富士をも揺るがす魂の叫び。
男塾名物『大鐘音』
その由来は戦国時代
遠方の味方の兵をはげますために
自陣の上に一千騎の兵をならべ いっせいに大声を出させ
檄を送ったという故事に由来する
その距離はおよそ二十五里
キロになおすと100キロ離れていたというから驚嘆のほかはない
余談ではあるが昭和十五年の全日本大学野球選手権に於いて
W大応援団のエールは神宮球場から池袋まで聞こえたという記録がある
民明書房刊『戦国武将考察』より
男塾至宝 大塾旗"喝魂旗"
男塾の魂。別名あがらずの塾旗ともいう。
いくら大鐘音のエールをきっても、これをたてなければ真の大鐘音とはいえない。
縦十米 横七米 ポールの重さを含めると300kgにもなる畳五十畳敷きのバケモノ塾旗。
これをあげるには、ただ体力だけでなく精神力が大きくものをいう。これに挑戦して失敗して肋骨を折り死んだ者、一生寝たきりの体になってしまった者もいる。
作中では驚邏大四凶殺において極小路秀麻呂が命をかけて持ち上げた。
『極!!男塾』ではスサノヲ一味に捕まっていた大豪院邪鬼を目覚めさせるべく男塾特攻隊と、宇宙から合流した魁組+暁組+カグヤが行った。スサノヲのけしかけた斥候を万人橋・改で蹴散らすと、一行は遂に邪鬼を覚醒させるに至る。
余談
『魁!!男塾』の前日譚に当たる『男塾外伝 伊達臣人』においては大林寺修行僧達が飛燕を励ますために頭槌鐘砕と合体させて行った。
『暁!!男塾』では林正治が男塾では御法度の携帯電話の持ち込みがバレて破壊されてしまい、入院中の妹・ミカとも連絡できない状況に陥った際、「超絶なる敢闘精神は科学をも凌駕する」という塾長の訓辞を受けた剣獅子丸達一号生の案で、車で一時間以上かかる病院までミカにエールを送るべく男塾校舎の屋根の上から行われた。
なお現実の全日本大学野球選手権の第一回大会が開催されたのは昭和27年である。
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ファイナルファンタジー4:ラスボスの戦闘前の展開がこれによく似ている。