったのだろう」などと推察されている。『暁!!男塾』では伊達のバカ甥・安東洋明を男塾に編入させるために芝居を打った。
『極!!男塾』では死の間際にあった富樫の病室を訪れていた。髪はすっかり白くなり、老眼鏡をかけている。一部の塾生が老齢による健康障害を負っている中、彼は見た限りでは健康であった(もっとも高血圧持ちらしいが)。
中盤で男塾特攻隊に選抜され、大豪院邪鬼蘇生のために大鐘音のエールで再び上がらずの団旗を持ち上げる。スサノヲ親衛隊の怒呂雲に手裏剣でめった刺しにされながらも300㎏の旗を揚げ、邪鬼の覚醒に一役買った。
なお『暁!!』終了後に分岐したと思しきギャグパラレル『紅!!女塾』では孫娘と思しき綾小路まろまろが登場。やはり婿養子説が濃厚である。ちなみにこのキラキラネームぶりには本人も辟易していた。
関連項目
泊凰:後にチビポジションを奪いかけたライバル
安東洋明:伊達の甥で、後に自身のポジションを受け継ぐ