要点
戦国時代、武田信玄と松山勝善の合戦の折、窮地に陥った主人・松山勝善を助けるべく、侍大将・楠木清久は援軍を率いて向かった。
しかし、松山勝善の立てこもる高楼山へ行く途中にある雛谷の橋は敵の手によって落とされていた。
そこで楠木清久は一計を案じ、中国の兵法書(武鑑)にヒントを得た人橋をかけ谷を渡った。
このとき人橋となった者三十人は味方の兵を渡しきったあと、ことごとく力つきて谷に落ちたという。
その後、松山勝善はこの三十人の勇者達を称えそこに高楼三十塚を建立した。現代でも橋を建設するときは工事関係者がこの塚に参拝し、工事の安全を祈願する習慣がある。
中津川大観著・時源出版刊『戦場にかける橋』より
概要
作中では大威震八連制覇に向かう剣桃太郎ら一号生を通すべく、田沢慎一郎と松尾鯛雄がこれを考案し、肩車を延々続け最後は一斉に前に倒れこむことで人の橋を完成させたが、一番下で支え続けた田沢と松尾は力尽きて谷底に落ちていった…。
しかしながら当然生きていた。
ゲーム版『日本よ、これが男である!』ではなんと男塾の授業科目に指定されている。
『極!!男塾』では肩車だけで止める「万人橋・改」が登場し、伊達臣人がよじ登ってスサノヲ親衛隊の怒呂雲を撃破した。
関連項目
スーパースリー:本来複数人で行うこの行為をなんと一人で行える奴が出てくる
戦翼のシグルドリーヴァ:アニメ第4話にて男軸の名前でまさかの登場。
終末トレインどこへいく?:アニメ12話にて、中富葉香を連れ去ったポイズン・ポンタローの装甲列車を追跡するアポジー号の行く手が断線していて脱線の危機に、黒木美都の指示で渡りゾンビたちが敢行、見事にアポジー号を先に渡らせた。
スターアライズ:4人で鍵持ちキャラを渡らせるアクション「フレンズつりばし」がある。
THE突破ファイル:男塾ファンであるサンドウィッチマン伊達が度々このネタでボケをかます(そのためか度々イメージ画像に使われMCの内村光良がツッコミを入れる)。
その後、ある回で使われた再現ドラマの突破方法がまさにこれを彷彿とさせるものだった。
でんぢゃらすじーさんと1000人のお友だち邪:じーさんを奈落の向こう岸に渡らせるため、お友だち軍団が橋となって渡らせるアクションがある。
グンタイアリ:リアル万人橋。